テーマ:おっぱいのあれこれ(408)
カテゴリ:●母乳育児●
●○ 母乳育児 ○● 完母で育てた娘も1歳になります。 自分の体験を忘れないように書き記しています。 一回の授乳時間ってどれが正しいの? 授乳時間って、助産師さんによって指導される時間が色々じゃないです? 片側5分2往復とか。片側10分最低1往復とか。 毎回、言われることが違うので、すごく混乱しました。 赤ちゃんによって、のんびり飲む子と短時間で切り上げる子といるようです。 途中で眠ってしまうなんてことも。 よ~く観察していると、「コクコク」と音を立てて飲んでいる以外は、 チクチクとしゃぶっているような時もあります。 それは赤ちゃんによって時間がまちまち。だから、片側5分なんていうと、 やっと母乳が湧いてきたあたりで切り離されてしまう可能性も。 私は、時間を見ながら授乳というのがなんとも落ち着かなくて、 時間で授乳を区切るのが好きにはなれませんでした。 で、色々観察し、自分の勘を頼りに行き着いたところ。 ママがよく観察して、 「アムアム」と「コクコク」と「チクチク」のパターンを 把握するのがオススメです。 赤ちゃんはまず「アムアムアム」と口を動かして、おっぱいを呼び起こしています。 「アムアムアム」と数回し射乳反射がおこって母乳が湧いてくるまでに、 数分かかります。 母乳が湧いてくると「コクコクコク」「ゴクゴクゴク」など、必死に飲み始めます。 時々、湧き出るおっぱいに吸う力が及ばず、 むせてしまうことも! 数十回コクコク、ゴクゴクやったら、「チクチクチク」に変わります。 ここまでが1クール。 娘の場合、「アムアムアム」を1~2分すると母乳が出てきて、 15~25回ほど「コクコク」やったら、「チクチクチク」に変わる というパターンでした。 チクチクに入ると、眠りに陥りやすくなるため、 1クールでもう片方のおっぱいに切り替えます。 切り替える際、赤ちゃんはなかなか離さないスッポン状態なので、 どうしたものかと毎回悩みます。 助産師さんは、赤ちゃんがおっぱいを離さないときは、 ママの小指を赤ちゃんのお口に差し込むと離れますよと教えてくれますが、 この無理矢理感が母子共に心地よくありませんでした。 私は試しに「もう一個のおっぱいにしようか」とか「も一個おっぱいあるよ」と 声をかけてみたら、娘は自分からポッと口を開けてくれました。 言ってることがわかるの~?と、初めはすごく驚きましたが、 それ以来この声かけで、無理矢理小指を差し込まなくても済むようになり、 声かけしてもお口を離さない場合は、まだ飲みたいのだろうと 娘に任せることにしました。 声かけ1回で離さなくても、数回繰り返し言ってみると 満足のいった辺りで離してくれるようになり、 これが私達親子の1クールになりました。 ちなみに、たまにアムアムを端折って、いきなりコクコクいくときがあったので、 授乳の際には、「アムアムアム~」とこれも勝手に声かけしていたら、 なんと、生後1~2ヶ月ほどで「アムアムアム~」とノド?鼻?を鳴らすではありませんか! これにはさすがに驚いて、手元の携帯で動画を撮っちゃいました。 それ以来、授乳中は「アムアムアム~」と言って二人で楽しんでいました。 こんな嬉しいハプニングのためにも、ビデオや携帯は、 授乳中に手の届くところに置いておくといいですね♪ 皆さんも「もう一個のおっぱいにしようか」「アムアムアム~」と 声かけを試してみてはいかがでしょうか。 自分たちのペースが掴めてくると、母乳育児も楽しくなってきます。 授乳時の抱き方 授乳の姿勢、抱き方には色々あります。 メジャーなところで、縦抱き、横抱き、ラグビー抱き、添え乳など。 私の場合、添え乳はなかなかうまく行かず、 乳口炎の原因を作ってしまった経験から、 母乳育児が軌道にのって、寒くなる季節になるまでは、夜間でも添えませんでした。 実際には、娘が5ヶ月になった辺りから夜間のみ添え乳するようになりました。 そうすると夜間の授乳もかなり楽になりました。 くわえさせ方に気を遣って練習すれば、乳頭を痛めずに出来るようになったので、 早くから練習すれば良かったのかもしれません。 さて、左右1クールずつを1セットとすると、 横抱きで1セット、ラグビー抱きで1セット、縦抱きで1セット 合計30分ほどの授乳時間が理想でしたが、 だいたい2セットあたりで、落ち着いてしまうことが多かったです。 なので、横抱き、縦抱き、ラグビー抱きを毎回変えながら授乳していました。 毎回抱き方を変えるのは、まんべんなく母乳を吸わせるためで、 乳腺炎の予防にもつながるということでした。 生後3~4ヶ月もすると、おっぱいもあまり張らなくなり、 差し乳といって、吸われると湧いてくるという仕組みに変わってきたので、 それまでは、この抱き方を変えて授乳を頑張ってやっていました。 授乳間隔が少し空いて、ちょっとしこりのようになっている場合は、 しこりの部分に赤ちゃんのあごが来るように抱いてみると、 しこり部分をあごで吸い取ってくれます。 赤ちゃんの吸飲は、あごが重要なんですね。 これを知ってからは、あまり律儀に抱き方を変えるのではなく、 おっぱいを触りしこりを見ながら、あとは自分の気分で抱き方を変えたりしていました。 母乳育児の縦抱きは、赤ちゃんの首の筋肉をつけますので、 しっかり支えながらも、赤ちゃんの首の力が着いてくるのを見守って進めていると、 首の据わりが早くなり、育児も早期から楽になってきます。 *さらに、首の据わりに役だった遊びはこちらを参照 一回の授乳を何セットにするかは、赤ちゃんとママのペースで掴んでいくとしても、 初めのうちは、なるべく授乳の途中で寝かせないで、 最低左右1クールずつ2セットは頑張った方がいいと思います。 で、最終セットの終盤の「チクチクチク」は後乳と言って、 赤ちゃんにとってデザートのようなおっぱいなので、 無理に離さずに、自然に離れるまで堪能させてあげましょう 後乳については、 赤ちゃんの体重を増やすコツ3 (産後すぐ編) で、詳しくお伝えしたいと思います。 ブログ村のランキングに参加しています。
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Last updated
Jun 4, 2013 09:53:55 PM
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