すっかりはまっているフォアッフット(つま先着地)、
しかし、順調に来たわけではない、
最初のトラブルは、
自分で、足首を下げて、つま先をつけようとしたこと、
それは、こちらでも、言われている、
<ランの着地、かかとorつま先?>「フォアフット論争を決着せよ!」
金 僕の周囲の人がフォアフット走法をためらう理由の一番は、やはりケガですね。中でも、新し物好きな人がやってみてケガをした、というケースが多い。確かにフォアフット走法は足首に負担がかかるので、段階を踏んで慣れていかないと負傷するリスクはあります。
吉野 フォアフット走法では、クッション性のあるシューズに頼らず、着地の衝撃を吸収した足底とアキレス腱が戻ろうとする力を利用できます。人間が生まれついて持っている足の機能を利用した非常に効率のいい走り方ですが、そこを理解してもらうのがなかなか難しい。
自分の場合、
意識的につま先をつくようにするのを止めたのはつい最近、
ーー>フォアフットの要(かなめ)は前倒し、本日開眼
体を前傾させた時、自然に、つま先着地になる、
と気付くのに、2週間かかった、
とにかく、
吉野 そもそも、シューズのクッションが体を守ってくれる、というデータは実はどこにもないんです。人間は生まれた時はみんな扁平足で、裸足で歩くから土踏まずが発達する。でも衝撃吸収を シューズに頼ることで、生まれ持っている足の機能が退化してしまう。要はシューズに保護されすぎているんです。
例え、厚底のシューズに守られても、
かかと着地は、確実に、ひざ、股関節を直撃しているのは、
今回、体験的にわかったわけで、
何とか、かかと着地から脱したい気持ちは、
ますます強くなっている、
が、生活習慣を変えるというのは、
勇気もいるが、忍耐と、多少のコツもいる、
さて、ドーするか、
で、ヒントになるべく、浮かんできたのが、
2足歩行型恐竜、
その骨格からも、
強力なバネ構造を有する、
頑強な足(底)の造りが見て取れる、
2足歩行タイプの恐竜は、基本、前かがみ、
これだけ前かがみでも、
尾っぽがあるせいで、バランスがよい、
(直立はありえない、)
いかんせん、自分的には、今まで、
こんな感じの着地をしていたわけで、
ここから、習慣を変えるのはナカナカの作業だが、
上の2足歩行恐竜の絵を見ながら、対策を考えた、
1)直立を止めてみる、その昔、 あこがれたのは、
中国拳法の達人、姿勢抜群の王向斉だったが、 姿勢には、もはやこだわらず、
2)腰(股関節)とひざクッションを利かせる、
臨戦態勢では、これは必須、
ここから、即、体の前傾も可能になり、
前に突進できる、
(直立ではできない、)
3)かかとを浮かせておく、(ここがキーかな、)
*かかとを浮かせるには、2)のひざクッションは必須、
そもそも、人の足は、
(特にアーチ部の筋肉の付き方、)
つま先で着地が可能なようにできている、
かのように見える、
そのつま先近辺の骨格構造は、
いくつかの筋肉アーチに守られ、
蝶番(ちょうつがい)を連想させる、
足首に近い所で、骨が多層になっているのは、
(つま先の荷重を考えて、)
踵が浮いてもいいようにと言うことではないか、
それ故、常時、
つま先に負荷をかけておくのは、
特に問題はないと思われ、
逆に、これらの機能は、使わないと、
死んでしまうリスクの方が大きいのではないか、
と思われる、
Born to Runで、
「人間の足は人体の骨の1/4で構成される精妙な体重支持装置を備えた『工学の傑作にして芸術作品』」 レオナルドダヴィンチ
と言われている所以(ゆえん)か、
恐竜の前傾姿勢とまでは行かないまでも、
股関節、ひざ、足首(かかと浮かし)の3点バネで、
常時の、(立っている時も含め)、
フォアフットは可能になる、(と思う、)