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フリー編集者の父親の       親バカ日記

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ワターの親バカ日記 [全2233件]

May 15, 2011楽天プロフィール Add to Google XML

君は、突然、嵐のように 

食事中の方には不快な内容があるかもしれませんので、ご注意ください。 

 

今日は11時から夕方までバレエの練習があります。

公演が近いので、舞台稽古をするのです。

「ごめん、きょうは遊べない」

朝9時、大先生が電話を受けていました。 

マツダ君です。 

昨晩、みなが眠ってしまった10時前に1本、朝7時過ぎに1本、留守電が入っていて、それもマツダ君でした。

 

今日はさすがに遊ぶことはないのだろうと思っていたら、さにあらず。

バレエから帰ってきた大先生、昼過ぎに入っていた留守電を聞いて、マツダ君へコールバック。

18時までの約束で、遊びに出しました。

5時過ぎ、チャイムが鳴ります。

「パパ~ちょっと来て~」

大人でなければできない、マツダ君の一輪車のサドルの調節などをしてあげます。

家で遊んでいた若先生も、遊びに合流。 

しばらく遊んでいたマツダ君、突然私を睨みつけました。

「さては、昨日のことに文句があるのだろうか」

その一瞬の疑惑は、間違っていることがすぐに判明します。

 

「ぐっぐ、気持ち悪い~」

げぼげぼげぼ。

「うわ~!」
「きゃあ~!」
「パパ~、なんとかして~」

家の前の道路に巨大な円形状のピザが出現。

庭から土を運んで上にかけ、シャベルでかき混ぜて、ビニール袋に入れ、応急処置完了。

申し訳なさそうに見ているマツダ君の額を触ります。

まだ熱はありません。

「いまのところ、熱はなさそうだけど、家に帰ったらお家の人にゲロを吐いたことをきちんと話すんだよ。夜はもう一度熱を測ったほうがいいね」

「僕、まだ遊びたい」

「今日は帰ったほうがいいわよ」
様子を見に来た妻の一言に促され、マツダ君は帰って行きました。

夜、マツダ君のママから電話。

帰宅後も何度かおう吐して、熱も上がってしまったとのこと。

「きょうは、びっくりしたね~」
「ほんとだよね~」
「すごい量だったよね~」

お風呂に入っても、布団に入っても娘たちとは、この話で持ちきりでした。

翌朝、早い時間にマツダ君本人から留守電にメッセージ。

「きょう、がっこうやすむね~」

症状がそれほど重そうではなく、ほっとしました。




Last updated May 21, 2011 07:34:37 AM
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May 14, 2011

嵐の予感 

マツダ君はいま大先生にべったり。

平日の夜には2~3回電話がかかってきます。

週末は朝に1本、午前中遊んだ後、昼食時に1本、習い事から帰ってくるとまた1本。

よくそれだけ電話をしてくるかと思うほど、頻繁に電話をして、遊びに誘います。

 

今日もまた、いつものような週末となりました。

「マツダ君と遊んでくるね」
「どこで遊ぶの?」
「マツダ君の家か児童館」
「12時にはお昼御飯だから、それまでに必ず帰ってくるんだよ」
「わかった」
「腕時計してきなさい」
「学童にもマツダ君の家にも時計があるから大丈夫だよ」

あっと居間にお昼になり、12時を過ぎても帰ってきません。

結局12時半過ぎに帰宅。

「約束は守りなさい!」
「は~い」

妻のおしかりを受けています。

「大ちゃん、ピアノのあとは昨日欲しいって言っていた辞書を買いに行こうね」
「うん!」

土曜日の夕方は大先生はピアノのレッスンを受けています。

ところが、私が若先生の迎えに行った一瞬の間に、マツダ君から電話があり、出掛けてしまっていました。

「パパと約束があるんでしょ、と言ったのだけど、早く帰ってくるから大丈夫、と言って出ていったわよ」
「何時に帰ってくるの」
「5時の約束」

ということで、5時まで待っていましたが、帰ってきません。

30分過ぎても連絡がないので、さすがに心配になり、まずはマツダ君の家へ電話。

留守電でした。

妻と手分けをしてマツダ君の家の近くを捜索。

「早く、リョウのおばあちゃんの家でご飯が食べたい。おなか減った!」

待ちきれない若先生がぐずり始めます。

15分ほどして、道を歩いている大先生を発見。

「こら! 時間を守れっていっただろう! お昼に破ったときにも注意したよね。なぜ守れない!」
「今度はちゃんとした理由があるよ」
「言ってごらん」
「マツダ君の叔母さんが帰るっていうから、一緒に駅まで送って行って遅くなったんだ。着いていきたかったから、しょうがないでしょう」
「それはまったく理由になりません。こう何度も約束を破られるようなら、もうマツダ君とは遊ばせない。いいね!」

気分を直して、外食に出かけようとすると、向こうから自転車に乗ってマツダ君がやってきます。

「お~い、大ちゃん」
「きょうはもう遊べないよ」

私に言われる前に、大先生が先に伝えていました。

大人げないかもしれませんが、私の顔には「もういい加減にしろ」と書いてあったと思います。

そして、このことが、翌日の悲劇の伏線となりました。




Last updated May 20, 2011 5:04:19 PM
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May 11, 2011

静かなる憂い 

静かな、静かなお昼でした。

今日は両先生の家庭訪問の日。

妻は会社を休み、私も仕事を休業。

子供たちが巣立ち夫婦ふたりきりになったら、こんなふうに静かな時を過ごすのだろうかと、感慨に浸りました。

いまはまだ、毎日うるさいくらいでもよいと、しみじみと思いました。

 

