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テーマ:暮らしを楽しむ(383619)
カテゴリ:捨て部
「食器棚 VS わたし」。
すずひは このたび食器棚を捨てました。 食器棚の・・・「上半分」を 捨てました! 昨日の正午から、たった1人で始めた作業。 16時30分。 完成!! ↓ < after:1 > < after:2 > < before > ↓ この度の「食器棚 VS わたし」は、ご覧の通り「引き分け」です。 一気に全て行く勇気が無かった。上半分しか、捨てられなかった・・・。 「全捨て」の勇気が、なぜ 無かったのか。 20年間ずっとここにあった食器棚を一気に捨てた時、わたしと家族が必ず味わうであろう 一時的な不便さ。その「一時的な不便さ」への具体的な対応策が、まだ考えつかなかった。 ならば、取りあえず半分くらいのサイズの食器棚かカウンターに買い替えようか、とも 一瞬、本気で思ったのです。しかし、それだけは、避けたかった。 家具を捨てたのに、それでまた家具を買っていたのでは、本末転倒。 バカみたい。 そんなの、わたしの目指す「捨て」じゃない。 よし。それなら、現時点で可能な「捨て」から着手しよう。 すでに空っぽも同然になっている食器棚の「上半分」を、まずは捨ててみよう。 徐々に慣れ、万全の準備を整え・・・そして今度こそ、次回こそ、全部、きれいに捨てるんだ。 塗装を終え、外していたパーツを装着します。一番好きな、楽しい作業。 続いて、処分する「上半分」を、細かく解体します。こちらはちょっとつまらない厄介な作業。 そもそもこの食器棚を20年前に組み立てたのは 他ならぬ わたし自身。 ( 正確には わたし &亡き父 の仲良し父娘コンビ) この大きな食器棚の解体方法や その手順を、だから、わたしは完璧に心得ているのです。 バラバラの端材状態への分解作業、完了。 元は大きな食器棚ですが、これならふつうの「燃やせるゴミ」の日に出せる! やった! (手にペンキがついてますね) 夢中になって1人で解体している時、ふと 亡き父が傍に来て 笑っている気がしました。 「おいおい、おまえは相変わらずそんなことばっかりやってるなー」と。 20年前、嫁入り前の娘は ドライバーの握り過ぎで 手に豆をこしらえていました。 まだ電気も水道も引いていない 真新しいこの部屋で。 必死になって食器棚を組み立てるわたしの姿に、呆れて、でもちょっと感心していた 父。 一緒になって、手に豆作って 毎日 暗くなるまで 手伝ってくれた。 66歳の若さで ガンで逝ってしまった父。 大好きだった お父さん。 半分になった食器棚を空から見下ろして「やい!下手くそ、もうちょっと上手にペンキぬれや」と、きっと、笑っている。 あの日とおんなじ笑顔で・・・ 優しく、呆れながら。 「にほんブログ村・ミニマリスト」に参加しています にほんブログ村 ↓ 「Design letters」が好きで、好きすぎて、つらい。 【単品販売】DESIGN LETTERS(デザイン レターズ) 木製 室内用 レター(1) 【単品販売】 DESIGN LETTERS (デザインレターズ) ティータオル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.26 14:02:50
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