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2011年11月26日
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カテゴリ:社会情勢
いたるところで「すみません」。外国人が驚く日本のマナーって?

2011/8/16 <「ネタりか」今日と明日をつなぐネタのかけ橋>

普段私たちが何気なくするしぐさや言い回しでも、異なる文化背景を持つ外国人から見るとびっくりしたり、笑ったりしてしまうこともある日本のマナー。

彼らが驚く日本のマナーとはどんなものなのでしょうか。

日系企業に勤めた経験のあるドイツ人、スペイン人、イギリス人、フランス人に話をききました。


■お辞儀を一日100回する!?

私たち日本人にとっては体に染み付いているお辞儀でも、

「軽い礼を一日に100回くらいするのには驚いた」とアダン(スペイン人 30歳/自動車メーカー勤務)、「頭だけペコっと下げるもの、ちょっと体を曲げるもの、90度くらいまで頭を下げるものなど、種類が多すぎて、いつ何をしていいのか分からない」と言うヨセフ(ドイツ人 31歳以上/印刷機械メーカー勤務)の意見など、外国人にとってお辞儀は至難の業のよう。

また、みなが口をそろえて言うのは「仕事上では特に奇妙な法則がある」ということ。

ドイツ人のアンドレ(29歳/自動車メーカー勤務)は、

「入社後すぐにあった研修で、まずさせられたのが名刺交換とお辞儀の練習。本当に驚いた! ドイツでも研修はあるけれど、こんな練習は絶対にしないよ。それに名刺は日本のように両手で受け取って……などというルールはないし、会ってすぐに内ポケットから名刺をサッと出す姿がおかしくて」と笑います。

「名刺はマスターしたけれど、お辞儀は本当に難しい。一生懸命お辞儀していても、いつも同僚に『頭はしっかりさげないと』言われてね。

なんでちゃんとお辞儀しているのにいつまでもこんなことを言われるのだろうと思っていたけれど、ある日事務の女の子に

『礼しているときに、いちいち人の目を見ないでください』

と言われて、やっと分かったんだ。

つまり、日本人はあまり目を見て話さないけど、外国では目を見て話すのがマナー。僕はお辞儀をするときも、つい相手の目を見てしまうわけ。すると、頭だけがちょっと上を向くだろう。それで、『頭を下げろ』と言われていたんだよねえ」

なるほど。背の高いアンドレがへっぴり腰になってお辞儀をしている姿が目に浮かび、なんだかほほ笑ましくもあります。

■エレベーターが閉まるまで頭を下げたまま

またフランス人のブリュノ(38歳/商社勤務)は、

「何秒間頭を下げていればいいのか、ルールを教えてくれ!」

と言います。

というのは、ブリュノが訪問先で会議が終わり、帰ろうとしたときのこと。

「エレベーターに乗ると、『本日はありがとうございました』と言いながら相手の人が礼をしてくれたんだ。もちろん僕もしたけれど、相手は頭を下げ続けている。

急いでいたから、『ありがとうございます。さようなら』と言っても、まだ頭を上げる気配がない。

このまま去るわけにもいかないから、エレベータの『開』ボタンを押し続けていたら、日本人の同僚がみけんにしわを寄せて『ドアが閉まるまでずっと頭を下げているのが日本のマナーだよ』とボソッと教えてくれた。あわててドアを閉めたよ」

ドアが完全に閉まりきる1センチほどのすきまからもまだ礼をしている姿が見えたといい、5年たった今もその姿は目に焼きついていると言います。

■会議の前に事前に根回し

「フランスでは会議といったら、壮絶なディスカッション。思っている案や意見をバンバン出し合って、最善の策は何かと練っていく。しかし日本の企業で働いていたときは、終始静かで円滑に会議が終わったから、びっくりして。

そのうち分かったんだけれども、会議で初めて議題を持ち出すのではなく、最初に関係者に事前に話をしておいて、会議では問題なく通るようにしていたんだ。こういう根回しはフランスでは絶対にありえない」

こう話すのはフランス人のジュール(28歳/家電製品メーカー勤務)。会議のたびに一人で浮いていたとか。

■メールのCCで責任逃れ!?

またアダンは、メールのやり取りについて、こんなことに驚いたといいます。

「仕事でメールを送るときに、よくCCにいろんな人を入れていますよね。スペインをはじめ、僕が働いたことのあるEUの国だと、一つの案件について責任が誰にあるのかを明確にするのは仕事上での原則。

だからメールを出すときも自分の責任において、必ず一対一でやり取りをします。でも日本人は情報共有のためなのか、上司や同僚など複数の人にも送る。これにはびっくりしました」

■相手に同調しているのか、反対なのか!?

また、日本の文化に関連する独特の言い回しは、外国人にとってはまったく意味不明のようです。

ドイツ人のニコレ(28歳/印刷機械メーカー勤務)は、日本で企業研修をしたときのことを思い出し、

「ヨーロッパには謙遜(けんそん)するという文化がないから、生活の中でよく出てくる『謙遜(けんそん)』を理解できないことがありました。

例えば、お客さんが来るときに、いつも『つまらないものですが』といってお土産をくれるけれど、私たちの国からしてみれば、『なんでたいしたものでもないのに、わざわざあげるんだ?』と思う」と語ります。

また、ニコレと一緒に研修を受けたヨセフは、

「会議で意見を言うときに『そう言う考え方もあると思います。しかし~ではないでしょうか』と言いますが、わたしたちにはその言い方がとても変に聞こえるんです。なんで相手に同調しているのに、反対の意見を言ってるんだ?とね」

イギリス人のハナ(28歳/化粧品メーカー勤務)は、

「日本人が英語を話すとすぐに『I'm sorry』と言います。でも、私たちにとっては、一体なんで謝られているのかが全く分からない。

でも日本に行ったとき、町中いたるところで『すみません』という言葉を耳にし、あ、これか!と納得しました」

このように言われてみると、私たちにとっての「日常の心配りや気づかい」は、日本独特のルールやマナーであり、外国人にはその意味合いが分かりにくくて通じないということが数多くあるようです。

また、「日本人は非常に丁寧で礼儀正しく、ルールをきちんと守る。渋谷のスクランブル交差点でも、クラクションも鳴らずに車と人が行き交っているのは逆に奇妙なくらい」(ニコレ、ヨセフ)、「これだけの大都市なのに、道にゴミが落ちていない。タバコを吸うにもきちんとルールが守られている。こんなにきちんとルールを守る国民を見たことがない」(ブリュノ)という意見もありました。

外国人の目にそのように映るわれわれの長所は、これからも日本人の国民性として受け継いでいきたいですね。

(蘭 景×ユンブル)





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最終更新日  2011年11月26日 20時25分47秒



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