冷ますが覚ます
口笛の哲人 にしやんです
脱力、リラックス、力を抜くこと
それらは全ての分野でも共通することだと思います。
極めること、名人芸というものは「自然体」の在り方そのものなのです。
自然体とは宇宙の法則そのものであり、
そこに到達するならば何をするにも最高のパフォーマンスが実現するのである。
全ては2元である
音を意識すると、音が消えた瞬間に「無」を感じることが出来る。
力を入れると、力を抜くことが出来る。
全ての息を吐きだすと、たくさんの酸素を取り入れることが出来る。
熱を上げると、冷ますことができ、
苦を進んで行うと、後は楽になる。
意識をして力を入れることを圧という
そして苦を積極的に行うことも圧という
圧を入れると、冷めるという状態がある。
冷めることを「リラックス」脱力といい
冷める行為が「覚める」「醒める」ことなのだ。
体を鍛え抜き、食事も制限しながら良いものだけを食べる、それも圧をかけることである。
圧を上げると、冷める状態が多く続く。
苦を習慣にしている人、即ち圧をかけることを習慣にしている人は「ストレス」に強い
簡単に言うならば、苦楽中道の修行こそが自然体を生む
バランス力は「苦」「楽」を見直すといいのだ。
口笛とはバランスの極みである。
そしてバランスの極みこそが、宇宙に繋がる唯一の方法であり
それを絶対積極という。
冷静の目ざめは「霊性の目ざめ」なのだ。