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2024/04
2005/12/26
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カテゴリ:投資信託
本日は日経平均終値としても16千円台に突入しました。日中足を見ると、終止16千円台にのせていたようで、足場固めといった雰囲気です。今年の終値としても16千円台は十分期待できるようです。マイポートフォリオも、主要な一角である航空株がANAの運賃値上げのニュースに反応したのか大幅に上昇しましたのでかなり堅調でした。12月は今年最高の上げ幅になりそうです。

さて、タイトルの投信は、グロソブや先日購入したDIAM高格付インカム・オープンと同様、日本人が好きな国際債券型為替ヘッジなしです。日本人は株式のように値動きの激しいものより、債券のように着実なものを好み、さらに、国内債券は利回りが悪いので海外ものへと流れるのだと思います。さらに、為替ヘッジなしでは、為替動向をまともに受けるのにも関わらず、円建てで購入でき、円建てで基準価額が表示されることから、為替リスクを忘れさせてくれるのが投信の魔術です。実際に、掲示板などを見ていると、為替動向の影響は受けるのか?などという質問が寄せられることもあり、投信購入者が為替リスクに鈍感であることがうかがえます。

ダイワ・グローバル債券ファンドも約86百億円を集めており、グロソブ、ニッセイ/パトナム・インカムオープンに次ぎ第3位の純資産をほこりますが、伸び率がいいので、いずれ第2位に躍り出ることは確実で、遠くない将来1兆円ファンドとなることでしょう。グロソブ、ニッセイ/パトナム・インカムオープンが多数の販売チャネルを持っているのに比べて、大和証券のみでしか取り扱っていないファンドですから、相当がんばっている人気の高いファンドと言えます。

このファンドは、北米(アメリカ&カナダ)、ヨーロッパ(ユーロ圏&北欧・東欧)、オセアニア(オーストラリア&ニュージーランド)の3地域にほぼ1/3ずつ投資するスタンスで、さらに各地域で、括弧内の&の前後を6:4にわけ、利回りの高い方を6、低い方を4とする投資方針です。ですから、各国の資産規模なんかは考慮されませんので、例えば、NZDなんかは2割程度保有しており、USDと同程度ですからかなり買い過ぎ状態と思われます。

現時点での通貨構成で言えば、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、ノルウェーで約半分を占めますので、半分はDIAM高格付インカム・オープンと似たような性格を持ちます。残りの半分は米ドル、ユーロ、その他のヨーロッパですから、こちらはグロソブに似た性質を持つと思われ、ちょうど両者を足して2で割ったようなファンドと思われます。

さて、為替は先日急激な円高に振れたわけですが、私自身はこれを円高への転換点とは見ていません。行き過ぎた円安からの一時的な調整と見ているわけです。しかしながら、このクリスマスの週末の連休から、年末年始にかけては、少々円高方向へ振れるかもしれないと思っています。外国人はクリスマス休暇が終わり、本格的に投資再開ムードですが、日本人はこれからが本格的な休みであり、取引再開は年明けになるでしょう。とすれば、この間、外国人の日本株買いなどで、国内への資金流入はありますが、日本人の外債買いなど海外への投資資金は細ることになり、円高要因です。というわけで、海外もの投資先の一つとして、この投信を購入してみました。先日のIPOで増えた資金も大和証券に眠っていましたので。これで、国際債券型為替ヘッジなし投信は3種類になりましたので、今後はパフォーマンスを見ながら、投資割合を考えたいと思います。

年明けに日本人の外貨買いが本格的に再開され、また徐々に円安方向へ向かってくれることを期待しています。なにしろ、内外金利差はしばらくは続きますから、日本人の外貨買いの意欲が衰えない限り、それほどめったやたらと円高へは向かわないと思っています。

注:投資は自己責任。インターネット上の情報を鵜呑みにして売買をしてはいけません。





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Last updated  2005/12/26 05:19:56 PM
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