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暮らし 2012年 1月23日 〈暮らしのアンテナ〉きょうのテーマは「お風呂」
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3 東京ガス都市生活研究所 興梠真紀主幹研究員に聞く 今回の「暮らしのアンテナ」は「お風呂」がテーマです。入浴の手順や注意点、季節を 楽しむ薬湯などについて、東京ガス都市生活研究所の興梠真紀主幹研究員(風呂文化研究 会事務局長)に聞きました。このほか、お風呂を楽しむ話題のグッズも紹介します。 〈感想やテーマの要望は dokusha@seikyo-np.jp まで〉 基本的な入浴の手順 1 入浴前にコップ1杯の水分を補給。メークは、事前にしっかり落とします メークをしたままだと、毛穴がふさがれ、汚れや脂質の押し出しを妨げてしまいます。 2 心臓から遠い、足から順に「かけ湯」をします 体をお湯に慣らします。この時、軽く汚れも落とすのがマナーですが、髪や体の汚れは お湯につかって汗をかいた後の方が落ちやすくなります。 3 汗ばむくらいまで、お湯にゆっくりつかります 暮らし 2012年 1月23日 〈暮らしのアンテナ〉きょうのテーマは「お風呂」
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6 4 髪や体を洗います 石けんやシャンプーをしっかり泡立てると、毛細管現象で汚れを吸い上げてくれます。 たっぷり泡立てれば、体をなでるように洗うだけで十分。ゴシゴシ洗うと肌に負担をかけ ます。 5 お湯にさっとつかります 6 最後にシャワーで手足へ「かけ水」。入浴後もコップ1杯の水分を補給し、素早くスキ ンケアをします 手足の温度が高いままだと、体がその熱を下げようとするので、かえって冷えてしまい ます。入浴後の肌は、皮脂膜が少ないので乾燥しやすいため、保湿性のある化粧水や乳液 で保護しましょう。 体温が高い状態の時は、深い眠りに入りにくいため、入浴は少なくとも就寝1時間以上 前にすませると、快眠を得やすくなります。
安心して入るために 浴室を暖かく お湯はぬるめに 冬の寒い浴室で裸になると、体が寒さで緊張し、血圧が急激に上がります。さらにその 状態でお湯につかると、今度は血圧が急激に下降します。寒いと、つい熱いお湯につかり たくなりますが、寒い浴室で熱いお湯に入ると、浴室に入った瞬間の血圧上昇も、その後 の血圧低下も、さらに激しくなります。 こうした急激な温度変化による血圧の変動は、心臓などに負担を与えます。特に高齢者 は意識を無くすなど深刻な事故につながることがあるので要注意です。 入浴事故を防ぎ、安全に入浴するためには、冬場は暖房機などで浴室や脱衣所を暖めて から、40度程度のぬるめのお湯に入りましょう。
シャワーで室内を暖める 浴室暖房機がない場合は、シャワーをバスタブに向けて給湯すると、お湯をムダにする ことなく、その湯気で浴室内を少し暖めることができます。 浴室暖房乾燥機などには、ミストサウナ機能のあるものがあります。細かい霧状のミス トが全身を包み、湯船に入らなくても、短時間で体を温めることができます。高齢者の体 への負担が軽減されます。 昼の入浴も 浴室が比較的暖かい昼に入浴をすることで、体への負担を軽くする方法もあります。体 が夜に冷えてきたら、足や手の部分浴で温め直しましょう。 暮らし 2012年 1月23日 〈暮らしのアンテナ〉きょうのテーマは「お風呂」
リラックスするために 40度が分かれ目 湯温は40度を境に、目覚め効果とリラックス効果に分かれます。朝のシャワーは、目 覚め効果のある、40度より高めが適しています。ただ、浴室暖房で浴室を暖めるなど、 安全のための注意が必要です。 一方、38~40度のお湯は、体への負担が軽く、リラックスさせる効果があります。 冬は40度がお勧め。お湯に肩まで10分ほどつかれば、血行が良くなり、入浴後、疲れ や肩凝りが和らぎます。半身浴なら、同じ温度で入浴時間を増やせばいいでしょう。
入浴できない時は手や足の部分浴を けがや病気でお風呂に入れない時、寝る前に少しだけ温まりたい時には、手軽にできる 手や足の部分浴が、お勧めです。 手や足だけを温めても、血行が良くなり、温浴効果が得られます。手浴では、肩凝りを 緩和できることが分かっています。 手浴の方法は、大きめの洗面器に少し熱めの42度ぐらいのお湯をはり、20分ほど手 をつけます。できればひじまで入れると理想的です。 足浴は、専用のフットバス(洗面器やバケツでもOK)にお湯をはり、いすに腰掛けた 状態で両足をお湯につけます。お湯は40~42度程度が目安ですが、冬場は42度がい いでしょう。 ぬるくなってきたら少し熱めのお湯を足します。リビングならポットにお湯を用意し、 お風呂場ならシャワーで補充します。全身がぽかぽか温まってきたら十分です。 お湯の量は、最低でも足首が隠れるくらいまで。ふくらはぎまでつけられるものがベス トです。足浴後すぐに寝ない場合は、最後に足先に水をかけ、タオルで水滴をよく拭き取 ると、冷えにくくなります。 体に無理のないゆったり半身浴 半身浴は、みぞおちのあたりまでぬるめのお湯をはり、ゆったりつかる入浴法です。肩 までお湯につかる全身浴と比べると、心臓にかかる負担が少なく、リラックスしやすいこ とが分かっています。 20分ほどお湯につかれば、40度までのお湯の半身浴でも十分に血行が促進されます。 浴室が暖かい方が血行が促進されリラックス効果も高まります。 寒い時季は、浴室暖房やシャワーで浴室を暖めたり、肩に乾いたタオルをかけるなどし て、寒くないようにして行いましょう。
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