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カテゴリ:ボケない様に
茨城県の牛久沼ほとりに住んでいた 日本画家の小川芋銭〔うせん〕のカッパ絵が有名です 岩手県遠野物語のカッパ淵の伝説もリアルさがあり面白いです カッパは妖怪、あるいは架空の生き物として 怖がられる反面、親しまれてきた側面もあります 時代によってイメージが変遷し 現在は人間にように生き生きと描かれることが多いです これは昭和初期に描かれた芋銭の絵が手本になっている 芥川龍之介の河童は 当時の社会の生きづらさを綴った小説です かいつまんで言えば カッパの世界は、人間の真面目に思うことを面白がり 人間の面白がることを真面目に思うあべこべ状態という 私の好きなひねくれた世界観を綴っている お産の時には お前はこの世界に生まれてくるかどうか、よく考えたうえで返事しろ と腹の中の子に向かって言う その子が拒否すると生まれなくて良いのです なるほどこの世は苦労が多く生きづらいので納得です わが郷土水戸藩の研究書の 『 水虎考略 』 に 水戸藩内で1801年〔享和元〕に捕らえられたカッパさん 体長1m、重さ45k、背中に甲羅あり 大型のカメやスッポンに似た姿と記録されている カッパ伝説は 実際に存在した生き物の物語を語っている伝説なんですね 間違いありませぬ 地元にもカッパ伝説があります 新選組を創った初代局長の芹沢鴨さん この頃は、毎日の様に自宅前跡地を自転車で徘徊している この方のゆかりの城、芹沢城近くを流れる川を梶無川という この梶無川にカッパさんが住んでいた 手短に綴りますよ 芹沢家の殿様が分けあってこのカッパさんを助けた 後にお礼としてカッパ家秘宝の痛め止めの作り方を伝授したという 芹沢家の分家はお医者さんの家系です 現在はこの地でなく遠方に住んでいます 今でもお医者さんを営んでいるらしいです 長々と書いてはいるが もしかするとここの河川 梶無川に秘かに静かに身を隠し生きているかもしれません 自転車での徘徊時には カッパさんが存命しているかも知れないので 注意し見ています (・_・;) ” 百合の花 匂える角を 曲がるとき 悔いなきひと日 みずからに問う ” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.04 10:00:10
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