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この人は・・いったい・・
どういう神経をしているのだろう。 今日も、家に女を大勢連れてきた。 妻である、あたしの目の前で・・ 堂々といちゃついてる。 妻のあたしに、お茶を入れされたり、 酒のつまみを買ってこさせたり・・ うちの旦那は、すごくモテる。 だから、こんなさえないあたしを 結婚相手に選んだ事は驚きだった。 正直、嬉しかった。 でも、なんてことはない。 あたしを妻に選んだ理由・・ それはたった一つ。 結婚した後で、他の女と遊んでも文句を言いそうに無いから・・。 一度だけ、抗議したことはある。 でも、 逆ギレされた。 「お前みたいなパッとしない女をこのモテてモテてしょうがない俺がもらってやったんだぞ?それだけでもありがたいと思え!家にはちゃんとお金入れてるし、お前が食う分には困ってないはずだ。贅沢言うな!」 あたしを・・何だと思ってるのだろう。 でも、それ以上怖くて言い返せなかった。 こんなんじゃ・・結婚なんてするんじゃなかった。 買い物に行った。 洋服を買って、美容室に行って・・ 彼は、この不景気でも業績を伸ばしている青年実業家。 彼が言った通り、他の女と好きにやってる分 あたしにはかなりのお小遣いをくれた。 結構な高い買い物もできるほどに。 でも・・ 全然満たされない。 高い小遣いなんていらない。 一人で好きなものを買って何が楽しいと言うの・・。 夕食の買出しに大型スーパーに寄った。 大量に食糧を買った。 あたしの・・得意料理を作ろう。 少しはあたしの方を見てくれるかもしれない。 家に帰り、 肉じゃがと味噌汁とポークソテーを作って待った。 ・・・・。 ・・・・。 ・・・・。 帰ってこない。 何時になっても。 もう、いくらなんでも仕事は終わってるはず。 連絡も無しか。 大方、あの女達と遊びに行ってるのだろう。 一人で、肉じゃがをほおばる。 ・・・。 涙が・・止まらない。 憎い。 あの男が憎くて仕方ない。 その時、新聞にはさまっていたチラシが目に止まった。 「復讐・・株式会社・・?」 「あなたの・・代わりに・・復讐します・・? お気軽にご相談ください・・」 住所を見ると、わりと近かった。 翌日、すぐその「復讐株式会社」に足を運んだ。 迷いは無かった。 結構、立派なビルだった。 受付の人に怖々話しかけると、 優しく奥に案内してくれた。 5分ほど、待っただろうか。 出されたコーヒーを飲んでいたら、 若い綺麗な女の人が現れた。 「どうも、お待たせしました。 あっ、どうぞそのまま。 私、復讐株式会社代表取締役の春野松代と申します。 今後ともよろしくお願いいたします。」 と丁寧に挨拶をされ、名刺を渡された。 「復讐株式会社」というイメージからは 想像できないような爽やかさを醸し出す女性だった。 「え~・・復讐のご依頼ですね? 我が社は、依頼者に代わって 合法的に対象者に復讐するという 業務をやっております・・。 ・・・・ チラシを見たときはびっくりされたんじゃないですか?」 「ええ・・確かに。」 「皆様そうおっしゃられます。 でも、合法的な復讐なのでご安心ください。」 「はあ・・。」 「では、調書を作成しますので、 詳しいお話をお聞かせくださいますか? え~と、お名前は・・早川美穂様・・でよろしいですね?」 「はい。」 先程書いたアンケート用紙を見ながら春野が言った。 その後、約1時間・・ 旦那に対する不満をぶちまけた。 包み隠さず、全部しゃべった。 「はい・・わかりました・・。 それでですね、復讐の方法は・・ 我々にお任せいただいて・・ あとは・・復讐の規模ですね。」 「規模・・?」 「松、竹、梅の3種類ございます。 松が最高で、梅が一番下です。 松は復讐の規模も大きいですが、 値段もその分お高くなってます・・。 早川様、どれになさいますか?」 「・・・・。」 少し、考えてこう答えた。 「松で、お願いします。」 復讐決行日は2週間後だった。 復讐の内容を聞かされてなかったが、 とにかく楽しみだった。 駅前のミスドで春野さんと待ち合わせをした。 春野さんがこちらに気付き手を振った。 「あっ、早川さ~ん!こちらで~す! おはようございます!」 これから人一人に復讐するとは思えない陽気さだ。 今日は、もう一人女性がいた。 「ご紹介します。 本日の復讐代行人を務めます、坂本亜矢です。」 「坂本亜矢です、よろしくお願いします。」 「はい・・・よろしくお願いします。」 坂本亜矢は、春野松代とはまたタイプの違う美人だった。 かなり露出度の高い服を着ていた。 相当なスタイルの持ち主だった。 「早川様は、見てるだけで結構ですので、 大船に乗った気持ちでいてくださいね。」 坂本亜矢は笑顔で言った。 現在・・ 夜20:00。 旦那が仕事から帰ってくる頃だ。 春野さんと自分は 車の中で待機。 坂本さんと春野さんはトランシーバーで 連絡を取り合っていた。 まるで探偵のようだ。 旦那が現れた。 今日は周りに女の子がいない。 事前に調査してこの日を狙ったらしいのだが・・。 坂本さんが近くにいる。 胸の開いた服を着て・・ 誘惑するかのように。 旦那はしばらく気付かなかったが、 坂元さんの視線に気付いた途端、 動きが止まった。 ひっかかりそうな女の匂いがしたのだろうか。 旦那はだんだんと坂本さんに近づいていく。 その後、数分会話をして・・ 二人はラブホテル街の方に向かった。 なんて・・早い展開なんだろう。 車の中で春野さんが言った。 「これで・・復讐は完了・・いたしました。」 続く ↓記事が面白かったらで結構です。 応援クリックお願いします。 人気blogランキングへ 夢職人トップページへ
ななさん
>初めまして。 >このお話が面白くて続きを探したのですが…。 >まだ出ていないのでしょうか? >楽しみにしています(^^♪ ----- ななさんはじめまして。 楽しんでいただいたようで、 うれしいです。ありがとうございます。 ただこれは・・・ 自分でも書いたの忘れてるくらいで 今同じテンションで書くことが できるかどうか・・。 続きは検討させていただきます。 今書くとしたらもっと練って リニューアルって感じでしょうかね。(2011年10月04日 22時15分11秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |