リュウちゃんの懐メロ人生

奈良の古刹跡地に咲く40万株の「ホテイアオイ」
今、畝傍山を見上げて咲き誇る。

ようやく秋の色が濃くなって来た９月10日、久しぶりに女房と２人で橿原市にある本（もと）薬師寺跡に咲く「ホテイアオイ」を見に行きました。

リュウちゃんがここに「ホテイアオイ」の名所があると知ったのは、ブログ友Ｈｕちゃんの2013年９月21日更新のブログ「奈良県散策その１」からでした。
http://plaza.rakuten.co.jp/husan/diary/201309210000/

大和平野の真ん中に咲く「ホテイアオイ」の群生、素晴らしい風景だ！

Ｈｕちゃんのブログが更新された少し後、2013年９月28日に、「ヒペリカムが好き」という素敵なブログを更新しておられた「lily3777」さんのブログに、ここのホテイアオイのフォトブログが更新されました。
http://plaza.rakuten.co.jp/lily3777/diary/201309280000/

リュウちゃん、この二つのブログを見て、

来年こそは絶対、ここの「ホテイアオイ」を見に行くぞ！

と、固く心に誓ったのでした。

９月10日は午前９時に家を出発、10時少し前に最寄り駅の近鉄「畝傍御陵前」駅に到着、駅から本薬師寺跡までは道路を東に500mくらい、約10分で到着しました。稀代の方向音痴のリュウちゃんですが、さすがに一本道なので、間違えようが無かったという次第、今日は頼もしい女房殿も付いていましたしね（苦笑）

冒頭の２枚の写真の背景の山は、以前、「藤原宮跡のハスの花」のブログで紹介した「畝傍山」です。

下の写真の「大木」の植えられている処は、本薬師寺の東塔跡地です。本薬師寺は藤原宮跡と直線距離で700m位、後で持統天皇となる天武天皇の皇后の病気平癒を祈願し、持統８年（694年）、藤原宮遷都の４年後に完成されたと云われています。

ここのホテイアオイは毎年７月初めに近所の小学生などのボランティアが１万４千株を植えると、二カ月後には40万株にも大繁殖するのだそうです。その繁殖力の強さ故に「青い悪魔」の別称があり、1980年には、北海道に匹敵する面積のアフリカ・ビクトリア湖に流れ着いたホテイアオイが、たった７年で、この広大な湖を覆い尽くしてしまったという「事件」があったそうです。

北海道の面責に匹敵するホテイアオイの群生、さぞ壮観な眺めでしょうね！

小一時間程、ホテイアオイを楽しみ、ここから明日香村の「甘樫丘」に向かいました。本薬師寺跡から「甘樫丘」までは約３キロ、初めて辿る道ですが、女房殿の適格なエスコートもあり、お昼頃に「甘樫丘」の頂上に着きました。

下の写真は「甘樫丘」の頂上から撮った「畝傍山」と本薬師寺周辺の風景です。

一時間くらい前に居た場所が点のように見える！

何やら不思議な感じです。

ここで持参した女房殿お手製のおにぎり弁当で昼食、勿論、リュウちゃんは持参した

缶ビール２本がメインです。

「甘樫丘」で昼食を楽しんだあと、秋の明日香村散策を楽しみました。

下の写真は明日香村のシンボル、「石舞台」です。

「石舞台」の周辺には、９月下旬になると、「白い彼岸花」が咲くのですが、この日はまだ全く咲いていませんでした。４年前に更新したリュウちゃんの過去ブログで、「石舞台の白い彼岸花」をお楽しみ下さいね（下記ＵＲＬ）
http://plaza.rakuten.co.jp/0511katutyan/diary/201010010000/

下の写真は、聖徳太子生誕の地とされる「橘寺」の境内に咲く「酔芙蓉」です。

下の写真は、「石舞台」と並ぶ明日香村のシンボル「亀石」です。

石舞台から、橘寺～亀石を経由し、近鉄吉野線の「岡寺」駅に着いたのが午後４時頃、ここまでの歩数は、軽く２万歩を超えていました。

天候にも恵まれ、充実したハイキングになりました！

冒頭で紹介しました「ヒペリカムが好き」のリリー姫、昨年11月15日を最後に、ブログ更新を断ってしまいました。大ファンだったリュウちゃん、未だに残念でなりません。

リリー姫様
またいつの日か、楽しいブログを再開してくださいね。ファンは姫のブログ再開を、当てにせず、でも当てにして何時までも待ち続けていますよ。