岡崎里美 その22 (さらしもの?)
今年22歳になる娘はこの7年間寝たきりでいる。日本脳炎の予防接種副作用で植物状態の様になってしまった。(娘の事例で国はその後5年近く日本脳炎予防接種を中止した)その後、娘の回復の為にあらゆる努力をしてきた。それがマスコミの目にとまり「NHKスペシャル」http://www.nhk.or.jp/special/onair/090328.htmlや「おはよう日本」http://www.kangaeroo.net/D-user-F-diary-uid-G9-unixtime-1264345200.html読売新聞http://www.kangaeroo.net/D-user-F-diary-uid-G9-unixtime-1212246000.htmlや地元紙等々で紹介されてきた。予想通り、娘さんを晒しものにして・・、などの御批判も頂いたけれど私共はそう思わない。娘の尊い犠牲と闘病の姿を見て頂く事に依って、同じ様に苦しんでいらっしゃる方々を始め、少しでも皆様のお役に立てれば、との思いからだ。ひいてはそれが、ご覧になった方々からの励ましやアドバイスなど、娘の回復につながるんだ、という気持ちもある。娘もきっと分かってくれていると思う。こんな風に偉そうに言えるのも私の根っこには、やはり岡崎里美がいる。彼女の著書「自殺への序曲」の巻末でお父さんが、娘の死を取り上げるマスコミに積極的に協力してきた、というふうに書かれていたが、全く同感だ。形は違っても最愛の娘の悲劇・犠牲を無駄にしてはいけないのだ。