フムフム、
「消費税増税」は呪いの呪文
増税しても財政再建など100%不可能。
増税による経済衰退で財政はさらに悪化し、
社会保障は破綻する。
にもかかわらず、
繰り返し唱えられ続ける、まさに呪いの「呪文」。
しかも、大新聞もそろって呪文の大合唱である。
およそ日本全体が、
増税教の黒ミサに覆われているかのようだ。
実に不気味だ。
消費税の呪い
2012.03.19 Monday
『消費税一%分は二兆五千億円です。
十二兆六千億円ということは、消費税五%ということです。
消費税五%分の私たちの税金に、
天下り法人がぶら下がっている。
シロアリがたかっているんです。
それなのに、シロアリを退治しないで、
今度は消費税引き上げるんですか?
消費税の税収が二十兆円になるなら、
また、シロアリがたかるかもしれません。
シロアリを退治して、
天下り法人をなくして、天下りをなくす。
そこから始めなければ、
消費税を引き上げる話はおかしいんです!!』
なんとこれは、
首相就任前の野田佳彦の街頭での演説である。
ユー・チューブで、ブラックユーモアとして配信されているので、
見ていただきたい。
野田総理:マニフェストに書いてあることは命懸けで実行
「消費税の呪い」というのは、
故小室直樹氏が言われた言葉だが、いい得て妙である。
消費税は税金を集めるシステムとしては、
最強のものだから、官僚は大好きである。
巨額の消費税は政府に集まってくるので、
それを分配するという仕事が待っている。
そこに利権が発生するので、
大きな政府を作ると、ろくなことがないのだ。
特別会計を作って、そこに予算を与えると、
シロアリがやってきて、
なおかつ天下りの巣になってしまうのだ。
こういうことを今まで繰り返してきたので、
民主党政権になったら、
それを覆すことができるのではないかと思ったが、
野田首相をはじめとして、
権力を握ったら、みな翻ってしまった。
増額税収がまともに使われるなど、
あまり期待しないほうが良いな、
実態は、と言えば、
消費税増税-->政府へ-->分配作業-->利権発生
-->シロアリ集合-->天下りの巣の拡大
明瞭、且つ納得のフロー、
で、シロアリ退治を掲げた野田さん、
首相就任後、
待っていたのは、
消費税の呪いならぬ、
シロアリの呪い!?