カテゴリ:調停(実践編)
約30分後、今度は私が呼ばれると、男の調停員さんから
「養育費は希望額支払うそうです。ただし、あなたがもし再婚したら支払わないという条件でいかがですか?」と聞かれました。 女の調停員さんから、「調停にまでなって1万円なんて額は、調停員として恥ずかしいと、先生は自分が悪者になってご主人を説得されたのよ」と言われました。私は、“なんだか私の最初の想いとは全然違う方向に流れていったけど、もういいや。希望額払ってくれるのなら。”と思いました。 正直、早く離婚したかったし、調停でこれ以上のことを望むのは難しいと思いました。それに山陰から関西へ行く費用もバカにならないし..。 私が首を縦に振ると、また控え室に戻るよう指示され、今度は裁判官と書記官が部屋に入り、なにやら協議しています。銀行ローンの件がレアケースなので打ち合わせに時間がかかっているるようです。ずいぶん待たされたあと、ようやく呼ばれて部屋に行ってみると、 そこには2人の調停員さんの他に、たぶん私より年下の若い裁判官(ボクちゃん風・笑)、初老の書記官…そして相手(夫)が座っていました。 「裁判官の○○です。これから読み上げますので内容を確認してください。」次に白髪の書記官が調停調書を読み上げます。さながら裁判の判決文のようです。「第一条..第二条..」 裁判官から最後にそれで異存はないですね?と確認されてから、銀行ローンの内容を確認するための確証(契約書の控)と目録を作成するための不動産の登記簿謄本の提出を求められました。 私は念のためにどちらも持ってきていたのでその場でお渡ししました。(これも司法書士さんのアドバイスのおかげです。) すべての要求は認められ、以上で私の調停は2回で終わりました。 結局相手はわかってくれなかったなあ..という空しさはありましたが、とにかくこれで終わったという安堵でいっぱいでした。 調停が終わってからの手続きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 裁判官と調停員はすぐに出て行き、昼休みが近いのか書記官の方があわてながら今後の説明をしてくれました。 ・「N県は600円です(たしか..調停調書を作成するための費用とかいう名目だったと思います。)」とか言われてお金を支払いました(本来は印紙ですが券売所が昼休みだったため) ↓ ・ 次に家裁へ請求する用紙(調停調書)についての項目が書かれた用紙を見せて確認を求められ、捺印を押しました。相手も同じくです。 ↓ ・ 申立人の私には2枚送るので、付箋の貼ってある1枚は離婚届と一緒に市役所に届けてください。と言われました。 ↓ ・ 切手の余りを返しますといわれ、申し立てのときに支払った切手の余りから、調停調書を郵送するぶんを差し引いた切手を返却されました。80円切手を10枚送ったのに返却されたときはなぜか10円切手がいっぱいありました。 相手とは一度も顔を合わせることなく、少し声を聞いただけでそのまま別れました。 話し合いは別々に とお願いしても最後に調停調書を読み上げるときには一緒にいなきゃいけないんですね。 調停調書は約1週間ほどで自宅に普通郵便で郵送されてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.28 16:30:06
コメント(0) | コメントを書く
[調停(実践編)] カテゴリの最新記事
|
|