ひとりで楽しも。

昨日は美術館へ行く前に
この夏に参加したワークショップ
→25年ぶりに描いてみた
で、お知り合いになった
おじいちゃまからラブレターを頂戴して、
地元の喫茶兼ギャラリーへ。
絵画サークルのグループ展に行ってきました。



日本画、洋画、水彩にパステル..
かなりレベルが高くて驚きました。

コーヒーを飲みながら、おじいちゃまと
色々なおしゃべりをしました。
自慢のお子さんやお孫さん、ペットのこと..
とても楽しそうに話すので私までほっこり。

それからふとしたことで、
私の高校の美術の恩師の話になり
「Ｋ先生っていうんですけど。」というと
なんと！おじいちゃまはご友人でした。

その話を奥で聞いていらしたお店のママさんが
なにやら1冊の本を渡してくださいます。
それは、Ｋ先生が2年前に喜寿を記念して
出版された画集でした。



「懐かしい！これは高校のアトリエにあったんです。
あ、この絵は当時まだ制作中で..」
私が本を開きながら話してると、ママさんが

「これ、2冊あるから差し上げますわ」

と、なんと！私にくださいました。
去年、私が病院の待合室でみた同級生
（Ｋ先生の娘さん）の肖像画
油絵で再会　もちゃんと載ってました。



邂逅（かいこう）とは、偶然の出あい。めぐりあい。
という意味ですが
人生の中で、何か意味がある出会い、とか、
「切っても離れられない運命」のような
ニュアンスも含まれていて
私はあまりの偶然に胸がつまってしまい、

「鉛筆1本と画用紙でいいからおいでよ」

おじいちゃまから熱心にこの絵画サークルへの
勧誘を受け、10月は無理だけど
11月には必ずと約束して帰りました。

夢中で絵ばかり描いてたあの頃
絵さえ描いていれば幸せだったあの頃
それが、いつの間にか描けなくなって...

わたしは、赦されたんだろうか。
まだ描けるんだろうか。

（棟方志功展へ続く?）

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