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「世界環境デー」は、1972年6月5日にストックホルムで開催された国連人間環境会議で人類のために人間環境の保全と改善を目標とする「人間環境宣言」を採択したことを記念して設けられた日です。

国連では、日本の提案によりこの日を「世界環境デー」と定め、日本では1993年に「環境基本法」で「環境の日」と定められました。

事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意慾を高める日です。
世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。

さて、6月5日が世界環境デーということを意識してのことでしょうか。
今日、6月5日に三菱自動車は電気自動車「i-MiEV（アイ・ミーブ）」を発表しました。
i-MiEVのベースモデルは軽自動車「i（アイ）」とのこと。

ガソリンと電気を併用する、今や大人気で長期納車待ちのハイブリッド車ではなく、純粋な電気自動車です。

軽自動車をベースとした車ですが、なんとメーカー希望小売価格は459万9000円。
国の補助金をフル活用すれば、実質320万円程度で取得できるようです。
ぶ厚い国の補助があるとはいえ、軽自動車ベースの車に実質300万円以上もの出費はちょっと・・・

バッテリーは、リチウムイオンバッテリーで、1回のフル充電で約160km走行できます。
フル充電に必要な時間は家庭用200V電源で約7時間、家庭用100V電源で約14時間と結構な時間の充電は必要ですが、これで二酸化炭素排出量を大きく抑えられると考えれば、意外と短い時間かもしれません。
しかも、エンジンを回すわけではないので静かなんでしょうね。

2009年度は約1400台の販売を目指すようですが、もう少し実質支出額が低下すれば、需要は拡大しそうな気がします。
今後の動向を見守りたいです。


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