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カテゴリ:大切なこと
あいかわらずバタバタしています。 風邪はいつの間にか飛んでっちゃいました。(笑) 昨日はきたがわてつさんのコンサートに行って来ました。 「愛と平和の宅急便」と自らを呼ぶきたがわさん、 彼の訴えるメッセージはストレートに心に届きます。 代表曲の「日本国憲法前文」という歌、聞いたことがありますか? 憲法の言葉をそのままメロディ-にのせたものなんだけど、 あらためてじっくりその言葉を聞くと感動してしまいます。 きたがわさんご本人が「憲法の前文はラブソング」とおっしゃるように、 本当に人類への愛があふれていると思うんですね。 日本国の憲法でありながら日本だけでなく、 全世界の人々への愛と平和のメッセージになっているのね。 素晴らしい言葉だと思うんですよ、私はね。 ★★きたがわてつ ★★平和への願いを音楽にのせて きたがわてつさん(歌手) ★★「憲法の前文はラブソング」 ★★逐条点検 日本国憲法(前文) 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、 われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、 わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、 政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、 ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、 その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、 その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、 この憲法はかかる原理に基くものである。 われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。 日本国民は、恒久の平和を念願し、 人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、 われらの安全と生存を保持しようと決意した。 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を 地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、 名誉ある地位を占めたいと思ふ。 われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、 平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 われらは、いづれの国家も、 自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、 政治道徳の法則は、普遍的なものであり、 この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、 他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、 全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。 きたがわさんの歌に「私を褒めてください」という歌があります。 これはジェームス三木さんによる演劇 「真珠の首飾り」の中のセリフ↓を元に三木さんが作詞したもので、 憲法の「あとがき」といえるものと言っていました。 「みなさん、私が憲法だったら、こう言いたい。 みなさんは50年以上経った今、 私の事を『押しつけ憲法』と言って追いやろうとしています。 でも、みなさん。50年間日本という国は戦争を一度も起こしていません。 50年経った今でも、私は立派にまだ仕事をすることができます。 だから、みなさん。世界で一番素晴らしい私を捨てないで下さい。 世界で一番素晴らしい憲法を『押しつけ』とは呼ばないで下さい」 一部でさかんに言われているような、 外国からの押しつけ憲法という一面だけで憲法をみるのではなく、 当時、この憲法の草案に関わった人の思い、 日本国憲法にこそ人類の理想をこめたいというその思いを きちんと受け止めたいと思います。 その理想を私たちが生かしていくことこそが、 日本国憲法を真に日本人のものとすることなんじゃないのかな、 なんて思うのですね。 ★★真珠の首飾り ★★日本国憲法の誕生 その他、気になる情報いろいろ。 ★★「週刊金曜日」 /暴走する国会 (kitanoのアレ) ★★公安化するニッポン (kitanoのアレ) ★★行けるものなら行って見ろ (メディアを創る・天木直人) ★★やはり靖国へ。 (izumatsu先輩の日記) 今だからもう一度みたい。 コスタリカの姿に平和のあり方を考えちゃう。 ★★「南米の奇跡・コスタリカにわれわれは何を見るか」 ゲスト:伊藤千尋氏(朝日新聞記者) マル激・トーク・オン・デマンド(第231回 [2005年8月19日] ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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