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2006.12.31 楽天プロフィール Add to Google XML

 侠客列伝
[ Movie ]    

侠客列伝(1968.08.01) 東映 カラー 106分

侠客列伝

監督:マキノ雅弘
出演:高倉健/若山富三郎/藤純子/桜町弘子/宮園純子/大木実/菅原謙二/里見浩太郎
出演:橘ますみ/楠本健二/関山耕司/沢彰謙/宮土尚治/志摩靖彦/中村竹弥/須賀不二夫
出演:遠藤辰雄/河津清三郎/藤山寛美/長門裕之/鶴田浩二etc

総合評価 ★★★★★★★☆☆☆(7点)
ストーリー★★★★★★★☆☆☆(7点)
キャスト ★★★★★★★★☆☆(8点)


今日はマキノ雅弘監督作品『侠客列伝』を見た。マキノ雅弘の作品を見るのはこれで16本目
予告編によると「日本侠客伝」シリーズの第九弾らしい。監督にマキノ雅弘、主演高倉健。その他若山富三郎・藤純子、特別出演に鶴田浩二と正に仁侠映画の極みと言えるオールスターもの。

高倉健藤純子鶴田浩二

キャスト
高倉健 おそらく大石蔵之助的なキャラ。親分を殺されて一年我慢を重ねてきたが限界。子分を引き連れ討ち入りをする。キャラ的にはいつもの仁侠映画の健さん。個人的には字が読めないでいるシーンが一番面白かったw(ちょっと馬鹿キャラな健さん)
若山富三郎 健さんの弟分。破門されていたが親分が殺されたと聞き駆けつける。忠臣蔵でもこういう役あったはず(名前忘れた)。ところで登場時のあの坊主の格好って・・・もしかして当時やってた「極悪坊主」シリーズのやつ?w その辺でも楽しめた。
藤純子 5年前に別れた男(鶴田浩二)を待っている芸者役。健さんが主役だからてっきり健さんと・・・かと最後まで思ったら鶴田だった。そのせいか鶴田が死んでからは存在がない・・・。ただ「緋牡丹博徒」シリーズでは全く見た事がない、男の胸にすがりつく”女”な藤純子が見れたのは良かった!
菅原謙二 健さんの組の親分役。親分衆の組合で大物の接待の大役を引き受けたが、ことある毎にいびられる。遂には我慢の限界、手を出してしまい殺される。この人って大映で地味に主役張ってた人よね・・・。沼田曜一と言い外様はつらいね・・・。
里見浩太郎 健さんの弟分。こないだ「緋牡丹博徒」見てても思ったけど、この人は任侠の人じゃない!! 今回も恋する若い衆みたいな役で、殺される役。しかもほとんど犬死(すぐには仇とってもらえないで我慢されるw)。この時代、時代劇の人もつらいね・・・。
長門裕之 健さんの弟分。藤純子に片思いをしていて、身請けの金を用意するため金をためていてケチな性格。藤純子に全然脈がないのに諦めきれず自棄酒の生活の日々。そんなある日健さんに薦められて旅に出る。・・・劇中最も消化不良なキャラ。いつものように片思いのまま藤純子をかばって死ぬのを予想してたのにw 旅に出たまま最後の出入りにすら帰ってこないw
鶴田浩二 流れ者のヤクザで人斬りの異名を持ち、健さんと対立する組の客分になる。藤純子とは昔いい仲だったらしい。まぁいつもの鶴田ね。健さんとの対決も見所だけど、どっちが強いとかはやっぱりなく健さんを拳銃からかばって死亡。つまり互角ってことですw

今回の悪役は河津清三郎を筆頭に遠藤辰雄・須賀不二夫。下っ端では楠本健二など。やはりそれほど外道な感じはしない。もっと憎らしさが欲しいところ。個人的に注目は関山耕司。この人は脇役のイメージ強いけど今回は結構出てる。昨日見た「侠骨一代」でも結構出てたし当時はピークだったのかな。組では健さん・大木実に次ぐ三番手で、若山よりも上。最後の出入りの四人の一人でもあった。ちなみに出入りの四人で生き残ったのが健さん・大木実、新だのが若山・関山。この辺も当時を現してると思う。若山なんか「緋牡丹博徒」の頃ならかなり大物なので死んでないと思うし。

若山富三郎大木実悪役トリオ(遠藤・河津・須賀)

ストーリー
忠臣蔵を任侠版にアレンジした作品。健さんの組の親分がいびられまくった挙句、ついに爆発。が手を出した途端に殺されてしまう。その後の親分衆の決定では健さんの組のみ謹慎。相手方にはお咎めなし。「片手落ちだ!」と子分たちはいきり立ちあだ討ちをしようとするが、親分の遺言、組の叔父きの説得もあり断念。謹慎処分となった健さんの組は貧乏の極みで、子分たちは一人また一人と抜けていく。そんな生活が一年も続いた頃、組でお世話になっていたカタギの親方が殺される。遂に我慢の限界! 健さんら四人は外道どもを叩斬りにいく・・・。

親分が殺されても、里見浩太郎・鶴田浩二が殺されても討入りをせず、カタギの近藤さんが殺されて討入りなのね・・・。つーか近藤さん役の人知らないし、出番もめっちゃ少ない・・・w そんな人のために討入りって・・・。まぁ今までの溜まり溜まったものが爆発したんだろうけど、もっといい機会なかったのかよ。ってきり旅に出てた長門裕之が帰ってきて殺されるのかと思ったのに・・・。この消化不良はどうすんだよw 仇をとった後もなんか爽快感とかなく暗いのよね・・・。

殿中でござる(菅原謙二)緋牡丹では有得ないシーンいつものように鶴田死亡

マイナス的なことも多かったけど、もちろん名匠マキノ雅弘の作品。オールスター映画なのもあってキャストを見てるだけでも楽しめる。むしろオールスターすぎて長門裕之の消化不良とか生まれたのかと(オールスターものではよくある)。

とりあえずこの作品が今年見た最後の映画になるっぽい。今年も見た映画95%以上は邦画(洋画見たのは1、2本のはず)。本数で言うと200いったかな~ってくらいかと。今年見まくった監督は「大島渚」「篠田正浩」「五社英雄」「深作欣二」あたりか。出演者では「岩下志麻」「梶芽衣子」「高倉健」「藤純子」「仲代達矢」「三船敏郎」あたりか。去年なんかはほとんど「東映・大映」の時代劇中心だったけど、今年は「東宝」「松竹」辺りの名画も見るようになった。でも来年日活・新東宝とか見てるとはとても思えないがw まぁとりあえずこんな感じで来年も見たい映画を見まくるろう!


最終更新日  2006.12.31 22:17:34
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