カテゴリ:特になし
「この人の攻め時と引き際の見極めは天才的だわ」
価格戦略と関係ないところで思わず感心してしまった。 家庭教師の派遣・ケータイ販売・卓上プリクラ機の販売・ INSライトの代理店・企業家向けの情報販売 無節操なほどの多くの商材をことごとく成功させている というのがとにかくすごい。 (失敗例で言っても、クレープ屋であっさり失敗した時は さっさと手を引いたと別の本に書いてあったっけ) さて、肝心の価格戦略についてだが、一言で言えば 「値上げ」 これに尽きる。 中小・零細企業は、いや、大企業であっても、これからは 高価格高品質をベースにしないとやっていけない。 この本の例で身近なものを出してくれば、 ・すき屋:安い豚丼で釣っておいて、ハーブチーズ豚丼とか キムチ豚丼などの1ランク上の商品を食べてもらう。 (えぇえぇ、私もそうやって高いのを食べてます) ・吉野家:売りが牛丼しかなかったのがきつい。 ・マクドナルド:たび重なる値下げと値上げで今も迷走中。 値上げのための5つのステップとか、 ブランドになるまでの7つのステップとか、 誰でもできる3つの戦略モデルとか、 「あのソフト」を買わなくてもこの本は十分に役に立つ。 とにかく、無定見に安売り競争をやると潰れます。 自社の強みを知って、その強みをさらに磨き上げて、 そしてそれに見合う高値をつける。 それがこの本にある価格戦略です。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 12, 2004 08:24:22 PM
|
|