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500羅漢の微笑み(境界線とメディア)

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■『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪パーフェクトBOOK』水木しげる監修 2007年発行
本棚:子どもコーナー38

 7月6日~16日にかけて、谷中5丁目の香隣舎で、『谷中五重塔再建祈念 展覧会』が開かれ、郷土史家の加藤勝丕さんが五重塔焼失写真と、天王寺所在の閻魔説法碑の図解と説明をされた。谷中霊園に隣り合わせた場所だけに閻魔説法の音楽も説得力があった。東の加藤勝丕さんが谷中で閻魔ときたら、西の花田春兆さんが麻布、天邪鬼である。どちらも車イス生活であるが、みんなをいい意味で巻き込む。
花田さんに至っては、「ぼくは妖怪度5だからねえ」と笑う、介護するほうも笑いをこらえる。それで本人がまた笑う。天邪鬼は人の心の読める妖怪だ。
  前置きはこの位で、この妖怪ファイルには名前の由来、生息地、出没時間、ブキミ度、凶暴度、迷惑度、ひょうきん度がつく。
雲外鏡は夜になると自分の姿を映し出して、動き始めるらしい。百年を超えた鏡は雲外鏡かも。
  ある住職が譲り受けた釜。湯を沸かして釜が鳴った翌日は決まって雨。天気を占えるらしい。よし、谷中は「ご自由にお取り下さい」が日常的。お寺の前に釜、「ご自由に」とあったら、さて。
  天井にも天井下がりがいる。子どもの頃、熱で寝込むと天井の模様を見るのが唯一の楽しみだった。将棋のマス目のようにも見えた(昔の天井ね)。天井下がりさん、将棋するなら、三崎坂上の将棋道場でやってね(今はもう道場もなく寂しい)
  最後は、ぬらりひょん。人が一番忙しい時間を狙ってくるので、誰かと問いただす暇もなく、気づくと居なくなっている。姿も、ふつうの老人のようでもあり、妖怪だと気づかないらしいが、妖怪の総大将だと言われる超大物だそうだ。谷中にも大物は居るだろうか。

(670字)





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最終更新日  2011年08月09日 18時13分08秒


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■【37】『サザエさん一家の公的保険 』梅本達司
■【36】『科学と神秘のあいだ 』 菊池誠
■【35】『たすけ鬼』 細越健一
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■【33】『血液6000キロの旅-ワンダーランドとしての人体』坂井建雄

【32】『経理のおしごと手帖』小泉禎久

■【31】『まちの図書館でしらべる』「まちの図書館でしらべる」編集委員会 編
■【30】『「熈(き)代勝覧」の日本橋-活気にあふれた江戸の町』小澤弘、小林忠
■【29】『底抜けブラックバス大騒動』池田清彦
■【28】『もっと分解マニア!』三推社出版部編 編
■【27】『たまらねぇ場所築地魚河岸』生田與克
■【26】『猫の客』平出隆
■【25】『自然界をゆるがす「臨界点」の謎-宇宙・生命・物質のすがたはこうして一変する』矢沢 潔 ほか
■【24】『盲ろう者への通訳・介助-「光」と「音」を伝えるための方法と技術』全国盲ろう者協会 編著
■【23】『戦後改革と地域住民組織-占領下の都市町内会』吉原直樹
■【22】『黒板の思想』堀内 守
■【21】『澤の屋は外国人宿』澤功
■【20】『日本のPL法を考える-市民と科学の目で見た製造物責任法』杉本泰治
■【19】『伊東忠太動物園』藤森照信 編・文、増田彰久 写真、伊東忠太 絵・文
■【18】『リカちゃん生まれます』小島康宏
■【17】『夢、一直線』吉村作治
■【16】『禁じられた江戸風俗』塩見鮮一郎
■【15】『改定 国民の財産 消防団』後藤一蔵
■【14】『子どもに本を買ってあげる前に読む本-現代子どもの本事情』赤木かん子
■【13】『ロープとひも結び百科』富田光紀 監修
■【12】『じょうぶな子にな~れ』子どものむし歯予防研究会
■【11】『ストリートの思想-転換期としての1990年代』毛利嘉孝
■【10】『震災日誌』染川藍泉
■【09】『街場のメディア論』内田樹
■【08】『新交通システム建設物語』「新交通システム建設物語」執筆委員会
■【07】『金四郎三代記-谷中人物叢話』浅尾丁策
■【06】『布のちから』田中優子
■【05】『「退化」の進化学』犬塚則久
■【04】『珈琲事典』新星出版社編
■【03】『橋をかける-川と水のくらし』大竹三郎著
■【02】『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪パーフェクトBOOK』水木しげる監修
■【01】『地震の大常識』溝上恵

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