◎ 収益物件の情報取捨選択 ◎ 情報分析~現地調査 #00001
収益物件情報を探し始め、たくさんの情報を入手したら、
多くの方は、「売出価格、利回り、所在地」を最初にチェックすると思います。
売出価格については、特記すべきことはありません。
自分が購入できる価格(上限)、自分が購入したい価格(下限)を決めて、
売主が売却できる価格(下限)、売主が売却したい価格(上限)との間で、
マッチングする価格が売買契約価格になるだけの話です。
売出収益物件の概要資料には、「利回り○○%」と書かれています。
これは、
「周辺の同等物件の家賃相場から想定される現行家賃」で
「満室経営」を達成した場合に、
「年間期待家賃収入」を「売出価格」で割り出し、
不動産会社が算出したもので、
表面利回りなどと言うこともあるようです。
私の場合は、たいした自己資金も用意できそうにありませんので、
購入実現性の点で、
情報取捨選択の第1条件は「売出価格」となってしまいます。
どうひっくり返っても、買えないものは買えませんから・・・。
尚、自主管理を前提にしていますので、
本拠地(自宅)から、30km圏内の地域であることを、
第2条件としています。(別記事にも掲載の通りです。)
さて、第3条件以下の考え方は、
1.「なぜ収益物件を買うのか」という目的や、
2.「いつまで、どのように管理するのか」という計画によって、
様々に分かれると思います。
1.「なぜ収益物件を買うのか」については、
家賃収入を得たいからとか、預貯金より高利回りを目指したいからという
1次的な理由から、もう一歩深く踏み込んで考えて、
・ 賃貸不動産は相続税課税評価額で、
同額の現預金を持っているよりも低くなるから、
「相続税の節税対策として」とか、
・ 毎月○○円の手取り家賃収入(≒ 家賃収入-経常経費-借入元利支払)
があれば、こういう家計が組めるなあ・・・とか、
具体的なイメージをもつほうが、その他の項目の計画を立てるときにも、
ブレなくて良いような気がして、必須かと思います。
2.「いつまで、どのように管理するのか」という計画についても同様で、
例えば、
・ 年金受給が始まるまでの生活費の補助として、
65歳になるまでは月○○円の手取り家賃収入を得て、
退職後は、手が空くから、自主管理に切り替えるかなとか、
・ 65歳まではなんとか自主管理で頑張って、
65歳以降は管理会社に管理を任せて、自由な時間をもちたいとか、
そういうイメージを自分なりに描いておくと、
物件情報の取捨選択をするときの迷いが少なくなりそうです。
※ 資金力のある投資家や利益確保・増大が命題の企業とは違って、
一般人が収益物件をライフプランの中に、
どのように組み込んでいこうかというのがテーマですので、
かなり収益物件の購入動機には差異が生じてしまいます。
しかし、動機は異なれど、収益物件を購入・取得したからには、
0.1%でも高く運用利回りをアップさせる経営努力は必要ですから、
いろんな利回りアップ方法についても、別記事で考えてみます。
構造がどうだとか、最寄駅から徒歩何分だとか、近隣施設はどうだとか、
それらは現地調査へ行ってから検討してもいいと思います。
「木造でも維持状態が良好で長持ちしそう」だとか、
「この物件は最寄駅から徒歩6分だけど街灯が少なく道幅も狭い、
一方、あの物件は最寄駅から徒歩8分だけど、道幅は広く街灯も多い」とか、
行ってみないと分からないことのほうが多いですから、
情報選択の段階では、一層、細々した物件詳細よりも、
購入動機と運用計画を連動させたイメージを描くことが大切かと思うのです。
【今回のまとめ】
購入動機と運用計画を連動させたイメージを描いてみると、
収益物件情報の取捨選択がし易くなります。