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masa-kinのミニバス通信

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2006年02月12日
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カテゴリ:ミニバスのこと
 昨日は、私がコーチのミニバスチームが、県外で大会に参加している。
しかし、私は参加していない。
 
 私はガッコの先生で、移動して昨年4月に今のガッコに赴任した。今までは野球、サッカー、バレーをしていた。
 校長から「ミニバスの監督がいなくなったので、はじめてでしょうが、
してください。」と言われ、自信はまったくなかったが、引き受けた。
 このチームは昨年、公式試合はもちろん、練習試合も1勝もしたことがない。(同じ人数の隣の小学校のチームに、20-40で負けたりしている。)
 
 私は、他校で監督として、野球で九州大会に行ったことがあり、たとえ1勝でもいいので、部活で勝つことのすばらしさについて、子どもたちに教えたいと思った。
 今まで、月・火・木・金しかしていなかった練習に、土曜日もしっかりと練習しようと子どもたちに伝え、今も続いている。
 ちなみに、私の指導態度は厳しく、体育館に響き渡り、運動場にまで聞こえるくらい大きな声で怒りまくる。(しかし、子どもたちは、特に6年生はほとんど休まなかった。)
 
 昨年のコーチはあまりヤル気がなかったと、様々な所から聞いていた。(例えば、指導中、寝ていて、保護者が頭にきて、その監督を怒っていたとか・・・。)

 4月に新体制になり、5月にはじめての練習試合。そこで、昨年まで公式・練習試合共に1回も勝ったことがないチームが、はじめて勝った。
 保護者はニコニコである。
 昨年一応外部コーチをしていた人がいたので、保護者会を開き、私がド素人ということで、また外部コーチをしていただいた。
 
 それから、練習試合は2勝2敗、ちょうど5割のペースでいき、はじめての公式試合、最初、昨年地域で3位のチームと1点差(バスケットで1点差ですよ!!!)で負け、そのショックで子どもたちが泣き、次の試合も落としてしまった。
 しかし、片方のチームが10人制で9人しか子どもが出場していなかったことがわかり、反則負けとなり、私たちのチームが2日目に残った。
 
 2日目の試合、最初のチームにまた1点差(バスケットで1点差ですよ!!!)で負ける。この時は保護者は何も言わなかった。

 それから夏の大会に向けて練習をし、夏の大会では後で県2位となるチームにボロ負け、その次にやっと公式試合で1勝した。この時も保護者は何も言わなかった。

 夏休み、ほとんど毎日(昨年の監督はヤル気がなく、3日しかしていなかったんですよ!)私が体育館に行き、練習を子どもたちとした。

 夏休みの後半に、外部コーチが県外からクラブチームを連れてくるということで、2日に渡り合同練習と練習試合を行った。

 県外のクラブチームには10-60でボロ負け、それは仕方ないとして、
もう一つ同じ地域のチームも呼んでいたので、そこと2回し、最初はウチの勝ち。
 その次、負けていたので、私が、保護者の前で思いっきり子どもたちを怒った。(もちろん、体罰はしていませんよ。)

 その2週間後、夏休みが開けてから、外部コーチが、仕事の都合上やめると言い出した。
 
 一応私は、引き留め、毎日の指導はできなくても、試合でベンチに座っていただけたらと言った。(結果、ベンチに座らず、子どもがチームで出場しているので、保護者として上から見ていた。)
 今も、外部コーチはやめている。

 その後、秋の県大会予選。今度は4Qで決着がつかず、延長戦までいって、負け。それが終わってから、保護者から
「監督が大きな声を試合中出すから、子どもがビクビクしていつも通りのプレーができない。試合中はベンチにドッシリ座っていてくれ!」と言われた。
 
 保護者からの要望なので、重く受けとめ、次の練習試合、ベンチでドッシリ座り、作戦板で静かに指示をしたが、ボロ負け。

 すると、今度は保護者から「監督が大きな声を出さないから、負ける。
今度は声を出してくれ!」と言われた。

 次の試合直前まで悩んだが、結果試合直前に声を出して指揮をすることを子どもに伝え、1勝1敗であった。

 最後の公式試合。そこでは、4Q全てオールコートマンツーという、ギャンブルに近い作戦をとり、小さい大会(6チームしか集まらない。)
で、3連勝し、
       優勝
することができた。(昨年20-40で負けていたところにも勝って。)

 昨年練習試合・公式試合共に一勝もできなかったチームがである。
 
 保護者は大満足であった。終わってから、ポケットマネーでミスタードーナッツから買ってきて、自分のガッコの体育館に戻ってきてから、子どもと私とサブのコーチにドーナッツをあげていた。(今までは、試合が終わってもこんなことはなかった。)やめた外部コーチも子どもが出ているので、見に来ていた。

 そうして、今年になり、新チームをつくりかけていたところ、やめた外部コーチが、他の保護者に、夏ウチにきた県外のクラブチームが大会を主催するので、来ませんかというのがある。そこで、行かないかといったらしい。

 私や二人いるサブのコーチには全く話をせずにである。

 誤解のないように言っておくが、ウチのチームはクラブチームではない。
 ガッコの部活の一環である。

 ガッコには、私や二人のサブのコーチでなく、上の人々(上というのはもうおわかりでしょう・・・)に、保護者が勝手に伝えて、結局自分たちが監督をして、大会に参加することとなった。

 チームの練習は、保護者の方で夜にでも子どもといっしょに練習をするかと思ったが、子どもに聞いたところ全くしていない。(ガッコ任せである。)

 結局、大会に参加することを、保護者や子どもから、私や二人のサブコーチに言わないまま、大会前日になった。

 私としても、今まで練習してきて、昨年は0勝だったチームをなんとか、勝利の味(優勝など)を味合わせることができたのではという達成感もあったし、大会にでるからには、それそうおうに頑張ってきてほしい(たとえ勝たなくても・・・)ということで、相手からは何も話がないが、自分の方から
「私は行かないが、明日の大会のための練習をする。」と子どもたちに言い、
「明日私は行かないが、がんばってこいよ。」と告げて終わった。

 こうして、昨日、私は試合どうなったのだろう?と思いながら、こうして
家にいる。

 すいません。ミニバスを愛するみなさん。これって、私が、悪いのでしょうか?
 ミニバスをはじめて四月からしたのですが、やっていくうちに好きになり、とても面白いとおもうようになりました。

 しかし、今、私がいないところで、勝手に保護者が子どもといっしょに試合をやっているのであれば、熱もさめてしまいました。

 ミニバスを愛するみなさん。どうすればいいのでしょうか?教えてください。





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最終更新日  2006年02月12日 14時03分02秒
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