こりない。
スズキのKeiはいい車だと思う。で、また買ってみた。1号機は半年で動かなくなった。でもそれは車のせいじゃない。中古なので当たり前なのだけれど、前のオーナーの管理が大事なんだ。エンジントラブルで不動になったのだけど、K6Aエンジンがダメなんだ、なんて言い始めたら袋叩きにされてしまう。ちゃんと管理していれば大丈夫なのです。僕の見る目がなかった、ということもあるけれど。2号機は平成19年式です。はっきり言って、シートはかなりグレードダウンしています。コストかけてないです。座り心地が悪く、長距離はきついです。14年式の1号機のシートを移植しようかと思ったのですが、2号機のシートが外せず断念しました。もったいない。新潟で購入し、自走で帰ってきました。変更登録は自分でして、ナンバーも付けました。下回りはサビで結構きています。「新潟の車は安いなあ」と思っていたのですが、お店の人も「サビがね」というくらいなのでそんなもんなんでしょう。ノーマルタイヤ(しかもサイズが純正より小さい)だったので1号機のタイヤと入れ替えたのですが、ジャッキアップしたらジャッキアップポイントがサビでつぶれました。やばいね、こりゃ。2号機は新潟で引き取ってから走って帰ってきたのですが、床下からなんとなく気になる音がしています。何かが外れそうな音です。覗いてみてもよくわからないのでとりあえず放置。サビで何かが脱落しそうなのかな、とか思ってました。段差を超えるときにも音がします。仕事の帰り道、ちょっとした段差を超えたとき、いかにも何か落ちました、という感じの音がして、さらに何か引きずってるような音がしました。安全な場所に移動して車の下をのぞき込んでも何もぶら下がっていません。脱落したのかな?と思って移動してみるとやはり何かを引きずる音がします。ついでにブレーキもおかしくなっています。再び安全な場所に停車して、右前輪を外してみました。車載のパンタジャッキなんて久しぶりに使いました。見た目は何もないのですが、ブレーキに触ったらぺろーんと前倒しになりました。キャリパーを固定しているボルトが脱落していたのです。上側が脱落し、下側もゆるゆる。JAFでも呼ぶしかないなあと思っていたのですが、下のボルトは残っているのでそっちを上につけてみました。何とか走れそうです。うちの車はマニュアルなので速度調節はギアとアクセルだけでもそこそこいけます。サイドブレーキはリアにかかるのでフロントブレーキの使用は最低限でも大丈夫。交通量も少ないし。職場に戻って車をおいて、電車で帰宅しました。いい加減ちゃんとした車買えば、と人には言われましたが、今回のトラブルは販売会社の整備不良です。(納車整備でブレーキをチェックし、ディスクとパッドを交換したと説明されています)車に罪はないし、車検後でも同様の事態が起こる可能性があります。たまたま低速走行時だったので大事にはいたりませんでしたが、高速だったらブレーキが破損していたかもしれません。トラブルは不幸ですが、まあ大事にいたらなければネタになるので良しとしましょう。自分の経験値も増えるし。販売店に連絡だけしなきゃ、とは思っていたのですが、気が付いたら日にちがたってしまったので今更感満載です。修理を頼みに近所の整備工場にもっていきました。「よく乗ってきたね」と言われましたがレッカー代なんて払えません。保証を要求できそうですが面倒だし。気になるので左側の点検もお願いしました。修理後、気になる音はなくなりました。左も緩んでいたと言われ、やっぱりね、と思いました。やれやれ。