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カテゴリ:UUUの登山日記
18日は、前夜泊まりの1泊2日で、中国地方で唯一、日本100名山にもなっている鳥取県の大山(1729m)へ登ってきました。メンバーは、職場仲間で当局を含めて計3名。夜勤明けの仲間もいるのでのんびりで出発は昼の12時をまわっていた。中国道の池田ICから高速道路を西へ、落合JCTから米子道に入り、溝口ICで降り、一般道を枡水高原へ向かう。正面に大山のきれいな三角錐がドーンと近づいて見えたときはその大きさに感激した。「うわ~!でかいなァ!」と車内から歓声があがる!
(画像は、一般道から見る「大山」) 17時ごろ、今夜の宿泊地のホテルに到着すると、背後に大山の山頂が真近かに見える。森の中のきれいなリゾートホテルでした 早速、浴室へ行き温泉でのんびり後、食堂横のデッキから西方向を見ると、落日の夕日がきれい。TVでワールドカップ・サッカーで日本VSクロアチアの試合をテレビ応援してから遅い就寝 19日は、朝8時に目覚ましで飛び起きたが、かなり遅い起床。朝食兼昼食を済ませ、車に乗り込み出発。天気も上々降水確率も0%で、登山日和。登山口の大山寺の駐車場に着いた時は、9時25分。コースは、大山寺Pから大神山神社・奥宮へ行き、元谷を渡り、夏山登山道へ合流し、大山山頂へ登るコースでスタート (画像は、大山寺前の鳥居) 鳥居から5分ほど行くと、湧き水発見。不思議なことに杉の木の根元付近から湧き出している様子?柄杓が置いてあったので1口すくって飲んでみたら冷たくておいしい さらに、石畳の参道を行き、山門をくぐると石段の上に神社が見える 長い石段を登りきると。大神山神社奥宮の本殿がお出迎え。スタートから20分で到着。少し休憩。 正面の本殿に入ると、「出雲国神仏霊場 第九番 大神山神社」と書いた看板が掛かっている。昔から由緒のありそうな雰囲気で、おもわず合掌!。「内部に何かいるなァ~!」と近づいてみると、なんと! 馬だった。でも木で作られた馬で、「御神馬」と書いてある。「なるほど!馬を祭っているのか!・・・」太古の昔から日本人は田畑を耕し、米を作ってきた農耕民族だなァ・・・生き物を大事にしよう 登山道は、本殿の南側に案内看板の奥より、はっきりとわかる登山道と案内柱「大山へ→」があり、歩き出す。ブナやミズナラの大木があちこちに現われ広い登山道は、まるで散歩道のようです 登山道は、自然樹林帯から一旦、元谷と呼ばれる水のない広い川原のようなところに飛び出す。ダンプとブルが行ったり来たりで登山道の整備工事をしている様子。視界がパーッと開け、大山の北壁や山の稜線が真近 小石のころころした元谷を過ぎると、登山道は、再び森の中へ。すぐに急な登山道に変わり、丸太で作った登山道は急角度。歩きもゆっくりのスローペースになる 10時50分、思いがけない急登で汗だくになり、「夏山登山道」標識へ合流。案内柱では、「大山まで1.2km」と書いてある。頑張ろう 夏山登山道出合の分岐から、1時間15分で6合目の避難小屋前に到着。ベンチがあり。休憩できます 案内標柱です このあと、視界がひらけ麓の大山寺の町並みや遠く日本海も薄く見え出す 11時35分、登山道脇に「登山歴史看板 」を見つけた。大正9年に夏山登山道がつくられた・・などと書いてある。標高はすでに1500mを超えているせいか、空気が入れ替わったようで少しひんやりしてきた。下界が小さく見え出す 登山道はこの辺りから石ころが多くなりすこし歩きにくい。角度も急なので落石注意の看板も2~3箇所あった。上の方を見ると、斜面が崩れているところもあるが登山道で、危険なところはなく、よく整備されていると思います。 北方向をみると、三鈷峰からつづく宝珠尾根の稜線がきれいに確認できる。山肌が自然崩壊している場所があった。大山は地質のせいか、かなりもろい岩で出来ているようです もうすぐ、9合目の地点で、写真のような木道(板を張った登山道)にかわる。観光地のような山の雰囲気で、自然保護も兼ねているのかな?その先 頂上避難小屋が見えると、もう頂上です。このすぐ裏が山頂です。避難小屋内部は、1Fに板間の休憩コーナーやベンチ、トイレ等有。尚、2Fもある様子。売店、水場等は無しで無人。でもシュラフやロールマット等持参すれば、宿泊できそうです。屋外に風力発電、屋根に太陽発電のパネルを設置していて、ハイテク小屋のようです やった~到着!。12時ちょうど大山山頂に到着。地図上で、弥山(1709m)と記載しているところです。スタートから、2時間30分で到着。何人かのハイカーが休んでいる 「大山 1710,6m」と書いた大きなプレートと、方位盤が設置してありました。2エレあげて無線は50SSBで呼ぶと、岡山県瀬戸内市の局と59で繋がった 頂上のプレート 方位盤です 山頂から、最高峰の剣が峰(1729m)方向、(画像の看板のうしろの山)を見ると、崩壊がはげしく立ち入り禁止の案内書とロープが張られている。縦走は危険な為、立ち入り禁止のようです 山頂から避難小屋方向を望む大展望 先ほどの頂上より、50mほど先に、3等三角点がありました。立ち入り禁止のロープをまたいで、ちょっと失礼。この先すぐのトンガリ山が最高峰の「剣が峰・1729m」は見るだけで戻る 下山は、夏山登山道を、Uターンで、下山開始 6合目と4合目など、急坂で途中でところどころで休憩しながら降りて行く 自然いっぱいの登山道をドンドン降りて行くと、夏山登山口の登山カードを入れる1合目?に到着。「登山届入れポスト」がありました 山頂から、大山寺の駐車場まで2時間ちょうどで、無事到着。帰りは、すぐ近くの大山ロイヤルホテルの温泉へ立ち寄りました 露天風呂もあり、サウナもあり充実してます。さっぱり汗を流せました 大山は、そう難しい山ではありません(油断は禁物ですが)。小学生でも充分登ることができます・・・と大山町のホームページに書いてましたが、登山道がけっこう急なので登りごたえのある山でした。「足が筋肉痛や!」・・と帰り車内でワイワイ話しながら帰途につきました。自然いっぱいの大山登山でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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