お昼は近くにある人気のラーメン屋さんへ。

大先生があまりその店の味を好まないため、この機会を利用しない手はありません。 

久しぶりに夫婦水入らずで、食事ができると思いきや。

妻は店のテレビにくぎ付けです。

被災地の一時帰宅の映像でした。

「うちにもし一時帰宅したとしたら、必要なものをすぐに取り出せるかしら・・・」

ううむ。

確かにそれを考えると、釘づけになりますね。

 

 

午後からは時間差で、ふたりの先生が来訪。

おふたりとも、とても優しい先生です。

娘たちの、我が家とは違う学校での横顔を教えていただいて、充実したひと時となりました。

こういう機会はいいものですね。 

 




Last updated May 20, 2011 4:40:17 PM
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50掛ける嵐  (2) 

大先生と若先生そしてマツダ君と、通学路を歩いていたときのこと。

「あっ、『ごじゅーあらし』さんの家だ」

マツダ君の指さす表札を見ると「五十嵐」の文字。

「ほお~、漢字、よく読めたね。読めた人だけに教えてあげるんだけど、この家、じつは秘密があるんだ」
「なになに?」

マツダ君、身を乗り出してきます。

「この家にはね、嵐が50人いるんだよ!」
「え?」
「玄関のドアを開けるとね・・・そうだね~、今日だったら、大野君が50人出てくるよ」
「ええええ?」
「ほんとだよ。みんなまったく同じ顔した大野君が50人いるんだ」
「すげえ!」

マツダ君、大感動!

単純な思いつきのホラ話ですが、受けてしまいました。

男の子はかわいいものですね。
 

 

 

 




Last updated May 14, 2011 11:45:30 AM
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May 07, 2011

独立宣言 

「ママはここから先はいいから。帰って」

午前中、妻が若先生を児童館に連れて行ったところ、入口近くで追い返されたのだそうです。

『ふふふ。ワカちゃんはやっぱりパパっ子だ。付き添いはパパじゃないとね』

すっかりいい気分になった私でしたが、得意の絶頂から転げ落ちるのはあっという間でした。

「パパ、ここでいいよ。ピアノの前に迎えに来てね」

なんと私も建物のずっと手前でお別れです。

知らぬ間に、若先生はすっかりたくましく成長していたのだと、実感しました。




Last updated May 08, 2011 07:58:19 AM
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May 06, 2011

鉛筆の音と寝息 

「お風呂入るけど、いったん中断すれば?」
「やだ。もうちょっとやりたい」

「もうそろそろ寝たら?」
「あと少しだけ」

夕飯後、ずっと算数の問題を解き続ける大先生。

クラスのある男の子が、教科書のずっと先の問題をすらすらと解くのをみて、刺激されたようです。

同じところまで、問題を解いておきたいのだそうです。

足し算と引き算を連動させながら計算し、最後が7000になる問題がありました。

どうしても7000にならない!

ということで、父に助けを求めます。

検算の仕方を丁寧に教えて、ふたりでどこで計算を間違ったのか確認していきました。

「あった! ここで間違えていたのか!」

学ぶ楽しさを少し感じてくれているようで、なんだかとてもうれしくなりました。

 

 

就寝時になってもまだ机に向かう大先生。

布団に入って待っていると、ようやく終了。

速攻で歯を磨き、私の布団に滑り込んできました。

若先生のほうは、もう随分前に眠りに落ち、平和な寝息を立てています。

 

いまのこの瞬間は、間違いなく幸せなひとときなのだと、実感しました。




Last updated May 08, 2011 07:15:40 AM
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May 01, 2011

かんぺいちゃん、おおきに! 

大阪滞在3日目。

午前中はキッズパーク。

午後からは梅田の高層ビルで空中散歩。

美味しいものだけでなく、いろいろ体験もできました。

子供たちにとって一番おもしろかったものは何かと言えば、大道芸!

芸人さんと観客の関西弁の掛け合いに引き込まれていました。

ノリとテンポ、そしてボケとつっこみ。

見ている人を飽きさせない話術と、もちろん大道芸(火のついたたいまつのジャグリング)を堪能。

大阪の魅力を味わっていました。

 

 

私は人情が身にしみました。

新大阪駅でのことです。

見つけたトイレは女性用の便器が汚かったようで、別のトイレを探して駅構内をうろうろ。

看板を見て必死に探していると、若先生が叫びます。

「はやく~。もれるう~」

すると見知らぬおじさんが話しかけてきました。

「なんか、さがしとるんかい?」
「トイレをさがしているんです」
「なら、この下の階にあるで」

すぐ近くまで来ていたのでした。

妻がトイレに連れていくと、問題発生。

トイレットペーパーがありません。

持ち合わせのティッシュも切れかけています。

大ピンチ。

 

 

すると・・・

さっきのおじさん登場。

男性トイレからちょうど出てきたところで、我々の話を耳にしたようです。

「ほれ、これつこうてや」
「いいんですか」
「もってっとったらええ」

ご自分のティッシュを差し出してくれました。

娘がふたりとも大をするという、文字通り「大」ピンチを、なんとかしのぐことができました。 

間寛平さん似の、いっけん怖そうなおじさんでしたが、笑顔がとても優しかったのでした。

本当に、ありがとうございました。 

注)私は大阪弁のネイティブスピーカーではないため、ここで書いた大阪弁は正確ではないかもしれません。

 




Last updated May 03, 2011 11:36:47 AM
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