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暮らし 2012年 1月30日 新刊紹介
「始末のいい暮らし方 ムダの少ない、気持ちのいい毎日のために」阿部絢子著 モノを大切にし、ムダを減らし、使い切る"始末のいい暮らし方"を提案する。消費生活アドバイザーとして活躍し、世界各地の生活や環境問題を研究してきた著者ならではの視点。冷蔵庫は60%収納、省エネ調理とゴミの減らし方、洋服は減らして着回しで工夫......。つましく豊かに暮らす知恵がいっぱい。 ●だいわ文庫、680円。
暮らし 2012年 1月30日 あなたの悩みに法律Q&A(40) 養子縁組の手続き
「特別養子」の成立には厳しい要件が課される 弁護士 大泉優子 Q 私たち夫婦には、子どもがいません。生まれたばかりの姪を養子として迎えたいのですが、どのような手続きが必要ですか。 A 通常、当事者の同意と届け出のみで養子縁組は成立します。ただし、生まれたばかりの子を養子とする場合には、親権者(多くは子の実の両親)の同意と、家庭裁判所の許可が必要です。 Q 私との間だけで養子縁組をすることはできますか。 A いいえ。夫婦が未成年者を養子とする場合には、夫婦は共同して養子縁組をしなければなりません。 Q 養子縁組が成立した場合、養子と実の親との関係はどうなりますか。 A 通常、養子縁組が成立しても、実親との関係はなくならず、相続権や扶養の権利義務が残ります。つまり、養子は養親とも実親とも親子関係をもつことになります。 Q 戸籍を見れば、養子であることが分かるのですか。 A 戸籍上、子については「養子(養女)」と表記されますし、親の欄には養親と実親の名前が記載されることになるので、戸籍を見れば、養子であることが分かります。 Q 戸籍に「養子」と書かれない方法はありませんか。 A 特別養子縁組の方法が考えられます。 この場合、「養子」とは記載されず、父母の欄には養親の名前のみが記載されるので、戸籍を一見しただけでは、養子であることは分かりません。 Q 特別養子縁組の手続きは、先ほどの説明と同じですか。 A 特別養子縁組の手続きは、先ほどの普通養子縁組の要件よりも厳しいものです。例えば、養親は成人夫婦でなければならず、その一方が25歳以上でなければなりません。また、原則として6カ月以上の試験養育期間や家庭裁判所の審判が必要です。
暮らし 2012年 1月30日 知って得する調味料のヒミツ(24) 酢の話2
にぎりずしブーム支えた粕酢 時代小説家 車浮代 わが国で、酢の生産量が爆発的に増えたのは、江戸のにぎりずしブームを支えた「粕酢」の発明のおかげです。 尾張国知多郡半田村(現・愛知県半田市)で酒造業を営んでいたミツカンの創業者・中野又左衛門が、日本酒を造る際に大量に出る酒粕をなんとか利用できないかと考え、酒粕で酢を造ることを思い付きました。 粕酢は米酢よりも安価な上、マイルドで香ばしい味わいがマッチし、にぎりずしはたちまち全国に広まったというわけです。 それまでは、魚と米飯を発酵させた「なれずし」や、関西発の「押しずし」などがすしの主流でした。 文化元年(1804年)に粕酢が誕生したこの地に、日本で唯一の酢の総合博物館「酢の里」があります。当時の流通の名残を見せる半田運河(映画「姿三四郎」のロケ地)を囲んで、黒板造りの蔵が立ち並び、厳かで凜とした美しさには思わず息をのむほど。 博物館では、当時の道具や酢造りの模型が展示され、酢の効用も学ぶことができます(要予約)。 見どころの一つは、江戸前にぎりずし屋台が再現されていることで、木箱には、握りこぶしほどもある大きなすしが並んでおり、現代人との嗜好の違いを感じます。 酢のものは苦手でも、すしは大好物、という方は多いのではないでしょうか。酢が嫌いになる理由は、酸味=腐っているもの、と感じる人間の本能によるもので、酢が苦手な方は防衛本能が強い、と考えられます。 その点、すしは米飯と甘味によってツンとした酸味が抑えられるため、おいしく感じられるのです。 酢は毎日摂取することで、健康維持に大変効果的な調味料です。苦手なものをしぶしぶ食べても長続きしません。レシピの分量にこだわらず、お好みの濃度まで酢を控えたり、水で薄めるなどして、毎日おいしくいただきましょう。
暮らし 2012年 1月30日 〈暮らしのアンテナ〉 きょうのテーマは「和風の着こなし」
帯締め1
帯締め2
風呂敷で作ったハンドバッグ=ふろしきリング(荒川)(右)、ハンドルバッグ(秋櫻舎)(左)
中谷比佐子さん
帯締め 関連画像
玉かんざし 別の画像を見る
