|
カテゴリ:カテゴリ未分類
医者で治療費を払う。調剤薬局で薬を買う。消費税は掛からない。
一方、医療器具や歯の治療材料は課税対象らしい。 と言うことは、消費税が今のままな限り、医療は構造的な赤字に陥ってるわけだ。 実際どうなのか、ネット検索とこれまで集めた資料で調べてみる。 京都宇治徳洲会病院総長、増田道彦氏のインタビューが分かり易い(元記事が見付からず初出は不明ですが、2005年5月の全国商工団体連合会による聞き取りのようです)。 「消費税で福祉、医療の改善ない」 Q. 医療機関における消費税の実態についてお聞かせください。 A. 患者さんの医療費は非課税とされています。ですが医療機関が薬やレントゲンを仕入れるときには5%の消費税を払っています。医療機関が仕入れのために払う消費税は、収入である医療費の約2%相当です。 国は「医療費は非課税だから診療報酬に消費税を乗せている」という説明で、医療費の1・53%が消費税分として内税みたいに、診療報酬に上乗せされているとしています。 ですから約2%から1・53%を差し引いた約0・47%が損税なんです。いま公的病院は赤字が多く、民間病院で黒字が出ていても1%というレベル。消費税の負担は大きいんですよ。これが10%になったら大打撃です。 医療にかかる消費税をゼロ税率にし医療費を1・53%下げれば、約30兆円の国民医療費のうち、4590億円が下がります。すると窓口での支払いが減り保険財政も助かる。医療機関の損税もなくなります。 なるほど。やっぱり構造が悪いんだ。構造改革を言うならこういうことを改めないと。 福祉に使うと言ってるなら、元々福祉医療に使う物には掛けるな。目的税なんだから。 消費税、何にでも一律課税というのはやっぱり間違っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月23日 13時34分27秒
コメント(0) | コメントを書く |
|