トラックを磨きながら
先日、18年も会社で活躍してくれたトラックが引退しました。代わりにピカピカのトラックがくるのを待って。引退後は、業者の方が引き取りにきます。引退の当日、18年間、そのトラックに乗って配達していた社員のおじさんが、一生懸命にピカピカになるまでトラックを磨いていました。今にも泣きだしそうな顔をしながら。その後、業者の方が到着し、いよいよお別れのとき、そのおじさんがたまらず泣き出してしまいました。いつも冗談ばかり言って、泣いてるとこなんて見たこともなかったおじさんが、「あ~もうダメだ~」と言って。思わず周りにいた私たちももらい泣き(涙)18年も乗っていると、車にも情がわくんですね。私は今まで自分の車って持ったことがないので、知りませんでした。そこまで大事にしてくれていたおじさんの思いを感じ、久しぶりに胸が熱くなりました。