|
テーマ:アニメあれこれ(26103)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。
☆前のお話は→ 第1話~第34話 あらすじまとめ 弱虫ペダル 第35話 「勝利する男」★ウサ吉からのお願い 新開さんの頑張りに字数オーバーになっちゃいました。画像付きはこちらで見てください。 → 第35話「勝利する男」画像たっぷり版 金城と今泉に追いついた巻島と鳴子。鳴子が引っ張って4人で走る。後ろから熊本台一が来た。好きにさせるかと加速する先頭の鳴子だが熊本台一は6人そろっている。あきらかに劣勢だ。たった4人のチームに負けるはずがないと熊本台一は前に出た。ローテーションしてペースをあげなければと鳴子が今泉に前に出るように言うが、今泉は上がれなかった。 スプリンターがひとりでは勝負にもならんと言った熊本台一の選手が、総北のグリーンゼッケンは176番と一緒に集団の後ろの方をウロウロしていたと言う。集団の後ろ? それ、ホンマかと鳴子が聞く。そのふたり、どちらが前を走っていたかと聞くと、小さいメガネが大きい男を引いていたと答える。それを聞いて皆の顔に笑みが。田所は集団まで戻っている。坂道は田所を引いて確実にこちらに向かっているんだ。 スパートをかけた熊本台一について行こうとするが鳴子は足が限界。金城が下がって足を休めろと先頭に出る。あいつらが来ているとわかったから、これ以上うしろに下がるわけにはいかない。箱根学園と京都伏見に追いつく。今から俺が引くと金城は言った。 エースは後ろで足をためてゴールに備えないとと鳴子は言うが、金城は、戦うためにできることがあるなら、たとえエースがチームを引くようなことがあったとしても、それをやりきるのがチーム総北の走りだと言った。そして辛そうなやつがいたら全力で支え合うと。金城真護「石道の蛇」絶対に諦めない男が先頭で熊本台一を抜き返した。 今泉は自分は始めから御堂筋の敵じゃなかったと知った時、止まってヘルメットを投げ出していた。拾ってくれた金城に必要ないから捨てたんですと今泉。金城は、だったらもう戦わなくていいからチームと共に走ってくれないかと言った。後ろについているだけでいい、ひとりじゃ越えられない壁を6人全員の力を合わせて越える。そろっているということが、ひとつの力なのだと。 先頭を行く新開と御堂筋はスプリントポイントまであと2km。抜かせない御堂筋に新開は、もっと策略家だと聞いていたが勝負あったねと言う。それを聞いた御堂筋が笑う。何の準備もなくこのスプリントを仕掛けるわけがないだろう。勝負あったのはお前だと。 京都伏見の水田が福富に、この勝負どちらが勝つと思うかと聞く。勝つのは新開だと福富。最速の名をほしいままにしてきた。スランプで走れない時期もあったが自らの力で克服した。一度底辺を味わった人間は強い。箱学4番の新開は絶対に負けないと言った。信頼してますねと水田。スプリント勝負の前に御堂筋が、箱学4番への信頼は、箱学の精神的支柱。僕は今からそれを潰しに行くと言っていたと告げる。 追いついた御堂筋は新開にロードレースでは騙しはひとつのテクニックだと言う。疲れたふりして足ためる。何もないふりして取って置きを残しておく。負けたふりしてチャンスを引き込む。何度やっても引き離すさと言う新開。御堂筋がいきなり歌をうたいはじめた。「うさぎ~おいし~かのやま~♪」そして、うさぎを轢き殺したあと食べたんやっけ、おいしかった? と聞いた。 噂通りだなと新開。けどそれで実力差は埋まらないよと前に出る。すると今度は、そうやって前を走るのは理由があるからだと御堂筋は言った。ウサギを轢き殺したあの日以来、敵の左側は抜けないのだろうと。残り1.5km。左どうぞと御堂筋が手を上げる。道幅が狭くなった。道の右に寄って走る御堂筋は右側をあける気はないようだ。 左側が抜けないと新開は福富(寿一)、東堂(尽八)、荒北(靖友)に打ち明けた。左側を抜こうとすると悪いイメージが浮かぶ。何かが飛び出して来そうで指が勝手にブレーキをかけてしまう。何とか自転車には乗れるようになったが、このままじゃ無理だ。来年の4番は他の誰かにと言う新開に福富は、だったら簡単だ、問題はないと言った。右を全力で抜けばいい。不得意な左を克服する必要はない。 俺も同意見だと東堂。右抜きだったら誰にも負けない。スペシャリストはいいぜ、美しい。荒北は、重要な話ってそんなことか。来年ゼッケン譲る? まだ何も決まってねえよ。バーカ調子に乗るな......しょうがねえから俺が練習つきあってやるよ。で、3人とも練習につきあってくれた。俺はお前が必ず箱学を優勝に導いてくれると信じている。福富は言った。 残り1km。新開は左から御堂筋を抜きに行く。何もないと自分に言い聞かせるが一瞬ウサギが見えて失速、無様やねと御堂筋は笑った。水田は福富に御堂筋くんは新開には大きな弱点があると言ってましたよと言う。福富は、それがどうした、克服するさと言う。できるんですかねと言う水田に、グダグダうるさい、パチもんと荒北。あいつはやる時はやるんだ。東堂も、間違ってもらっては困るなあ、追い込まれたから負けましたなんて、あいつはそんな中途半端な覚悟でこのステージに立っとらんよ。 箱根の直線に鬼が出るって噂、知ってるかい?と新開は御堂筋に聞く。もう1年以上昔の噂だから、おめえは知らねえだろうな。プレッシャーが変わったと感じる御堂筋。鬼の形相の新開が右に張り付いた。獲物を狙う獣の目。だが恐るに足らんと御堂筋は思った。どんなに獰猛でもこいつは左が抜けないんだから。 誰が決めた、そんなこと。抜いてやるよ。左をがら空きにしてくれてありがとよ。新開が左から御堂筋を抜きに行く。「すまねえ、ウサ吉、おれは左を抜くぜ。前に進むしかないんだ。お前の母親の命を奪って、それでも一歩踏み出さなきゃ、歩き出さなきゃ、ここにはいられねえ。寿一、靖友、尽八、心配かけたな。俺は負けない。俺は箱学4番、エーススプリンターだ」 新開が左から御堂筋を抜いた。のこり500mで逆転。必死に追いかける御堂筋。あいつはここで落ちる存在、予定外や。ロードレースで1番と2番の差は天と地。すべての努力が無駄になる。1番になれなかったエーススプリンターの重責がチームを潰す......そんな理屈はどうでもいいわ。目の前のハエを落とす。御堂筋が追い上げる。だが差が縮まらない。 残り300m。「僕は御堂筋翔(あきら)くんや。絶対、勝利する男や」御堂筋が太もものテーピングを外した。新開に並びかける。 ☆次回 「最強最速」 ★チーム箱学、いいですね。素晴らしい仲間だわ。箱根の直線の鬼、顔が怖すぎだよ~ 御堂筋くん、太もも縛っていたんですね。とっておき、まだあったんだ。新開さん、すごく速いけど、話はすごく遅いw 次が待ち遠しいです(進まない話も2期があると聞いているので安心かなw) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.14 21:51:40
[★アニメ・本・映画] カテゴリの最新記事
|