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写真 いまだに何をやるかわからない中、オシムジャパンがいよいよ週明けからスタートする。しかし、その周囲では不思議なことばかりが…。 就任以来の朗報といえば「通訳問題」がなんとか解決したことだけ。日本代表監督就任のきっかけにもなった「オシム語録」だが、就任してから通訳が不在。オシム監督の母国語である「ボスニア・クロアチア語が完璧(かんぺき)に話せる人を希望したからです」(協会関係者)という。 トルシエ時代はダバディ氏、ジーコ監督には来日以来15年間ともにした鈴木国弘氏が通訳を務めてきた。両氏は通訳以上の影武者という役割が大。そこで日本サッカー協会はオシム監督が推薦した通訳ではなく、あえて「日本人通訳探し」に奔走してなんとか、みつかった。しかし、その力量は未知数だ。 また、ズラリと顔をそろえたオシムジャパンの日本人コーチもオシム監督に対しては「?」の毎日。ある代表コーチは「どの選手をみてこい、なんて指示は一切ない。オシム監督が理想の選手像を語ってわれわれが探し出す。選考基準なんてないですから。コーチ同士が携帯電話で連絡を取り合う毎日です」と苦笑い。これでは天下のサッカー日本代表コーチ陣というより、オシム校長から「夏休みの宿題」を出された生徒たちといったところだ。 最も不思議なのは、オシム監督の「査定機関」がないこと。30日の評議員会で承認されて8月1日からスタートする第3次川淵内閣でも「日本代表GM」は置かないことが決まっている。他国では技術委員会が代表監督の査定機関なのだが「われわれはサポート機関」(田嶋幸三委員長)の一点張り。誰も自分のことを「クビ」にできないとオシム監督が知ったら、こんなに楽な代表監督は世界でもあり得ないと思うだろう。 注目の初戦は8月9日。オシム監督の本当の実力を見極めるのは、そこからでも決して遅くはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.29 22:44:15
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