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カテゴリ:社会
・・レスリングが五輪競技から外れそうだ。 私は、吉田さおりの国民栄誉賞は全く賞に値しない。 止めろ。と言って来た。 これは、メダル至上主義への警告です。 日本は、メダルだったら何でも良い。との風潮が主流になりつつある。 これは良くない。 皆、楽してメダルがとれる安易な方向へ流れる。 メディアの話題作りには良いだろう。 また、多様性などと言う人もいるが、それは違う。 全てが公平に評価された上での多様性が求められる。 例えば女子レスリングの競技人口は、世界で見れば殆どいない。 マイナーの中のマイナー競技なのです。 金メダルを取ると言う事は、例えば水泳などと比較すれば、国体に優勝した程度だろう。 今回を契機に、もう一度、金メダルの価値について考え直す必要があるだろう。 メダルの色で、同じ評価をして良いのか? 女子レスリングで金メダルを量産したことで、少しはしゃぎ過ぎたと思う。 競技人口は、1000名そこそこ、女子柔道の10分の1にも満たない。 全世界でも、1万人未満だろう。 競技人口からすれば100分の1、いや1000分の1にも満たないと思う。 さらに階級ごとに3つも4つもメダルを与えられると言う事は、中立な目で見れば、五輪から外されても致し方ないとも言える。 女子レスリングについては、日本には柔道と言う世界的にも競技人口も多いメインな種目があるのだから、そちらで活躍して欲しいものだ。 柔道は競争が大変だ、女子レスリングは五輪出場も楽で、メダルにも近いからと言う理由で、レスリングを選択した選手も多いだろう。 であれば考え直す良い機会です。 一番悪いのは、マイナー競技であるのに、そのことを度外視してメディアが騒ぎすぎたことです。 世界選手権10連覇も、冷静に考えれば超マイナーな競技であったから成し遂げられたのであって、国民栄誉賞についても、どう考えても浮かれすぎの選択であったと考えざる負えない。 こんなことが、まかり通れば、五輪に出ることだけが目的になり楽な競技を選ぶ人ばかりとなってしまうだろう。 バレーボールで代表から漏れた人が、ビーチバレーに走りますが、ビーチバレーがメダルを取ったとしても、そう騒ぐ人は少ないと思う。 サッカーも、フットサルで例え優勝しても、サッカー程は騒がない。同様に女子レスリングでメダルを取っても、そう騒ぐことではなかったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.13 23:10:12
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