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カテゴリ:UUUの登山日記
JRが発売した青春18切符(通称:18キップ)を、利用して和歌山県の南部(南紀)の烏帽子岳(909m)へ登ってきました。すぐ近くに、西国第1番札所の青岸渡寺をはじめ、日本一の落差133mを誇る那智の滝など、観光名所が楽しめ、関西100名山にもなっている「烏帽子山」の登山コースをご案内しましょう
(画像は、三重塔と那智の滝~絵になる定番の風景) 前夜は、JR紀伊勝浦駅前で民宿泊まり。17日は、早朝に紀伊勝浦駅発のバスに乗り、大門坂バス停で降車。すぐ脇にりっぱな大門坂の石標があった。(7:10) まずは、県道を北へ向かい、1つ目を右へ橋を渡り「陰陽ノ滝」を目指しスタート。那智発電所横に「ふるさと歩道熊野古道と烏帽子山コース」の案内看板着(7:18)ルートを確認。GPSは、E33度40分24秒、N135度53分54秒 陰陽の滝へ20分で着。水の色が青々としてすごくきれい。水の音が心地よい。夏だと水遊びでもいいかも?(7:37) ここから、山道らしくなり、こわれたトタン小屋を過ぎ、登山道は、新宮山の会の設置した案内プレートNO,3を見て、右へ岩つたいに川を渡ります(8:03) 5分ほど行くと、尾根コースと東谷コースの分岐点に到着。ここは、直進して東谷コースへ行きます。 緑のポールが一本あるのみで、案内プレートは朽ちて下に落ちていた ちなみに、GPSデータは、N33度40分55秒・E135度53分58秒 ドンドン行く。NO6のプレートで小川を西岸へ渡り、NO10プレートで、又川を東へ渡り、この辺りから山道は20~30分急登り。分岐地点から72分で、登山道左側に現われる大きな、「松尾の滝」到着。落差40mで1枚岩を滑るように水が落ちているのが見え圧巻 滝から15分程で、地道の林道に出合い、東へ行くと終点になっており、広場の奥に、「烏帽子山30分」の案内標柱があります。四駆かバイクならここまでこれるかも ちなみに、GPSは、N33度41分38秒 E135度53分46秒 山道途中から先日降った雪があらわれてびっくり。尾根の日陰のところは、5cmの雪がまだ溶けずに残っていた。烏帽子岩との分岐を過ぎ、10分の急坂をあがると、烏帽子山909m山頂着。 (10:03) 一等三角点標石のある小広い山頂で、木立で展望は良くないが2箇所木々の間から太平洋が見える。 GPSデータは、実測値で N33度41分45秒0 E135度54分02秒9。外気温は10℃ 無線は144と430はまったく静か。モービルの声も聞こえず50に切り替えると、愛知県大府市の移動局の声が聞こえたので応答で繋がる。市野々や俵石からも来れるようで道標プレートがあった 帰りは、山頂直下の烏帽子岩へ寄って行く事に。アルミのハシゴが設置してあり、上がると山頂より好展望で360度視界が広がりFB。ランチ場所に好適地で、おにぎりとお茶でランチタイム。妙法山や新宮市街などが真近 GPSは、N33度41分38秒 E135度53分46秒 下山は、先ほどの林道終点の広場から、林道を東へ向かい、コンクリート林道に変わった先に、鬼杉谷への分岐点があります。尚、車ならこの分岐点手前まで来れそうです。 GPSは、N33度41分33秒 E135度53分28秒 「3の2の滝」案内プレート道標もあり、左方向の山道へ降りて行きます 途中で、「山ノ神」の小さな鳥居のある祠の横の林道をすぎ、その先5m程の左側に「←青岸渡寺へ」の手製道標が、杉の木にかかっているので、ここを左へ降りて行きます。当局は気付かずそのまま直進してしまい、戻ってきて20分ロス。ここのGPSデータは、N33度41分08秒 E135度53分10秒。ただしこの付近は、樹林帯の為、衛星を捕えられず「?表示」の所もあるので注意 山道は、樹林帯の苔むした山道。「3ノ滝」への分岐は分からず素通りしたようだ。「名勝 那智大滝の大杉」の大杉の立て札前の分岐は、直進して、急坂を降りると、「二の滝」着。山の神の分岐から二の滝へは、けっこう時間がかかった気がした。単調でない山歩きができるおかげかな?(13:54)着 河原を石伝いに渡り、真近で見る二の滝の水もほんとにキレイ!。登山道は、西の谷出合の案内プレートから渓流沿いの道を離れ、階段の山道を登り返したところが、終点 ひょっこりと、三重の塔の裏側付近に出てきた。烏帽子岩より、2時間15分。逆コースだと案内標柱など何も無いので分かりにくいだろう。ここから那智の滝を望む景色は絵になる風景でFB。人の数が多くなり観光地を実感 近くにある、西国1番札所の青岸渡寺へ立ち寄り本堂で参拝。境内は広く、線香のにおいがする。たくさんの観光客で賑わっています 帰りは、JR紀伊勝浦駅からのんびり缶ビールを片手に、同乗したハイカーと山談義。車と違い運転しなくていいのでゆっくりできる。電車での山行はいいね~ 完 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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