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どれだけ祈れば、 あの子は帰ってくるの―? ある日突然、消えた息子。 5ヵ月後に帰って来た彼は別人だった―。 1928年、ロサンゼルス。 魂で泣く本当にあった物語。 チェンジリングHP チェンジリング シネマトゥデイ 英題: CHANGELING 製作年: 2008年 製作国: アメリカ 日本公開: 2009年2月20日 上映時間: 2時間22分 スタッフ 監督・製作・音楽: クリント・イーストウッド 脚本: J・マイケル・ストラジンスキー キャスト アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ コルム・フィオール ジェフリー・ドノヴァン マイケル・ケリー ジェイソン・バトラー・ハーナー エイミー・ライアン ガトリン・グリフィス チェック 『硫黄島からの手紙』などストーリーテリングには定評のあるクリント・イーストウッド監督による感動作。 息子が行方不明になり、その5か月後に見知らぬ少年を警察に押し付けられた母親の真実の物語を静かなタッチでつづる。 実生活でも母親であるアンジェリーナ・ジョリーが、エレガントだが強さを内に秘めた母親を熱演。 1920年代当時、堕落したロサンゼルス警察が保身のために行った数々の非道な行動が、実際にあったという事実にがく然とする。 ストーリー 1928年、シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は、ロサンゼルス郊外で9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)と暮らしていた。 ある土曜日、彼女は同僚に泣きつかれて断り切れずに休日を返上して仕事へと向かう。 暗くなって彼女が帰宅すると、家で一人で留守番をしているはずの息子の姿はどこにもなかった。 アンジェリーナ・ジョリー( クリスティン・コリンズ) 20日の初日に鑑賞しました。 (ワーナー・マイカル・シネマズにて¥1000) 重い映画だったので、仕事帰りのレイトショーでの鑑賞はチョッときつかったです。 本来なら市民を守るべき立場なのに、腐敗した警察、そして市長、医師等、地位のある人達は自分の保身の為にとんでもない事を。。。 何だ!!1928年のロサンゼルスは・・・。 誰を信じ、誰に頼れば良いの?となんとも言えない苛立ち、怒りがズーッと胸の中で渦巻いてました。 子供の無事を祈りつつ必死に捜して欲しいと訴えても、聞き入れて貰えない歯痒さにイライラ!! 体面ばかりを気にする警察は、なんと偽りの子供をでっちあげ、身長が7cmも小さいのに、ストレスで背骨が縮む事もあるって・・・そんなばかな。。。 母親だもの。。。 5ヶ月しか離れてないんだもの・・・間違うはずがないじゃないですか! クリスティンが自分の子供じゃないと騒ぐので、警察はミスが暴かれるのを恐れ”子育て放棄だとか、自分の子を別人だと主張した”とかで精神異常と決めつけ精神病院へ強制的に入れてしまう。 もう怒り度爆発!! それでも、子供を持つ母は強し!! クリスティンは負けませんでした。 負けずに立ち向かっていく姿に”ガンバレ”と応援せずにはいられませんでした。 アンジーは、そんな母親を魂を込めて熱演してました。さすがです。 そして最も憎むべき人物、犯人のへらへらした異常な態度に、恐怖を感じ背筋が凍りました。 かれは、不気味さ全開で良い演技をしてました。。。が あまりにも衝撃的で信じがたいですが、こんな事が実際にあったなんて。。。 『事実は小説より奇なり!!』と監督もインタビューで言ってましたが、この様に闇に葬られてる事実は、世界のあちらこちらで沢山あるのでしょうね。。。 最後に、きちんとした裁きが行われた事に安堵し、胸をなでおろしました。
≪注≫ネタバレ(実際の事件) ゴードン・ノースコット事件 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (映画は殆どこの事実に沿って作られてますので、映画を観てない方は要注意!!) チラシより 『チェンジリング』「取り換えられた子供」の意味 背景には 『妖精がさらった子供のかわりに置いていく醜い子供』 という伝説が宿る
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