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2024/04
2007/04/18
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カテゴリ:相続ネタ
ま、先日準確定申告をしてきましたので、どんなモンだったかなあというのをメモ程度に。しかし、私が相続人になる可能性があるのは、残すところオフクロとおくさんだけ。オフクロは所得ゼロですから、確定申告も必要なさそう。ということは、もう、自分自身では滅多に必要ないか。

準確定申告は、故人に代わって、相続人が行う故人の確定申告で、死亡を知った日から約4ヶ月以内に提出しなければなりません。提出するのは、死亡した年の分と、1月から3/15までの間に前年の確定申告をしないまま亡くなった場合は、前年分も4ヶ月以内です。うちのオヤジの場合はまさにこのパターンです。

◇確定申告の書類には、上部に準確定申告であることが分かるような文字を書き足します。

申告書Aの場合は、「平成○○年分の所得税の確定申告書A」って隙間なく書いてあるので、上部に「準確」と書くようです。私はこの線でいきました。申告書Bは「平成○○年分の所得税の[空白]申告書B」と間に空白がありますので、ここに「準確定」と書き込めばよろしい。

◇準確定申告の氏名欄は、「被相続人 納税 太郎」のように、亡くなった本人の氏名の前部に「被相続人」と記載します。

まあ、違いはこれだけで、他の点は通常の確定申告と変わるところはありませんね。むろん、確定申告書作成コーナーで作成することもできますし、私自身はこのホームページを使いました。ただし、このページは平成18年の税制に基づいており、今年の税制に対応していません。例えば、昨年はまだ定率減税が残っていましたが、今年は廃止されています。まあ、うちのオヤジの場合は、今年は課税所得がゼロだったんで、所得税もゼロ、よって、定率減税は関係ないのでホームページでやったんですが、そうでもない場合は手計算でやるしかないですね。まあ、平成19年分の作成コーナーができるまでは。また、当然のことながら、還付申告の場合、本人の預貯金口座では還付金を受け取れませんので、これは、付表で相続人の口座を指定することになります。

あとは、チラッと税務署に聞いてみたことや、ネットで得た情報など。

◇基礎控除、配偶者控除など各種控除は年の途中で亡くなった場合も、全額使えます。

よって、例えば年半ばで亡くなって、収入が例年の半分だった場合も、所得の控除の方は通年分と同じになりますので、割合からいえば、課税所得は半分以下となるでしょう。このため、準確定申告は還付申告となることも多いようです。うちのオヤジの場合は2月に亡くなっていますので、収入は2ヶ月分しかなく、各種控除をさっ引けば、今年の分に関しては課税所得はゼロとなりました。よって、源泉徴収されていた所得税は全額還付です。といっても、2ヶ月分の収入に対する課税ですからみみっちい額ですが。なお、扶養控除は死亡時の状況によります。本人死亡後に被扶養者が就職して給与収入ができて、扶養の要件を満たさなくなっても関係ないと思われます。うちのオフクロが就職するとは思えませんが。

◇死亡後に支払った医療費は故人の医療費控除には使えません。

まあこういうシステムなんですからしかたがないんですが、やや釈然としない部分もありますね。本人死亡後の医療費は、本人が残した債務となり、相続財産から控除できるでしょうから、相続税などには関係してくるのかもしれませんが、まあ、これはうちには関係ありません。相続人の誰かが医療費控除に使えるのかな?でも、オヤジの名前の領収書があるんですが、独立してからオヤジとは生計を一にしたことないしなあ。ま、現在、税法上私がオフクロを扶養していることになっているので、今年の医療費が10万円超えて結構な額になったなら、私が来年の確定申告でトライしてみてもいいですね。でも、オヤジが亡くなった後は、オフクロの医療費も1割負担になっちゃって、ぜんぜんかからないんですけど。

◇基本的には、各種社会保険料控除は死亡時までに納付したものに関して受けられます。死亡後に支払った清算金等は故人の社会保険料控除には含めません。

これも医療費控除と同じでイマイチもやもやとしてしまいます。まあ、うちの場合は、社会保険料控除がゼロでも、基礎控除と配偶者控除だけで課税所得ゼロとなりましたので、無関係なんですが、オヤジの亡くなった後にも、国民健康保険料やら介護保険料やらの精算分の請求は来ます。ここまでは、本人が支払ったことにして、全額控除に含めてもいいような感じもするんですけどねえ。医療費控除は相続人の誰かが使えるのかもしれませんが、本人死亡後に支払った社会保険料に関しては、誰も控除に使うことができませんね。

なんか、簡単にメモろうと思っていただけなのに、意外と長くなったので、「付表」と「住民税」の話はまた後日。ネタがないときに。明日は当選しているアイティメディアの上場日なので、そのネタとなるでしょう。他に、公募割れも発生するかもしらんし(笑)。





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Last updated  2007/04/18 05:50:45 PM
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