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いろんなダンスの後で、むかで踊りに夢中なみんな！

バンドのメンバーがSpeißbüttbass（バケツにほうきの柄を刺して、

それに弦を張った楽器？）のほうきの柄を持ってるんですが、

見えますか？


スペインのパーティーのように子供は参加してませんから、

年寄り達にはちょいとたいへんです。

でも、この踊りで親密になることも事実、むかで踊りをしないと

仲良くなれないのも困りますけど。

笑いの少ないドイツ人の顔に笑顔が生まれるのは、すばらしい！









踊りながらにほうきの柄の下をくぐる、しかし、ほうきの柄はだんだん低くなるんです。


ひえ～ぇ～！！　(*^^)




今までのパーティの料理関係で面白かったのは、

カレーパーティにした時の出来事でした。


フーがまだ生きていた時、彼は、

料理が好きだったので、前菜、タンドリチキン、サラダ、などなど、

だけをパーティ屋に注文して、

メインのカレーライスだけは簡単そうだから、

自分達で作ろうということになったのです。



ドイツには、日本のようにカレルーなんて売ってはいません。

そこで、フーは、大鍋を用意、インド食品店に行き、

何十種類のスパイスを買い揃えたんです。



アンダルシア、Andaluciaのtorres8はインドカレーの料理本を参考にして、

スパイスの分量をカリキュレイターで計算しはじめました。



本には、普通、６人前の材料がでてるので、これを、

７５人前（お代わりのことも顧慮して）に計算しなおすわけです。



・・・・・・

『え～っと、次、タマリック、２７５グラム』　アンダルシア、Andaluciaのtorres8


『何？　２７５グラム？　・・・・・わかった』　老眼鏡をかけなおしながら、

フーは神妙にタマリックを、量っていた。


『そいか～ら、次、チリーパウダー、７９グラ～ム』　アンダルシア、Andaluciaのtorres8

『・・・・・・・Scheiß !（ｸｿ！）・・・』　フー


『フー！、何してるの？次は、まだ、計算してないよ！』　あわてふためく

アンダルシア、Andaluciaのtorres8

・・・・・・



フーは、私の方に片目をつぶって見せました。





見ると、フーは、買ってきて、

キッチンの机の上に用意してあった、塩以外の全てのスパイスの袋や

紙箱容器のふたを開けて、スパイスの中身全部を、

少しも残さず、大鍋にあけてしまったのです。

結果、

塩だけ最後に味見しながら、入れたので、結果、摂取可能（？）の味でした。

でも、エラ～ク、辛かった。　(´□｀;)



アンダルシア、Andaluciaのtorres8は、その晩、手もとから、

ヨーグルトを離しませんでした。

舌がひりひりでした！



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