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カテゴリ:原子力
こんばんは。
本日は家族で筑波山へ行く予定だったのですが、途中、渋滞のため予定を変更し、久しぶりに「つくばエキスポセンター」へ行ってまいりました。 そこで見つけたのが、人形峠レンガ。子供たちと「お~、うちの庭のレンガだ!」と盛り上がりました。 と言ふわけで、(たまたま昨日の話題にも関連することになりましたが)本日は「つくばエキスポセンター」において、実際にガンマ線ポケットサーベイメーターで測定した人形峠残土レンガの放射線量を紹介します。 サーベイメータは瞬時値が表示されるので、30秒ほど測定して最大値を小数点以下2桁まで記載しています。(平均値は×0.8位です) 比較のため、他の複数の試料も測定しました。 全てガラス板を隔てており、距離も1cm程度離れていることもあってか、実際の表面線量よりも低目の値となっているやうです。(JAEA資料と比較すると約1/2です。) <測定結果> 耐火レンガ(1): 0.45μSv/h 耐火レンガ(2): 0.10μSv/h カリウム肥料 : 0.11μSv/h 花崗岩 : 0.10μSv/h 人形峠残土レンガ: 0.11μSv/h カリウム肥料は農家の方なら普通に使っているでしょうし、花崗岩はあちこちで建造物に使われています。 人形峠残土レンガの放射能って実際にはこのレベルなんですよ。 なお、この人形峠残土レンガを一年中抱き、常時この試料で測定された最高値の放射線を浴びていたと仮定すると(我ながら、全くあり得ない馬鹿馬鹿しい仮定だと思う)、1年間に受ける線量は、 0.11(μSv/h)*24*365×0.001≒0.96(mSv)。 もう少し現実的な計算や、自然放射線との比較はJAEAの資料にありますのでどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月21日 22時48分28秒
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