缶切りのこと
缶詰を開けるのには缶切りがあるといい。最近の缶詰は缶切り不要のものが多いのだけど、取り除いた缶蓋のふちが薄くて手を切ったことがあるのだ。また、取り除いた缶蓋はカールして丸まってしまうため扱いにくい。日本製の缶は対策品もあるのだけど、海外製ではあまり見かけない。安いトマト缶なんかも大体缶蓋は薄い。そして「さんまのかば焼き」などでよくみられる四角い缶詰の場合、缶本体側に残るふちも薄く鋭いのに、たれなどの中身が残りやすいため洗う時も怖い思いをすることになるのだ。で、最近話題の商品、ビールをトップオープンにする「DRAFT TOP」の広告を見て思いついた。トップオープンにすればいい、のだ。缶切りにはいくつか方式の違うものがあって、缶のふちに引っ掛けて手でキコキコする昔ながらのタイプとは別に、缶を閉じるためにまかれている部分の側面を切るタイプが存在するのだ。フェリオ カンオープナー 簡単にカンの蓋が開けられる ※グリーンは廃番飲料缶のふちが切れればこれでも缶ビールのトップオープン化ができそうなのだけど、缶ビールの缶は缶蓋の下部で缶の太さが太くなるため開けられないのが残念。でも四角い缶でも問題なく開けられるし、ふちの側面を切るため缶蓋が缶の中に落ちることもない。切断面はなめらかで指を切るようなことはなさそうだ。四角い魚系缶詰の空缶洗浄の安心感が無茶苦茶向上した。丸い缶、例えばツナ缶でも同様に洗いやすくできる。蓋は「まさしく蓋」な感じになる。ただし、缶内面に空気が触れるためそのままの保管はよろしくないとたいていの缶詰には書かれているのでそれに従いましょう。