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このチャート、CDSの推移は興味深い、
草野さんのエコノミスト記事によれば、
以前、米国株について (04/20)で、
その彼が、昨日、疎開の準備 (05/07)で、
[投資]カテゴリの最新記事
久々のNY大崩ですね。先週までは「離陸?」かなと思っていましたが、やはり市場は正常な見方に戻ってきたんでしょうか。GSは昨日「日本株の上限は限定的」とコメントを出していました。所で、元GSの伝説のディーラさんはユニークな方です。(2008年05月08日 06時36分43秒)
HFは、GM危機が喉元すぎて熱さを忘れるころ、デフォルト率の安定的低下したCDSに参入してきた。1.0
~1.5%のdefault 想定が続くと信じていたのか、ぶれることがないとい想定で。プレミアムは薄利となっていったが、レバをかければそれでも儲かる。 エコノミスト誌というのは、古い投資市場業界情報を掲載している。今年1~2月ころに、盛んに言われていたこと。市場語録の追認版というところか。 記事は編集部の関心の質を表わす。彼らが市場の難しいと感じる分析であれば、雑誌の読者層も自分らより理解できない読者だからと、関心がないのでしょう。 だからこうしたブログがでることになる。 さておき、今年のデフォルト予想は、4.7%になると(4/23修正)。その中身についてみて見なければなりません。 http://www.cfo.com/article.cfm/9831008/c_9831067?f=home_todayinfinance S&Pは07年9月半ばに、今後15ヶ月間に$35bnのdefaultが発生すると予測。07年9月半ばまでには、たった15件、$4.5bnのdefaultしかなかったと。4.7%予測には、$35bnとは、75の財無力脆弱な企業が、12ヶ月以内にいかれると。08年は、1Qでは16件で$8.8bn、4月15日まででは20件がdefault、昨年は6件。http://www.reuters.com/article/bondsNews/idUSN2337186420080423 35÷.046=761bn 社債発行市場は、信用市場全体の信用をみるには極めて限られており、ジャンクはさらに一部名の知れた企業を対象とした数字であることがわかるでしょう。distressed ratioは、現在22%の$146bnにすぎない。(2008年05月08日 08時13分55秒)
CDSを見るとき、どういう企業がreferenceになるかということ。
私の経験上、買収ファンドは、名前のない企業などに興味がないので、名前があれば、再生メリットがでると考える。HFも似たようなところがある。BBB社債では、有名企業ばかりで条件が合う。distressedは、それほど数年前と状況は変らないが、かつての雄姿で今falling angelsが居並ぶ。すなわち多くがCDS対象になっているだろう。 AmeriCredit, ACE Cash, Ford Motor Credit, GMAC, Residential Mortgage, Triad それにLBOで過剰負債を負った会社、住宅建築不況で、REITもここに参加される。 AmeriCreditの証券化は、どこぞ大手のモノラインで保証つきばかりを出している貸金業社。 http://www.forbes.com/markets/2008/04/25/distressed-junk-bonds-markets-bonds-cx_pm_0425markets38.html?feed=rss_markets LBOの失敗、借換したり、満期を延長できたところで、調達コストは増加し、景気低迷が影響で、名の知れた企業が群れる。彼らがCDSの食い物になっていく。 01-02年の信用危機では、$250bnの社債がデフォルトした。今回は、それを上回る規模になることは明白だ。 (2008年05月08日 08時15分00秒)
有名企業であればCDSとしては、市場が厚いのでHFにとってはありがたい。
昨年9月以降、CDSの値が跳んでいる。金融機関は、100bp以内が、大手でさえ200bp台半ばは当たり前で、リーマンは3月400bpを越えていた。モノラインは、500~600bpで、すでに1年内破綻を予測される水準。実際に倒産する直前には900~1000bpになる。BSCは600bpをうろついていた。 プレミアムが倍以上になっているということは、清算したらどれだけの損(追加の払いの現在価値化か)がでるか。HF業界が、それだけの損失を抱えていることになる。 GMの部品メーカーDelphiの破綻で、CDSは、当初実際の負債の30倍と見られていたが、50倍だったという。社債は、30セント近辺で売買されたか。現金決済で、net defaultがいくらと想定して清算されたか記憶がないが、recoveryを60%として、40%を保証金で払うとして、仮に債務が5000億円だとしても50倍だと、25兆x40%=10兆円の規模になる。それがunhedgedでも、レバだから儲けられないだけ。ただ実際のrecoveryが30%で、しかも予定よりも期間がかかり、2年回収だったら、保険で補填を受けられるのが4割だけなら、CDSを払っても30%は貸倒となる。recoveryは信用が悪くなれば、小さくなる。 倒産しないで、falling angel続けてくれれば、損は実現しないが、現実に倒産が発生すると... 35bn x 30倍x40%=$420bn HF規模が1.5兆ドルとしたら、資産額の30%ほどが跳んでいく。 (2008年05月08日 08時16分03秒)
