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テーマ:アニメあれこれ(26078)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
僕だけがいない街 第5話 逃走★前のお話は→ 第1話~第4話 あらすじまとめ 雛月は学校に来なかった。放課後、悟は雛月の家を訪ねるが鍵がかかっていて誰も出てこない。まさかと思い物置をのぞくが雛月の姿はなかった。物置の前には雪の上にゴム長靴の足あとがあった。大人の男のサイズ、雪が降ったのは一昨日の夜だから、それ以降に大人の男がここに来たということか。 家の中ではカーテンの隙間から雛月の母の彼氏が悟の様子を見ていた。座ったままの母親。倒れているのは雛月か。男が、どうするんだ、これと言った。 公園の前を通る悟。子供たちが歌うひなまつりの歌が聞こえてきた。 1988年3月3日(木) 雛月加代は失踪した。 悟は二日間学校を休んだ。家の前で母と男の人が話していた。実は最近、隣の市でも似たような事件があった。犯人は捕まったがすぐこれだ。再発防止に全力を出さないといけないと話すのは母の元同僚のテレビ石狩の記者。母はそれもあるけど報道規制の件を学校とも話してすぐに連絡するから頼むねと言った。こんな事件の記憶を子供に残したくないと母。こんな段階から動いていたのかと悟は思った。 心配するのはわかるけど悟のせいじゃないと言う母に、僕は何の役にも立たなかったと悟。雛月のひとりぼっちをなくしたかったのにできなかったと言うと、それはできてたべさと母。もっと何かできたと悟が言うと、後から自分のせいなんて思うのは思い上がりだと母は言った。 ひとりひとりの人間にできることなんて限られてるっしょ、あんたも私も。明日からは学校に行きなと母は悟に言った。 翌日、学校に行くと八代先生がみんなに加代が風邪で休んでいるというのは嘘なんだと話した。家庭の事情により祖母の家に引き取られることになった。急なことでみんなにお別れも言えなかったが札幌で元気にしていると先生は言った。 放課後、元気のない悟に友だちは気にすんなよ、また会えるよと言った。職員室を訪ねる悟。八代先生は加代の話は学校とPTAが話し合って決めたので、当分の間この話に乗っかってくれと言った。はいと返事する悟にすまないなと八代先生は言った。 報道は規制されているようだが雛月の家の近くには警察関係の車両が連日とまっていた。雛月の母親も容疑者のひとりらしく警察に呼ばれていた。雛月の失踪からわずか6日後、ふたり目が失踪した。予想外の早さだった。学区外に出かけるときは必ず保護者と一緒に行くようにと市から指導があった。 学校の帰りにケンヤが悟に隣の泉水小の中西彩の話を知っているかと聞く。家出しておじいちゃんの家に行っていると友だちから聞いたと言うケンヤに雛月とそっくりだねと悟。ケンヤは家出って話は嘘だろう、これって連続誘拐事件じゃないかと言った。 細かいシチュエーションにこそ差はあるものの確実に18年前と同じ時の流れに乗り始めていた。捜査は公開に切り替わったが、テレビ石狩は事件の放送を早朝と深夜に限定し、市内の子どもを持つ家庭ではテレビ石狩のみを視聴するように指導がなされた。 雛月の家の近くにいた警察車両も中西彩の事件後はたまにしか見なくなった。捜査が連続誘拐事件にシフトしたのだろう。雛月の家のそばを通った悟は雛月の母親がゴミを捨てて笑顔を浮かべるのを見た。娘の失踪からわずか10日後、その母親が捨てたゴミ袋の中には編みかけの手袋が入っていた。 叫び声を上げて走り出す悟。リバイバルが起きた。 悟は2006年に戻っていた。血が付いた手、家のまわりには警察。雛月を助けられず、母親を殺されその容疑者として追われる。これが目の前にある現実。悟は思った。覚悟を決めろ、逃げるんだ。 橋の下に逃げた悟は考える。なぜ母は殺されたのか。犯人の正体に気づいたからなのか。アパートに母の携帯もバックもなかった。つまり犯人が持って行った。情報を流していた可能性があるからか。 店長の家に電話で呼び出された。無断欠勤は初めてだし片桐くんも心配していたという店長は悟に食事を作ってくれた。食事の後、母親とケンカしたと悟が嘘を話すと、気がすむまでいていいけど母親とは仲直りしろよと店長。ビールが切れていたので買ってくると店長が出かける。 テレビをつけると事件が報道されていて行方がわからない自分を警察が捜していると伝えている。最悪の展開になっている。外を見ると警察が来ていて店長が話をしていた。いいかげん甘すぎだぞ俺。いや店長を恨むな、あの人はいつも正義の人だから当然の行動なんだ。店長の家から逃げ出す悟。 塀を乗り越えて転ぶと、バカなのと声が。愛梨がいた。携帯の電源の入れっぱなしはダメでしょうと愛梨。早く乗りなよ逃げるんでしょと言われ愛梨と店のバイクで逃げた。 悟を自分の部屋に匿う愛梨。俺を家に入れても平気なのかと悟が聞くと、悟さんがあのお母さんを殺すなんてありえないと愛梨。ありがとうと言うと、お礼なんていいよ、一番くやしいはずの悟さんが追われているなんて、それこそありえないと言った。 悟さんて、よくよく事件に縁があるんだねと愛梨は言うと店に悟が忘れた本を出して付箋のところ読ませてもらったと言った。悟さんの地元で同世代でしょう、雛月加代ちゃんが亡くなった事件、ひな祭りの日に死んじゃうなんて泣いちゃったと愛梨。ひな祭り? 愛梨は店にバイクを返しに行った。本を確認する悟。内容が変わっていた。つまり変えられるんだ。