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2008/04/26
テーマ：ニュース(99427)
カテゴリ：ニュース
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中国のスポーツアパレル企業「中国動向」が日本のスキーウエア大手企業「フェニックス」を２円で買収するというニュースです。 オリックスグループOPI2002投資事業組合が全額出資するフェニックス（東京都品川区）の株式の大半を中国のスポーツアパレル企業「中国動向（集団）有限公司」（チャイナ・ドンシャン、本社北京）に売却することが決まり、中国動向が4月25日に香港証券取引所に情報開示しました。 フェニックスは本日26日付でホームページで公表しています。 オリックスは保有するフェニックス株のうち91％を中国動向に１円で譲渡。 また、オリックスがフェニックスに対して有する債権（金額非公表）を中国動向に１円で譲渡。 計２円で中国動向が買収。 つまり、オリックスは中国動向へ実質無償譲渡することになります。 フェニックスはスキーウエアの「PHENIX（フェニックス）」のほか、イタリアのスポーツウエア「Kappa（カッパ）」ブランドの日本での販売権を持ち、事業展開しています。 フェニックスが持つ有力ブランドを２円で傘下に収める今回の事例は、存在感を増す中国企業による日本企業買収の象徴的ケースとして、注目を集めそうです。 Jリーグでも東京ヴェルディをはじめ幾つかのチームでKappaのユニフォームを着用しています。 【参考記事】 スキー用品のフェニックス、オリックスが中国企業に２円で売却（日本経済新聞） 中国動向集団、フェニックス買収で国際化加速（日本繊維新聞）
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