CDSやderivativesは市場が、日経プット売り内蔵のノックインなどにみられるように、ボラが安定すればいいけれど、はねだしたら、急なことで、そのとき同時に値段が跳ぶので、すぐに倍。反対売買する機会もなくなってしまう。CDSプレミアムが倍以上になったら、損きりできますか。たとえば、金融機関をreferenceにするCDSが$10兆Sがあるとして、平均が100bpが200bpになったとしたら。$100bnの損ですか。
今市場は、倒産リスクに比べて、割安すぎて、リスクのとりても、ボラが高すぎる時期と判断して、買い手もいない。しかしHFは、ボラが低い時期に、リスクをとってしまった。 shadow banking systemと呼ばれる業界で、どういう状況なのか、開示がないから分からない。 HFは、大手企業で大手であるからこそつぶせない、破綻処理しないと考える企業をターゲットにしてCDSを売る。それがDelphiで失敗。Bearでは破綻せず、成功。CFCは、相当CDSになっているから、その影響も大きいだろう。Citi、BAC, ワコビアなど大きすぎてつぶせない。ましてやFNMAなんて。 今後、HFの好きそうな堕ちたangelの破綻が続くとき、悪夢が現実になるが、それがどの程度、銀行証券に影響を与えるか、counterparty risk開示がないから、見えてこない。分析ができない。(2008年05月08日 08時47分44秒)
tt555さん、本当に凄い。まさに地獄目!!
よくまぁ、探してくるもんだ。感嘆を通り越して、不思議。 念のため、草野さんの言う「2000年のITバブル崩壊後4%にまで高まっていたデフオルト率」は、global all corporateのもの。 本文中のグラフは、US specurative-grade corporateのもの。 それにしても、S&P社も発表していたとは知らなかった。当たり前だが、Moody's社のものと全く同じだ。(非公開になるまでの2002年8月までのデータは手元にある。)(2008年05月08日 10時14分17秒)
皆さん、ドーモ、
(今、起きました!?) 石垣さん 昨日のNY、FRBのオペは272億ドルに及びましたがあの下落でした、 今回の下落が本物なら、 DJ、Nasdaq、そしてNKは昨日の「かぶせ」で、各々天井サインが出たことになりますね、 今後が着目です、 ところであの元GSディーラーさん、田舎疎開を本当に実行し始めたと、 気になるところです、 吉行誠さん いつもながら詳細の解説をありがとうございます、 infobunchさん >まさに地獄目!!よくまぁ、探してくるもんだ。 +このチャート自体は昨日、吉行さんからの紹介です、 地獄目は持ち合わせがないようで、 (2008年05月08日 11時21分52秒)
CDSのことを調べていてここに辿り着きました。質問させて下さい。
HFはCDS市場で価格が低いときにオプション(?と言っていいのですか?)を売り出して、今ボラと価格が跳ね上がっているわけですよね。 HFは証拠金を入れているはずですが、当初の金では足りず追加担保を入れるか損切り清算するかという事態になって、損切りの場合は、CDSの対象となる債券(CDOなど、特にハイリスクのエクイティというやつ?)は、結局最初に売り出した金融機関がリスクを取らなければならないってことでしょうか? どこかで金融機関のレベル3資産が増えているという記事を読んだのですが、上記のような事情でHFから戻ってきている、今後も戻って来るということなのでしょうか? まだ勉強し始めで質問自体が間違っているかも知れませんが、よろしくお願いします。(2008年05月08日 13時02分13秒)
KUさん
文面から、 おそらくHFのCDS取引と、ファンド投資/短期トレードを一緒にしているのでは、 性格が違いますので、一度、一昨日の http://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/200805050000/#comment のコメント欄を眺めて見てください、 最後の方にまとめてあります、 (2008年05月08日 14時49分52秒)
CDSで対象企業が破産したケースはまだ限られているのでは?
