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N11


【2014大阪マラソン参戦記】

朝起きたときから身体が重く、リタイヤが頭をよぎったが、シャワーを浴びて何とか気力を振り
絞り、会場に向かった。
走り出してからも、5kも経たないうちに脚が重くなり、何だか呼吸と心拍が合わないような、
妙な不調感が増してきて、ハーフまでは何度も「もう止めよう」という気が頭をもたげてきた。
こんなことは、61回目のフルで初めてだ。
それでも、大阪在住の同僚が見に来てくれたし、沿道の応援も熱いし、抽選に外れた人も多い
だろうということで、ハーフ過ぎからは少し体調も緩和してきたので、騙し騙し走って歩いて、
ワースト記録を1時間以上も更新して何とか完走を果たした。
で、仮装はというと、今回は「細貝じいさん」に挑戦した。やはり今流行のコンビなので、沿道
からは「いいじゃないの~」や「だめよ~だめだめ」の声援をたくさん受け、また「キモ~」と
いう最高の褒め言葉まで頂け、出来具合が若干心配だったがまあよかった。
ただ、かつらが少し長すぎたせいか、1割ぐらい「金八先生」に間違われ、「暮れ~なず~む街
の~」の大合唱が起こったときは、少なからず脱力した。
また、気温が予想以上に高く、長ズボンと長シャツとジャケットは暑くて、かと言って顔メイク
のため水も被れず、往生した。
【反省点】
・至れり尽くせりの大会に慣れ切っているため、エイドの水不足が頭から抜けていた。
・帰りのバスは、出発地点から乗るべきだった(途中の停留所では満席で乗れなかった)。
・かつらの毛は、やはり切るべきだった。
ということで、今回不調だったからという訳ではないけれど、大阪はもういいかなと少し思って
いる次第である。


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