首位はメキシコ通信王、中国も台頭 フォーブス長者番付
(CNN) 米経済誌フォーブスは10日、2010年版の世界長者番付を発表した。メキシコの通信王カルロス・スリム氏が資産総額535億ドル(約4兆8000億円)で初の首位になり、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は2位に後退した。
長年首位を守ってきたゲイツ氏が世界一の座を明け渡したのは、1995年以降のランキングで2度目。資産総額は530億ドルだった。3位は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏で、資産総額は470億ドル。
スリム氏は、携帯電話会社アメリカ・モバイルの傘下に多大な資産を持つ実業家。ただしゲイツ氏との差はわずかで、もしマイクロソフトの株価があと1ドル高ければ、ゲイツ氏が首位に立っていただろうとフォーブスは記者会見で指摘した。米国人以外が首位に立つのは1994年の堤義明氏(西武鉄道会長=当時)以来となる。
ランキング上位10人の資産を合わせた総額は3420億ドル(約30兆9000億円)となり、前年の2540億ドルを上回った。資産が10億ドル超の億万長者の数は1011人となり、前年の793人からは増えたが、過去最高だった2008年の1125人には届かなかった。
国別に見ると、億万長者の約40%に当たる403人を米国人が占め、次いで中国が初めてロシアを抜き2位になった。台湾、韓国、香港、インドなどアジアの国・地域の富豪が大幅に増えた。
女性は1011人のうち89人のみで、米テレビ司会者のオプラ・ウィンフリー氏などがランク入り。年齢別に見ると最年少は212位に入った米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ氏(25)、最年長はスイスのヴァルター・ヘフナー氏(99)で287位だった。
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