アレンジ一つで粋な装い きものジャーナリスト 中谷比佐子さん 今回のテーマは「和風の着こなし」です。「普段着に変化をつけたい」「母親から譲り受けた和服や小物をうまく生かしたい」という方は少なくないのでは? そこで、"和のテイスト"を取り入れた粋な着こなし術について、きものジャーナリストの中谷比佐子さんに聞きました。 〈感想やテーマの要望は dokusha@seikyo-np.jp まで〉 色や素材の魅力を味わう 記憶の限りでも、和服のよさはすでに30年ほど前から、洋服のデザインに取り入れられていました。ただ、それに積極的だったのは、主に海外のデザイナーでしたので、日本人自身がもっと和服の面白さや粋な日本文化に興味をもっていいのでは? と思っていました。 必ずしも、着物それ自体を装う必要はないでしょう。帯揚げをストールやマフラーのように使ったり、帯締めをベルトにしたりと、小物を少しアレンジして、普段の着こなしに加えるだけで、和の美しさを楽しむことができます。 季節の色合いに服の色を合わせるのも"和の着こなし"の持ち味です。今の時期であれば、ピンクや淡い黄色の服を着る。春に入れば、菜の花の黄色や紫色のような濃いめの色の服に変えます。季節をちょっと先取りするのです。 夏には黒や白、赤のキリッとした色の服を着て、涼やかに見せるのがいいでしょう。秋の初めには、栗色や茶色ですね。 素材も同じように、和物らしい心地よさを味わえます。夏には、風通しのいい麻や紗を用いた服が、暑さ対策に適しています。見た目にも、涼しげな感じをもたらしてくれます。 また、着物の長じゅばんを部屋着・寝間着に使えば、その質感に"肌が喜ぶ"のではないでしょうか。絹には保湿・保温・消臭効果もあるので、とても快適です。 自然との調和を重んじる"和の文化"に目を向けるだけでも、着こなし方はずいぶん変わると思います。 帯締めをベルトに使う 1 帯締めをベルトとして使うのもいいでしょう。カーディガンの前部分を絞り込み、帯締め・帯留めで固定すると、普段と違う着こなしを楽しめます。帯留めは、ベルトのバックルのようにも見えてオシャレ。寒さを防ぐのにも効果的です。 2 2本の細い帯締めをらせん状により合わせ、1本のベルトを作ることもできます。はやりのチュニックに合わせるのもいいかも。同じ服なのに印象が変わります。 ジーンズ、ブーツに「羽織」 ジーンズ、ブーツに羽織を合わせる--とっても粋な着こなしになります。特に工夫することもなく、そのまま着るだけなので簡単! 羽織は、短いものでも長いものでも構いません。他にロングドレスの上に袖を通さずに着るのも、しなやかでステキです。 手には、風呂敷で作ったバッグを持つのもいいのでは? かばんのハンドル(手で持つ部分)と風呂敷1枚があれば、マイバッグが完成! 暮らし 2012年 1月30日 〈暮らしのアンテナ〉 きょうのテーマは「和風の着こなし」
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3 頭部を彩る和のアイテム 和服のアイテムで、頭部も美しく仕上げられます。 1 帯揚げを頭部に巻けば、小粋なヘアバンドの出来上がり。帯揚げの色柄や長さを変えて、いろんなアレンジを楽しめます。 2 ニット帽には玉かんざしをひと挿し。玉の絵柄が、ワンポイントのオシャレとして効果的です。干支をかたどったかんざしで、和の趣をさらに引き上げることもできます。 3 同じ帽子でも、チロルハットには、イチョウ形のかんざしが似合います。取れないように、安全ピンで留めたり、糸で結ぶことが必要です。 暮らし 2012年 1月30日 〈暮らしのアンテナ〉 きょうのテーマは「和風の着こなし」
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帯揚げのマフラー、タンクトップ 1 帯揚げをマフラーやストールのように使うことができます。色や柄も豊富なので、さまざまなアレンジの仕方が可能です。服の柄が派手ならば白い帯揚げを使いましょう。首元に少し白色を加えるだけで、着物の半襟と同じように、顔の印象をシャープに引き締めてくれます。 2 胴の部分に帯揚げを一巻きすれば、タンクトップに。後ろはキュッと縛るだけでOK。その上に、セーター、ブラウス、ジャケットなど何でも合わせられます。 旅行の時など、帯揚げが1枚あれば、とても役立ちます。 小物類で胸元を華やかに 帯締めや帯留めで、胸元を華やかに飾ることもできます。 首にピタリと巻き付ければ、チョーカーに。後ろの部分をちょう結びにすれば、背中の開いたドレスなどでは、いっそう鮮やかさが増します。 帯締めを軽く巻くだけで、女性用ネクタイに早変わり。少しゆるい感じが、普段着らしくていいかもしれません。 帯留めにチェーンを付ければ、ネックレスになります。ちょっとした工夫で"自分仕様"のアクセサリーを楽しめます。 帯留めをブローチにしても、いつもと違う趣を出せます。 帯留めの種類は、彫金、べっ甲など、いろいろ。和風の小物を使い、オシャレ度をアップさせてみては?
■プロフィル なかたに・ひさこ 大分県生まれ。女性誌の編集記者を経て、(株)秋櫻舎(http://www.kos-mos.com/)を設立。着物雑誌の企画・監修・執筆など、幅広く活躍している。著書に『若い人のためのきものの本』(主婦と生活社)、『きものを着たら おとな思草』(角川学芸出版)ほか多数。
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