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カテゴリ:原子力
こんばんは。
カレーの中に毒物が入れられたあの事件ではありません。 たまたま原子力産業協会のホームページを見ていて見つけた下記の質問状(抗議文?)であります。 [JAIF] 2006年「婦人之友」10月号掲載 里見宏(照射食品反対連絡会)殿著 「不必要な「進歩」にブレーキを カレーが危ない スパイス94品に放射線照射を要請」に関する質問状 元の「婦人之友」の記事はこれです。 読む人が読めばわかる、「あれれれれっ?」という記事なのですが、これに対して原産協は実に細かいところまで「根拠を示して下さい」と質問しております。 間違ったところを示すのは大事だと思いますが、でもこれはちょっとやり過ぎではないかなぁ・・・とも。 ただ、個人的には、見ていて面白いのでOK。(苦笑) しかし、原産も変わったものです。 「米国のNEIの日本版」を目指していた、当初の「原産改革」の目標とは着地点が違ってしまったのが少々残念(←会員企業が多過ぎ、前副会長の宅間さんと言えども明確な方向性を持たせる事が出来なかったのだと思う)ですが、存在感が薄くその役割も曖昧だった旧「原子力産業会議」時代とは明らかに違います。 『「守り」から「攻め」に転じた』とでも言ったら良いでしょうか。 ◎ 食品照射一口メモ ◎ 現在、日本で放射線照射が認められている食品はジャガイモだけですが、「照射済ジャガイモ」を使ったポテトチップスはありません。 「放射線照射を明記すると売れなくなるかも知れない」と言うメーカーの心配もその理由の一つですが、実はもう1つ理由があります。 放射線照射は「ジャガイモの芽を出させない様にする」のが目的なのですが、これによって「ジャガイモが芽を出すために澱粉から生成する糖分」が生成されなくなってしまうとか。 実はこの「糖分の存在」がポテトチップスの味を大きく左右するものであり、「放射線照射を行なったジャガイモのポテトチップスはあまり美味くない」のだそうです。 (今手元に資料がないのでうろ覚え。(^_^;) もし間違ってたらごめんなさい。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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