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カテゴリ:UUUの登山日記
(焼岳北峰山頂(2446m)から、上高地を望む)
13日(火)は、山と渓谷10月号に載っていた北アルプスの「焼岳(2446m)」へ行ってきました。JFF筒居さんとSGV太田さんの山行報告で以前から気になっていた山です。今回は「紅葉の穴場」との記事につられ岐阜県側からのコースです。紅葉はやっと黄色く色づいてこれから...といったところでしたが、静かな山を楽しめました。ご案内しましょう。 (自然森の中の歩きやすい登山道) 中尾登山口駐車場(GPS N36度15分13秒8 E137度34分34分5)標高1215M 実測値 登山口は、岐阜県高山市の中尾高原にある中尾温泉街の先。林道の終点に無料の広い駐車場が有ります。奥にある電話ボックスは、電話は無く「登山届所」。前夜は車中泊していたので、ゆっくり準備して早朝スタート。その先アスファルト道の曲がり角地点に「焼岳登山口→」の道標があり、山道の登り口。昔からの登山道のようで道幅も広く歩きやすい。紅葉はやっと黄色くなってきたか...という感じで、見ごろはもう少し先のようです。(7:10) 「白水の滝」展望地 (GPS N36度14分52秒3 E137度35分03秒7)標高1474M地点 実測値 35分程で、「白水の滝」のビューポイントへ着(7:42)。落差45Mの「白水の滝」が遠くに見え、水の音が豪快にここまで聞こえる。紅葉も深まり良い休憩ポイントです。登山道は少しづつ高度を上げて行き「鍋助横手」と書いた看板付近からシラビソやダケカンバ、ブナ等樹林帯を抜け視界が開けます。振り向くと朝日をあびた百名山「笠ヶ岳」2897Mがパノラマでど~んと!見えます。(うわ~!笠や~!...)
(笠ヶ岳遠望) 秀綱神社 (GPS N35度14分21秒6 E137度35分25秒6)1952M実測値 鳥居とベンチのある「秀綱神社」に着(9:10)。ザックを降ろしてまたまた休憩。「山へ登らせてもらいます」と参拝後、かたわらに立て札が。1585年、戦国武将の飛騨・松倉城主の殿様「秀綱」は、天下統一の豊臣秀吉に攻撃され、身重の奥方とわずかな家臣を連れてこの道を辿って信州へ逃亡...でも信州側であえなくだ捕された...と記述あり。歴史ファンなら見逃せない古道のようです 中尾峠 (GPS N36度14分04秒1 E137度35分29秒4)標高2095M (噴煙が所々でみえます) 30分程で、「中尾峠」着。道標があり、昔で言う「飛騨」と「信州」を分ける峠。にわかに北西の冷たい風が吹き出し寒くなってきたが、展望は良く、真向かいに「霞沢岳」がバーン!と見える。下界の上高地の梓川の流れや帝国ホテルの赤屋根その先、穂高連峰の岩山がよく見えて最高!~(9:50) 山頂は、冷たい風が吹いて寒かったが、さすが百名山。平日にもかかわらず登山客の皆さんなんのその。次から次から証拠写真は順番待ち~!休憩後、無線機を取り出して、ダイヤルをクルクル回していると、「無線ですか?~」と登山客が声を掛けて来た。地元の安曇村で無線局を開局しているNCS局とバッタリ。山ラン完了です。レピーターも管理しているとかアクティブな方でした 30分程山頂にいたが、寒くなってきたので下山開始。「中尾峠」へ戻り、帰りは、「焼岳小屋」へ立ち寄りました。外にある温度計をみると、5℃しかない。肌寒いはずや~!小屋の中は小屋番1人のみで、宿泊客は見当たらずガラガラ。石油ストーブが入っており暖かく、カップ麺を注文して持参のおにぎりでランチタイム。(12:30)こじんまりした小屋だがあまり混雑しないようで一度泊まってみたいですね。
★本日、登山で使用した無線機です ★使っているハンディGPSです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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