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2005年08月08日
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毎回毎回オーストラリアの話になってきてるんですが、

その中でも今回の事件は本当に大変だった。
事の始まりは
最近書き込んでいる釣りだった。その日もいつもと変わらず、

まあ変わってるといったらその日が満月っていうぐらいのことだった。

ケアンズではバラマンディーっていうものすごいデカイ魚が釣れるのですが
その日は満月ということもあって、満潮時(確か夜10時ぐらい)には
4、50人は釣りに来ていた。

メンバーはオレと彼女と韓国人のスコット
(なぜか韓国人はイングリッシュネームを使っている)の三人で釣りをしていた。
韓国人スコットはオレよりもオーストラリア生活が長く、三日後にはビザが
切れるという状態だった。スコットは釣り好きで、韓国にいる友人に
「ぜったいバラマンディーを釣ってくる」
と約束してきたらしく本当に張り切っていた。
釣り始めて一時間ぐらいしたとき、向こうからオージーの兄ちゃんが
約1m30cmぐらいのバラマンディーを引きずりながら向かってきた。
初めて見る姿にみんなビックリしていた。
そんな中スコットはすかさずオレにカメラを持たせ、兄ちゃんにバラマンディーを借りて、まるで自分が釣ったかのような顔で誇らしげに写真に写っていた。
これで胸を張って韓国に帰れると言っていた。詐欺だ

さあ、問題はこの後である。人もまばらになった頃オレとスコットは最後に
自分達も何とか大物を釣ろうとマリーナの先端に移動した。

新品のルアーを付け、まずスコットが投げた。
続いてオレが とりゃぁああああああああああああああああああああああ!

ガツ!!

「あれ? オレのルアー何処行った?」
後ろを見ると、ぬうぁ な、なんと彼女がしゃがみこんでいるではないか!

一瞬のうちにオレとスコットはすべてを把握した。
すかさず駆け寄るとやはり釣ってしまっていた、「彼女のあ、頭」

ルアーは頭に突き刺さり、耳に突き刺さり、目の前真っ暗。
しかもルアーにはかえしってのがあり、抜くのが非常に困難。
彼女を励ましながら急いで救急病院へ。

しかし、病院は大変込んでいて結局治療が終わったのが5時間後。
その間、彼女は頭にルアーをくっつけたままだった。
彼女が一番気にしていた髪の毛を剃る事はなかったみたいだけど、
オレはこれから人生かけて彼女を守るつもりです。

後日、やくざおっさんに話したら、
「君の元から彼女が離れたらまた釣ればいい」って大笑いしてた。
オレも大笑いしていたが、彼女はマジギレしていた。

画像あったんですがあまりに痛々しいためUPしません





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Last updated  2005年08月08日 23時53分02秒
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