もう一度あっちに行けたら雛月を救える。 愛梨の部屋で目覚めた悟。愛梨からの手紙があって普段通りの生活をしたほうがいいと思うのでバイトに行くと書いてあった。家族は外出中。バイクで出かけようとすると家の表札が片桐ではなく佐々岡ということに気づいた。 ピザ屋では西園先生と呼ばれる人が来ていて店長と話していた。君のお父さんにはお世話になっているからと言う西園に信号ひとつ横断歩道ひとつでこんなに人の流れが変わるなんて父も大喜びですと店長。それは君のお父さんが優れた経営者で僕は少しばかり手助けをしただけと西園は言った。 バイトを終えて帰る愛梨が店長に挨拶をする。持ち帰りのピザを手にした愛梨を見て言えばたまにはおごるのにと店長。友だちが食べるやつだからいいんですと言う愛梨に女の子かなと店長は言った。カワイイ子じゃないかと店長に言う西園。まだ17歳だしと照れる店長。そろそろ帰るかと西園は席を立った。 愛梨の後姿を見つめる西園。店長がバイクで愛梨を追いかけてきて忘れ物だとサービス品を渡し悟くんのことなんだけどと言った。俺は悟君があんな事件を起こすなんて考えられないと店長。愛梨が同感ですと言うと彼に会うようなことがあったら力になってやってくれ、俺も応援するから連絡くれよと言った。 図書館で事件を調べる悟。こんなこと調べて犯人に近づけるのか。ひとつの記事が目にとまった。市内で3年前に児童誘拐事件。そういえばそんな事件があった。3週間後に容疑者は逮捕されたが一貫して無罪を主張。何だろう、この感じ。何か引っかかる。 悟が愛梨の家に戻ったところを店長が見ていた。電話しようとすると愛梨が携帯を取り上げて警察に何の用ですかと言った。悟さんを助けてやれって、応援したいって言ったじゃんと愛梨が言うと、違うんだ俺は君のことが心配でと店長。怒った愛梨は店長の携帯をへし折ると顔面をグーで殴った。 じゃあ、どうして最初からそう言ってくれないの、店長のこと信じたかったのにと愛梨。鼻血を出しながら君の事が心配でと言う店長に、そこは信じるからお世話になっているこの家に警察を呼ぶようなまねはやめてくださいと言った。 また橋の下に戻った悟。ごめんねと言う愛梨に謝ることはない君のおかげで体も休まったと悟。あの家は母の兄夫婦の家で高校に通うために世話になっていると愛梨は話した。君はどうして俺のことを信じられるんだと悟。愛梨は信じられるからじゃなくて信じたいのと答えた。 愛梨が小学生の頃、父とふたりで買い物に行った時、店の人に呼び止められると父のポケットからチョコレートが出てきて盗んだことを認めて謝罪すれば許すと言われた。父は絶対に認めず店主は警察を呼んだ。地元の農業組合の役員だった父は懲戒処分で停職3ヶ月。愛梨は、ずっと見ていたから知ってる、父さんはやっていないと泣いた。 父は組合を辞めて離婚して出て行った。母は本当は盗んだんじゃないかと思っていたようだ。信じたいは自分のため、誰かに信じてほしいの裏返しなんだよと愛梨。君は家に戻れ、警察には俺に脅されて匿ったことにしろと悟が言うと、バカなの、ひとりで逃げ切れるわけないし、そんなこといわないしと言った。そのバカなのってのはやめてくれないかなと悟は言った。 悟の着替えを持ってくると家に戻る愛梨。荷物を詰めながら店長は通報しなかったんだなと思っていると携帯に着信が。見ると悟の母の携帯からで、藤沼悟です、その場を動かないでとあった。犯人からだと気づく愛梨。その場を動くな? ドアの下から煙が入ってきた。家は炎に包まれていた。ドアを開けると爆発が起きて愛梨は倒れた。 ☆次回 「死神」 【感想】 雛月はかわいそうでしたね。誘拐事件から救ったと思ったら家で殺されるとは。物置の足跡は謎ですね。 悟は2006年に戻って覚悟を決めろって、逃げるのかいwww なんかタイミングが微妙で笑ってしまった。店長は正義の人なのか? 信用して家に行った悟もマヌケな感じ。 愛梨はいきなり「バカなの」が口ぐせになったね。雛月みたい。生まれ変わり? それなら雛月を助けたら愛梨は存在しなくなるか。 それにしても西園という男、市議会議員かな、いきなり怪しかったね。悟を匿っただけで家に放火って酷すぎるね。他にも理由があるんだろうか。 今回いろいろあった割にはあまり面白くなかったような。って前回までが良すぎたのかも。次回に期待しよう。 【本日のおまけ?】 ☆おまけというか、今日はこんな画像みつけました~みたいなコーナーになっているかな。大事な伏線なのかそうでもないのか、原作にはあったのかどうかもわからないものもあるんだけどw 店長の家で食事する悟。こんな絵がいきなり出てきた。最後の晩餐か。 前にユウキさんの部屋の本も興味深かったけど、愛梨の部屋の本棚。写真関係の本がいくつか。夢ってこれかな。 帰ろうとする愛梨を店長が追いかけてきて話している場面。地元「船橋」なんだね。 そして再び蜘蛛の糸の話。愛梨のうしろ姿を西園という男が見つめる場面。愛梨の頭上に蜘蛛の糸が見える。 ★アニメ化されたとき、ひとつ困ることは「声」だね。前に見たアナザーでは一人二役の声優さんがいるとバレてしまうから名前を別なものにしていたっけ。それでもやはり気づいてしまう人はいるだろうね。ご苦労なことだわ。 ★記事に全く関係ないコメントは拍手のコメント欄にお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.07 04:21:43
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