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2005.11.19
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テーマ:コーラス(2694)
カテゴリ:合唱・声楽のこと
いきなり重い話題で、たいへん恐縮です。
昨日、私が大切に思っている人の一人である、
合唱のB先生が亡くなりました。

13日の合唱祭には、私達と一緒にステージに上がって、
普段どおり、指揮をされて、感動の音楽づくりをしていたのに、
未だに亡くなられたなんて、信じられないです。

私達T混声の指揮が、本当に最期の指揮・・・というのは現実。
T混声の皆が思っていることでしょう。「一生忘れられないステージだ」って。

そのステージには、もちろん私も参加していました。
私達団員も、ステージの上で泣いたし、
B先生も、涙を流していた・・という話。
けど私は・・・そのような姿を観てしまったら、絶対に歌えなくなるので、
ひたすら、お客様の方を向いて歌うように、努めました・・。
きわめて笑顔で・・を心がけて。

でも、その涙は、どこかでひしひし伝わっていたようです。
私は、最後の高音ppが、全く出せなかったのです。
そして、ステージの上で、足がガクガク震えている私に気がつきました。

あれだけ練習に参加していたのに、震えているのはなぜ?
練習不足・・とは訳がちがう震え。
きっと、私もどこかですごく感動していたのかもしれない。

でも、聴いていた人たちも、私達の演奏を聴いて、
涙を流していたらしかったのです。

それだけ、B先生や団員全員の想いが、
ホール全体に、響き渡っていた・・のでしょうね。

今だから言える話なのですが、
正直、毎回の練習の度に、B先生が弱っていくのをみるのは、
とても耐え難いものがありました。
私は練習のときには、いつものごとく、
B先生の前では、普通に明るく振舞っていたのですが、
やはり黄疸や腹水が出ながらも、懸命にレッスン&指揮をされている姿を見ると、
家に帰ってから、悲しみが止まらなくなることもありました。

人が亡くなるって、本当に本当に悲しいです。

それが、親しかった人であればあるほど、その悲しみは大きいです。


と言うわけで、しばらく、このブログ、「お通夜モード」になりそうです。





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最終更新日  2005.11.19 22:24:19
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