社債デフォルトにならないような企業を売っているので、損失は実現していない。 Bearにしても、CFCも救いがあって。 モノラインは、倒産しないで持ちこたえていますし。 しかしもし社債がデフォルトすれば、シンセCDOに組み込んだリスクが現実になる。 CDOストラクチャーによるでしょうけど、unhedgedになれば、相手が消えた銀行が、損失をかぶることになるでしょう。結果、CDOはliquidation eventsですか。 しかしその前にcollateral callを受けてしまえば、追加することもできずに、破綻するほかないでしょう。したがってその前に、CDSが倍になっていても、追加マージン払いができないのであれば、反対売買して、ネッティグして、スクエアにするでしょう。損きりルールなんて、信用のボラの氾濫の前では、機能不全ではないでしょうか。ボラがはねたら、そのとき、誰もそんな安いプレミアムで保険リスクをとらないでしょうから。市場が成立しない。 まだrecovery率は、格付け別に異なるけれど、CDSでの決済の想定と現実の貸倒回収率が違うので、リスクをとるとき、業態ごとにそれも考慮する必要が生じる。その裁定も出てくる。 CDOなどで特に、Sr.AAA=6割、jrAAA=35%、AA=5%、single-A以下ゼロですから。 レベル3の増加の原因には、オフバランスSIVの組み入れもありうるでしょう。限られますがCPでファンディングをしているCDOについても、liquidityを振っているCDOもオンにしたのかもしれまえん。容易に処分できるわけではなければ。(2008年05月08日 15時49分59秒)
吉行誠さん、tt555さん、回答ありがとうございます。吉行さんの方は、まだ勉強不足なので、用語から調べて出直します。
>おそらくHFのCDS取引と、ファンド投資/短期トレードを一緒にしているのでは、 HFが当初売り出したプロテクションは、プレミアム(○○bps)が跳ね上がった今では、誰も売り手がいないから買い戻しが難しい。この流動性の問題以外は、単なる株価指数のオプション売りとほとんど同じなのではないのですか?追加担保か反対売買ですよね。それプラスして、対象企業の破綻があれば、債務保証を求められるってことですよね? (2008年05月08日 16時23分15秒)
merrillは、12月、モノライン保険のACA CapitalからシンセCDOヘッジした$3.1bnを損失認識した。ACAは12月にシングルAからジャンクに格下げされ、追加担保を求められたが、応じられず、1/20まで債権者から猶予され、資本調達できず、さらに一月間延期してもらった。背景は、金融ビジネス本年2月1日号、吉行誠記事に譲る。
なお追加記事をだそうとしたけど、編集部で没なので、書いていません。 ということで、会社が清算されて、金融機関がリスクをとることになる。シンセCDOのヘッジでは、モノライン大手がかなりプロテクションを売っているが、AAA、AA格付けなので、ご安心下さい。AA以上では、マージンいりませんし。CDS保証では保険規制は適用されず、野放しで資本もいりません。保険はMTM会計する必要がなく、格付けがBBB以下にならないと、MTMに追われることはなく、追証は発生しませんから、 だから安心なのです。不安な金融機関は、損失認識することでしょうけど、AA格付けでは不要でしょう。格付けゲームですから。モノラインのCDO保証額は、金ビに入れてあるが、12月末時点。その後は、やはり没になり、掲載されていません。編集部が理解できないものは掲載しない方針でしょうから。 HFがcounterpartyのとき、金融機関は一般的に、マージン損益は現金かGSE証券など絶対安全なAAA証券でdailyでMTMします。haircutと同じです。マージン維持できなければ、担保は損失に充当。ACAでは、追加担保されなかったとき、支払い猶予して、誰もポジションをてじまわなかったわけです。全員一致だったか?金ビ読まれよ。担保維持額モデルは、ヒストリカル・ボラと相関を使うから、リスクを過小評価してしまうリスクが表面化する。 CDXも原理は同じ。 宣伝ですいませんでした。そういう記事の掲載を要望されるなら、エコノミストや東洋経済、ダイヤに要望のはがきやファックスされたら考えるでしょう。(2008年05月08日 16時29分15秒)
の再質問と自らの答えを読まずに、返答してしまいました。
誤解されている部分-- HFが債務超過のとき、ACA Capitalのように、社債破綻しても払えませんから、破産申請して、清算されますので、メリルのように、unhedgedになり、損金を認識するほかありません。 社債は、デフォルト後の回収価値を予測して取引されるが、実際にいくら回収できるかは、破綻して、破産手続きにおかれないと不透明。格付機関は、担保付ローン、担保付上級社債、無担保ローン、無担保社債、CDOなど、格付け別のリカバリー率基準値を、証券化の新補完算出のために発表し、使っている。 たとえば、社債価格が元本の60%のとき、プロトコルの結果、市場で回収可能な金額を見積もり、現金決済の価格を60%と決めたら、CDS保証は30%補填しかくれない。 しかし10%しか回収できない格付推計がでていることもある。現実は90%の保証がほしかったけど、決済方法がそうではない。 ところで、ACAは、またいやみ宣伝マンですまないが、金ビ記事によれば、州の保険監督局の監督下の保全命令に置かれ、銀行同様に、一般の破産法適用できない企業なので、CDS保険がどう処理されるかは? 記事は書いても没なので書かない。(2008年05月08日 16時48分25秒)
