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庶民目線のふる納レポ(元祖)

庶民目線のふる納レポ(元祖)

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2016年11月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は祝日なので、時間のある方も多いのでは?「ふるさと納税」に関心はあるけど、やり方を調べるのが億劫な方にご覧いただきたい記事です。また、もっと短い記事で簡単に方法を知りたい方は、コチラ(当ブログ11月17日記事ビギナー必見(中略)はじめてのふるさと納税)をご覧ください。

「ふるさと納税と言っても、生まれ故郷以外の場所でも納税できます」とか、制度概要等はいろんなサイトや本に紹介されているので、ここには書きません。私が今年はじめてふる納にチャレンジして、庶民目線的に気になった部分や疑問点をQA方式で紹介します。

モデルケースとして次の3人がいたと仮定します。 限度額: 目安一覧表 試算ツール
Aさん:限度額5千円
Bさん:限度額5万円
Cさん:限度額50万円
※限度額=自己負担2千円で納められるふるさと納税限度額です。以下、下線部を省略して限度額と表現します。
※返礼品⇒納付額の50%相当とする(もっと高い物も安い物も、あるいは値段に換算できないものもありますが、あくまで説明上の目安です)

質問1:ふるさと納税は誰にとっても得でノーリスクか?
⇒回答:そうとは限りません。例えば…

Aさん:5千円払って翌年3千円控除(=自己負担2千円)で、2500円相当の返礼品
 ⇒-5千(支払額)+3千(控除)+2500(返礼品)=500 ∴500円の黒字⇒損か得か?びっくり

Bさん:5万円払って翌年4万8千円控除(=自己負担2千円)で、2万5千円相当の返礼品
 ⇒-5万+4万8千+2万5千=2万3千 2万3千円の黒字⇒お得スマイル

Cさん:50万円払って翌年49万8千円控除(=自己負担2千円)で、25万円相当の返礼品
 ⇒-50万+49万8千+25万=24万8千 ∴24万8千円の黒字⇒かなり得 丸儲け状態大笑い

Aさんのケースを見るとわかるとおり、微妙な場合も多いと思います。
ふる納は「2000円で返礼品もらい放題」とCのケースでよく宣伝されていますが、一般的には(多分、大半の人には)そこまでたくさんいただける人は多くないはずです。

どのケースでも、金額的な負担は2000円増加します(一部の例外を除く※⇒質問4参照)し、得するのはお金ではなく「返礼品」という物(体験等、例外あり)をもらえる事です。

そもそも、今年の収入が確定してない状態で、今年中にふる納を済ませ、来年納める税金が控除されるのです。収入によって限度額が変わるリスク、制度を理解するための時間ロス、かかる手間、来年分の先払いなので家計やりくりリスク… なども考慮すると、一概に誰にでも得な制度、とはならないですよね。

また、翌年控除されるのも、住民税と所得税が半分ずつ(Aの場合、それぞれ1500円ずつ)と分散されるので、控除された気がしないのでは?…と思います。←自分も今年初めて納めたので、まだ控除されてないのでわかりません。

なお、リスクと表現しましたが、投資商品のように価格が変動することはありません。払う金額、いただける返礼品、控除される金額など、だいたいは最初に計算できるものです。その意味では安心

質問2:自己負担は一律2000円で、別の段階はないか?
⇒回答:そのとおり、ありません。限度額1万でも100万でも負担額は2000円ですから、高所得者ほど得をします。

「自己負担2000円で納められる限度額」という標記を見て「じゃ、5000円負担すれば限度額上がるの?」とか私は思いましたが、2000円一択です。

ちなみに、何か所に何回の寄付をしようが、自己負担額は1年に2000円です。1品ごと、1自治体ごとに2000円ではありません。

質問3:限度額を超えて納めることはできないの?
⇒回答:いいえ、できます。ただし、控除額は変わらず、超過分はそのまま自己負担になります。多少の超過(例1)なら利益が少なくなるものの黒字にできますが、大幅な超過(例2)は赤字になります。

例1)Bが6万円ふる納した場合、控除金額は4万8千円と変わらず、自己負担が1万2千円にUPします。つまり、6万円払って4万8千円の控除と3万円相当の返礼品になります。
-6万+4万8千+3万=1万8千 1万8千円の黒字ですが、5万円寄付の場合より利益が減少しています。

例2)Aが1万円ふる納した場合、控除金額は3000円と変わらず、自己負担が7000円にUPします。つまり、1万円払って3000円の控除と5千円相当の返礼品…割りに合わないですね。
-1万+3千+5千=-2千 2千円の赤字になってしまいます。

質問4:ふるさと納税で節税できるか?
⇒回答:できません。基本的に負担額は必ず2000円UPします。返礼品がもらえる、という意味では得でも、金銭的負担は必ず2000円UPします(質問1と重複していますが、大事な部分なので)。

ただし、例外として、2000円の負担軽減のために次のような庶民目線的方法(←大げさ(-_-)を紹介します。
・日頃、楽天ポイント(→楽天ふる納)やTポイント(→ふるさとチョイス、ふるなび)をためて、ふる納に使う。
・楽天ふる納で、ポイント還元を受ける→ポイントUPセールとか、買い回りセールを使うと、自己負担2千円分(以上)のポイント還元を受けることが可能です。詳細は、コチラ(11月21日当ブログ記事)。
また、返礼品を換金という手もなくはないですが…適正価格ならともかく、高く売るのはどうなのでしょう?

以上です。私が今年はじめてふるさと納税にチャレンジして、疑問だったことをまとめました。
なお、詳細確認、寄付実施は必ず自己責任でお願いします。

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最終更新日  2016年11月23日 08時48分55秒
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