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2024/04
2012/01/06
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カテゴリ:投資信託
またオリンパスの元社長がなんかケチつけてるようですね。あの正義の味方は、完璧に日本的なわたしゃキライなんだよなあ。それにしてもEURはどこまで行くのかなあ。USDと同じくらいまで行っちゃうんでしょうか。ヨーロッパ旅行は安くなっていいが、それほど頻繁には行かないしなあ。それに今は内需を拡大せにゃならん。というわけで、週末はちょいと福島の方へ行ってきます。と言っても、別にボランティアとかでなく、無駄遣い目的の純粋な温泉旅行。考えてみると、福島ってこれまでは通り過ぎるだけで本当ほとんど行ったことありませんでした。温泉旅行は陸路1泊くらいだとだいたい北関東(群馬、栃木)、伊豆箱根くらいの範囲内で収まり、東北本線方面に行っても那須くらいが限界だったかなあ。空路の場合は北海道でも九州でも行きますけど。また、2泊以上の旅行で陸路だと鳴子とかさらに遠くまで行っちゃう感じですから、福島ってなんか中途半端で、大人になってからは喜多方ラーメン食いに行ったくらいですね。これも新潟行った帰り道にちょっと寄ったくらいです。まあ、子どもの頃なら、仙台に住んでいましたので、遠足(修学旅行?)っぽいので会津(白虎隊)とか五色沼とか行ったはずですが、ほぼ覚えとらんし。

さて、タイトルはなんのことかというと、AUDのMMFとAUD債券投信、AUDゼロクーポン債のパフォーマンス比較ということです。

1年少し前、すなわち、一昨年の年末にAUD債券ものの投信を購入しました。

MHAMー豪ドル債券ファンド

理由はその時のネタに書いてあるけど、まさに今回のタイトルのような比較をしようかなというようなことです。それで、一昨年年末終値から昨年年末終値まで、1年のデータが出来ましたので、比較してみようということです。

まず、それぞれ具体的にどういった金融商品かということですが、

MMFはニッコウ・マネー・マーケット・ファンド(オーストラリア・ドル・ポートフォリオ)@ソニー銀行です。多分、売っているのがソニー銀行ってだけで、日興証券とかで売っているものと同じかと思います。毎月月末に決算、分配金が出ますが、税(20%)引き後再投資です。

投信は上で書いたように、MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)ですが、SBI証券で購入保有しております。毎月20日が決算日で、分配金が出ますが、こちらも再投資です。税率は優遇税制で10%ですが、含み損状態の時は特別分配となり非課税です。昨年は課税/非課税の分配金が半々くらいでした。

AUD建てのゼロクーポン債は2018.5に満期を迎えるもので、SBI証券で保有しております。昨年は残存7年前後でした。SBI証券では評価額を示してくれないので、毎月末に自分で為替とAUD債券利回りから評価額を計算しています。ゼロクーポンですから利金は出ませんが、その分は評価額の計算時に反映されます。

ゼロクーポン債はもともと利金は無いですし、MMF、投信ともに分配金は再投資で、この3種は昨年一年間どれもまったくいじっておりません。多少違うのは払っている税金の額ですが、まあ、それほど大きな違いではないでしょう。よって、評価額を単純比較出来ます。で、各月末の評価額を一昨年末の評価額=100として規格化して示すと以下のグラフになります。MMFが赤、投信は黄色、ゼロクーポン債が緑となります。AUDの為替動向(水色)も示してありますが、こちらは、月末のソニー銀行のTTBの値です。また、一部重なっておりますが、下の方のマーカーがない同色のグラフは、為替との差をプロットしたものです。

AUD MMF 投信 ゼロクーポン

こうやってみると、MMFは順当で、為替との差をとると、ほぼ直線的に増えていってます。要するに、分配金の分だけ為替をアウトパフォームするってことで、金利はその都度変化はしますが、年間通して4%前後でしたので、2割税金として0.8%ほどは支払っているはずです。その税引き後で1年間で3%ちょっと為替をアウトパフォームしているわけです。

そして、問題の投信ですが、こちらは10%ほど為替より成績が良くなっております。むろん、債券ですから金利もありますが、10%は金利だけでは説明がつきません。要するに1年で債券価格も上昇したということですね。為替が6%程度下落しておりますので、評価額としては+4%程度ですが、MMFの成績が分配金入れてもマイナスだったのに比べ、プラスの成績となりました。やはり、ユーロ危機、米国もイマイチってことで、AUD債券が買われ、債券価格が上がったようです。確かに、AUDの利回りは年間で低下気味です。また、証券優遇税制、特別分配で非課税の時もあり、税金として支払った額は、昨年年末評価額に対して0.4%程度でした。ですから税金による目減りはMMFよりは低かったでしょう。ただし、こちらには運用手数料が年間1.3%ほどかかっているはずです。これらの目減り要因が無ければもう2%近くパフォーマンスは良かったかもしれません。

で、これらの遙か上を行ったのが、ゼロクーポン債ですね。こちらはクーポンがゼロですから、利金の支払いは無し、税金もかかりませんし、ただ保有しているだけで、手数料もかかりませんので、それらの点は有利ですが、それをも凌駕して、年間で為替を18%ほどアウトパフォームしております。ちょっと10月に為替との差のグラフがガクッと落ちていますが、この時は日本による為替介入が行われた時でして、ちょっと為替の変動が大きかったので、記録したタイミングによって、ちょっとデータがおかしくなっているのかもしれません。10月から11月にかけて、投信の方は評価額を下げているのに、ゼロクーポン債の方はあげているのもちょっと極端に違っておかしいです。やはり10月末のデータがやや変なのだと思います。

三者でなぜここまで違うかというと、やはり、残存期間ですかねえ。MMFは超短期のはずで、残存ゼロといってもいいでしょう。よって、債券価格の動向には実際上は関係なく、為替+金利で全て決まる預金みたいなものですね。これに対して、ゼロクーポン債は昨年5月で残存7年でしたので、同レベルの残存期間の債券価格に連動するわけです。そして、投信はいろいろな残存期間の債券の集まりでしょうけど、最新週報ではデュレーションが3.7年となっておりますので、平均的には両者のちょうど中間、パフォーマンスもほぼ中間という結果になったのではないかと思います。

うーん。こうやって見ると、昨年はユーロ危機などのせいで、債券価格も結構動いて、あまり参考にはならない感じですねえ。債券価格が下落していくとき、すなわち、金利上昇局面では、MMFの方が有利になりそうだし、比較としては、やはり債券価格が動かない、すなわち、金利としても動かない、そんなまったりとした1年くらいで投信とMMFのどちらが有利か比較してみたいものですけど、さて、今年はどうなりますか。取りあえず、経過観察を続けます。





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Last updated  2012/01/06 05:25:28 PM
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