カテゴリ:だらだら日記
12月に降る雨は、師走という時期を一瞬止めてくれる。
乾いた空気に潤いを与えるように、それぞれの心の中も 潤いを取り戻す。 外苑前の銀杏並木は、秋の色を最大限に引出し、その 役目を終えようとしている。 銀杏に敷詰められた路は、一枚また一枚と散りゆく葉 が幾重にも重ねあってできた自然の路。無機質なコン クリートの路面は殆ど見えない。そして、冷たく薄暗 い雨の中をほのかに照らし出す。 土と銀杏と雨が微妙な化学反応を起こして、独特の香 を発している。遠い昔を思い起こさせる、懐かしい香 。今日ここに訪れた人たちは、どう感じただろう。 ちょっと、ノスタルジックに浸ってしまいました・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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