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テーマ:暮らしを楽しむ(384462)
カテゴリ:幸せになる「勇気」
ハグオーワーの。
雅姫さんの Instagramを見ていたら・・・ キョンキョンがいました。 小泉今日子さんです。 今年のニットにも 大好きな「指あな」があります。 今シーズンの、今日が、初・ニット。 キョンキョンのデビューは、わたしが確か小学校5〜6年生くらいのことで。 当時、わたしの周りには「伊代ちゃん派」が多く、 あとは「ちえみちゃん派」、ちょっと後からデビューした「明菜ちゃん派」という感じで、 子供の中には、キョンキョン派は 少数でした。 わたしは キョンキョン推しで。 断然 キョンキョンで。 その後、キョンキョンが、 なんだか それまでの他のアイドル勢とは全く異なるような存在感や才能を発揮し始めたとき、 ひとり、ニヤリとほくそ笑んだものです。(子供の頃からこんな子でしたよ・笑) 先見の明よ、と(笑) なぜキョンキョンがハグオーワーに!? と驚きましたが、 その日は「ハグオーワー20周年」の、お祝いのパーティーだったのです。 キョンキョンは、ゲストでした。 とても可愛い、雅姫さんと色違いの、くすんだブルーの花柄のワンピースを着ていました。 「なんてったってアイドル」や、「あなたに会えてよかった」を歌うために、そこにいらしていたわけではありません。 「朗読」のゲスト、だったのです。 もちろん、洗えます! さらっとしているのに、ちゃんとウール。 ちゃんと暖かい。 詩の朗読。 キョンキョンは、朗読していた。 キョンキョンにしか出せない、あの少し鼻にかかったような チャーミングな声で。 茨木のり子さんの・・・ 「小さな娘が思ったこと」という、作品。 小さな娘が思ったこと 茨木のり子 我が家には、実は、「アンデルセン先輩」が。 2学年上のパイセンが(笑) すずひはブラックの7GG。「おとーさんアンデルセン」は、ホワイトの5GG。 人の奥さんの肩に降り積もる、あの目にはうつらない「やさしさ」は、 人を愛し続けてゆくことで、澱のように降りつもり重なってゆく、その美しい何かの正体は。 「疲労だったのだ」と気づいた 作者。 (そして、すずひ) 愛することの代償として、肩に、人生に降り積もってゆく「疲労」。 その美しさよ。 その代償を払う覚悟がなければ、人を愛することなどできないのだよ、と。 キョンキョンは、朗読していた。 あの場所に、とても、行きたかった。 あそこに居たかった (;_;) キョンキョンは、朗読していた。 キョンキョンが、キョンキョンであるがゆえに表現できうる、 あの、大人のようで、少女のような、ちょっとはにかんだような 唯一無二の世界観で。 大好きな詩を。 わたし、この詩には、最後の一行で、・・・ ちょっと、意識を失いそうになる。 遠のく。 魂を抜かれる、というか、ああ、そうであったか!というような。 圧倒的な発見と、脱力。 若い頃に読んだ時よりも、今のほうが、わかる。 ずっと。 小さな娘が思ったこと。 小さなすずひが思ったこと。 小さなすずひがおとなになって、妻になって、母になって、いま、じんわりと感じていること。 疲労は、悲しいものではない。 わたしは、実によく「疲れる」のだが。 呆れるほど 疲れてばっかりいるのだが。 それは、日々。 人を愛している証拠、愛せている証拠、なのかもしれない。 疲労を醜いものみたいにいう人はには わかるまい。 疲労の美しさ。 素敵さ。 どんな「きれいな娘」にもない・・・ 日々 降り積もった、とても やさしい「何か」。 おわり お読みくださって、いつも、ありがとう ( ´▽`) にほんブログ村 キョンキョンの歌の中では 「木枯らしに抱かれて」と「優しい雨」と、 「My Sweet Home」と「月ひとしずく」、「BEAUTIFUL GIRLS」が 好きです( ´▽`) ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.14 18:18:45
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