CDS市場があるか。オプション市場との違いは、オプションは売買が用意で、反対売買すれば、ポジションはスクエアされるが、CDSは、保険であるが、大雑把にいえば、credit derivativesというスワップの形式が使われで、契約による相対の取引であること。契約の様式は、ISDAの雛形が使われる。
http://www.isda.org/publications/isdacredit-deri-def-sup-comm.html 保険と同じ性質なので、事由発生までのテールが長い。当初はリスクの顕在化はないが、いつ破綻するか分からないまま、時間がすぎ、起こったときは、何年もあとになる。その間に、再保険、再々保険がかけられるように、次々とポジションを取った業者が反対取引をしていく。そして全部が一対一の契約に過ぎない。そうすると、連鎖がどこで途切れるか分からない。 実際に、Bearのような大物が契約上、信用事由にかかってデフォルトになれば、どこかのHFで保険履行ができなくなる恐れが高い。それでゲーム・オーバー。モノラインはそこでストップするが、HFはどのようにポジションが解消されているか、見えない。モノラインはCDSが保険規制の対象でないし、CDSはMTM時価評価不要が財務の健全性に疑念が向けられる。保証するAAA格付けのCDOは60%まで下落。その分の資本をどうするのか。 影の銀行システムの怖いところ。しかし誰がどこでどうヘッジでがっているか、誰にも分からない。そこで、誰もが疑心暗鬼になり、取引をできなくなってしまった。clearing houseがないことが決済リスクを像出させ、不安を煽る。Morgan Guarantyのころから最上級格付を維持したJPMorganが、derivativesのポジションの胴元的ハブ機関になる理由がそこにある。(2008年05月09日 08時03分34秒)
関雄太氏は金融ビジネス2008 springで、Bear破綻の原因について、さまざまあげられている。後にBSCの社長は、急にcash shortになって、破産申請しか、現金流出を止める方法はなかったと語っていた。なぜFEDと業界は、Bearを放置し、破産申請を認めなかったのか。いくら規模が大きいとはいえ、liquidity不足であっても、どれだけの債務超過になったかは、清算処分してみないことには分からないが、証券会社である以上、レベル2、3はさておき、それ以外はMTMされており、毀損は限られる。評価できない資産にしたところで、債権者がリスクを取れないほどの量というのか。同氏は、理由にカウンターパーティリスクをあげるが、too interconnectedと説明するにとどまり、何を意味しているのか分からない。市場取引経験のない分析家のためか、BS上、証券担保金融の規模が大きいと説くが、それがモーゲージ業務の本質であり、MTMされてリスクはむしろ制限される。
「破綻の深層」というタイトルだから、破産させなかった原因を分析しているわけではないのだろう。 CDSは、2月ころから、FEDと英FSAが、ISDAを含め金融業界にもっとクリアな決済方法を導入するように求めていた。これまでCDS対象企業の破綻は小額な7~8件だけだった。大手企業の倒産事例はなく、もし現実に起これば、プロトコル決済が機能するかなどテストされていなかった、というより、実際に起こったら、決済は困難だった。そこにBear破綻が起こる。さらに今年5%のデフォルトが予想される。欧州大手の銀行界は、ISDA方式では処理不能と判断し、4月になって、決済機構の設立に動き始めた。(2008年05月09日 17時29分07秒)
Bearを倒産させたら、連鎖する各契約を一件一件、永遠に解きほぐして行くほかなかった。しかも取引ごとに、相対だけに決済方法も、補填額も異なる。破産して、保険を履行しようなんてことは不能な商品だった。それにBearのCDOも処理されるとなれば、見えない影の銀行システムHFが表に出てくる。ほら、皆ケイマン籍だし。
Bearのderivativesで$1兆。市場取引から相対取引に進化した金融革新で、機能不全に陥り、胴元がパンクする前に、JPMに責任が降ってきたということろか。 Bear破産で決済処理不能なCDSについては、「CDS sector weighs logistical challenges of bank backlash」 http://search.ft.com/ftArticle?queryText=CDS&y=5&aje=true&x=14&id=080220000342&ct=0 CDS決済機関設立の動きについては、 http://www.ft.com/cms/s/fef6665e-0ca5-11dd-86df-0000779fd2ac,Authorised=false.html?_i_location=http%3A%2F%2Fwww.ft.com%2Fcms%2Fs%2F0%2Ffef6665e-0ca5-11dd-86df-0000779fd2ac.html&_i_referer=http%3A%2F%2Fsearch.ft.com%2Fsearch%3FqueryText%3DCDS%26aje%3Dtrue%26dse%3D%26dsz%3D%26x%3D14%26y%3D5 http://search.ft.com/ftArticle?queryText=CDS&y=5&aje=true&x=14&id=080220000369&ct=0(2008年05月09日 17時30分16秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |