FPフェア2015
●10月3、4日と東京国際フォーラムで開催された「FPフェア2015」に参加●確か前回参加したのが2009年10月。リーマンショックに襲われた日で、夕飯を食べに入った寿司屋で、証券会社勤務と思われる人達がその類の話をしていたような・・・。●今回のプログラム。<初日>1.「日本経済の今後 2015年」 東大教授 伊藤 元重 氏 2.「金融経済教育の現状とFPが果たすべき役割」 フォスター・フォーラム 事務局長 永沢 裕美子 氏 3.「日本財政破綻のシナリオ~最悪を考え最善の道を探る~」 慶大教授 小林 慶一郎<2日目>1.日本経済の実像直視が再生への出発点~悲観主義でなく危機意識を~」 政策研究大学院 小島 明 氏 2.「不動産マーケットの明日を読む」 早大教授 川口 有一郎 氏 3.「投資信託の最新情報」 (有)ファイナンシャルリサーチ 深野 康彦 氏●結構、有名どころのセミナーを選択したが、非常に勉強になった。特に、小林 慶一郎教授の話は、一番聞きたかった日本財政の行方の題目であり、非常にためになった。1.2100年にGDPの60%まで債務を削減しようとすると、成長率2%で、消費税率35%が必要2.現状のままで、歳出削減、消費税引き上げも行われない場合、インフレ率は約333%になるまで進む●政治家も国民も認識が甘いとのお言葉。そうですか・・・、なんか暗い気持ちになりました。小林教授の論旨については、もう一度、検証したいと思う【楽天ブックスならいつでも送料無料】日本経済の罠増補版 [ 小林慶一郎 ]